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N2単語帳

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N2 法廷 ほうてい
裁判が行われる場所。「法廷に立つ」「法廷で証言する」「法廷闘争」のように使う。被告・原告・裁判官・弁護士などが集まり、法的審理を行う公的な場を指す硬い語。報道・法律文書・小説などで頻出し、「裁判所」が建物全体を指すのに対し、「法廷」は審理が行われる個別の部屋・場面を指す点で使い分けられる。
N2 暴動 ぼうどう
政治的・社会的な不満を背景に、群衆が集団で破壊や略奪などの暴力行為を起こすこと。「暴動が起きる」「暴動を鎮圧する」のように使う。個人や小集団のけんかではなく、社会秩序を脅かす規模の集団的暴力を指す硬い語。報道・歴史記述で多用される。
N2 冒頭 ぼうとう
文章・話・行事・作品などの最初の部分。「冒頭で挨拶する」「冒頭の場面」「冒頭発言」のように使う。スピーチ・書籍・映画・会議など、何らかのまとまりの始まり部分を指す硬い語。「最初」と言うより構成上の位置を意識した語で、「冒頭から/冒頭部分」のように特定の区切りとして扱う場面で用いる。
N2 褒美 ほうび
よい行いや功績をたたえて、上の立場の人から与えられる金品・物・機会のこと。「褒美を与える」「褒美に旅行に連れて行く」のように使う。歴史的には主君から家臣へ下賜される物を指したが、現代では親が子に、上司が部下にといった家庭内・職場のカジュアルな場面が中心。改まった公式文書では「報奨」「賞与」を用いる。
N2 抱負 ほうふ
心の中に抱いている、これから実現したい計画や決意。「新年の抱負」「抱負を語る」のように使う改まった語。漠然とした願望ではなく、ある程度具体性のある目標や心づもりを述べる場面で用いる。年頭の挨拶・新任の挨拶・入学式・就任記者会見など、改まった節目の発言で頻出する。
N2 方々 ほうぼう
いろいろな場所、あちこち。「方々を探す」「方々から苦情が来る」のように使う副詞・名詞的用法を持つ語。一か所ではなく、複数の場所・方面にわたって何かが行われる様子を表す。同表記で「かたがた(複数の人への敬称)」とも読むため、文脈で読み分けが必要。
N2 法令 ほうれい
国会が制定する法律と、行政機関が定める命令とを合わせた総称。「法令を遵守する」「関連法令」「法令違反」のように使う。憲法・法律・政令・省令・規則などを包括する硬い語で、行政・ビジネス・コンプライアンスの文脈で多用される。「法律」より範囲が広く、行政立法を含む点が異なる。
N2 捕獲 ほかく
動物や逃亡中の人を捕まえること。「野生の鹿を捕獲する」「容疑者を捕獲する」のように使う。漁・狩猟・警察活動など、何らかの作業として計画的に捕らえる文脈が中心で、対象を一定の管理下に置くニュアンスを含む。日常的に「捕まえる」と言う場面では使わない硬い語。
N2 保管 ほかん
物をあずかって、こわれたり失われたりしないよう保ち守ること。
N2 補給 ほきゅう
不足したものを、補い足すこと。
N2 補佐 ほさ
地位の高い人や責任ある立場の人の職務を、横から手伝って支えること。「社長を補佐する」「補佐役」「課長補佐」のように使う。職務上の正式な補助関係を表す硬い語で、組織内の役職名にもなる。単に「手伝う」と言うより、業務の遂行に責任を分担する関係を含意する。
N2 保守 ほしゅ
既存の状態・仕組み・設備を維持し、変えずに守ること。「機械を保守する」「保守点検」「サーバーの保守」のように使う技術用語と、「保守派」「保守的な考え」のように既存の価値観・伝統を重んじる政治的立場の両方を表す。後者では「革新」と対をなす。文脈によって意味が大きく異なるため、解釈に注意を要する語。
N2 補充 ほじゅう
欠けたり足りなくなったりした分を、補い満たすこと。
N2 補償 ほしょう
損害・不利益・損失を、金銭などで埋め合わせること。「事故の補償」「補償金」「損害補償」のように使う。被害を受けた側に対し、加害者・国・保険会社などが損失を償う場面で用いる硬い語。同音の「保証」(責任を負って請け合うこと)「保障」(地位・状態を守ること)と意味が異なる重要な使い分けがあり、法律・保険・ビジネス文書で厳密に区別される。
N2 保証 ほしょう
間違いがない、確かであると請け合うこと。また、責任をもって引き受けること。
N2 舗装 ほそう
道路の表面を、アスファルトやコンクリートなどで固めて整備すること。「道路を舗装する」「舗装工事」「未舗装の道」のように使う。土の道を車両や歩行者が通行しやすい状態にする工事を指す硬い語。土木・建設の専門文脈で用いるほか、都市開発や道路整備を語る日常文脈でも使う。
N2 補足 ほそく
足りないところを、後から付け加えて補うこと。
N2 没頭 ぼっとう
一つの物事に深く入り込み、他のことを顧みなくなるほど夢中になること。「研究に没頭する」「執筆に没頭する」のように使う。「頭を没する」が原義で、頭まで沈むほど深く取り組む様子を表す。仕事・創作・趣味など、能動的に打ち込む対象に対して使い、肯定的な評価を伴うことが多い。
N2 本腰 ほんごし
腰を据えて、本気で物事に取り組む姿勢。「本腰を入れる」の形で慣用的に使い、それまで片手間や中途半端だった取り組みを改め、真剣に着手する場面を表す。「腰」は体の中心であり、腰の据わり方が取り組みの本気度を表すという身体感覚から来た表現。日常会話でも使える比較的くだけた語。
N2 本心 ほんしん
心の奥にある、本当の気持ちや考え。「本心を打ち明ける」「本心を隠す」のように使う。表面に出した態度や発言の裏にある真の感情を指す。「本音」とほぼ同義だが、「本音」がより口語的でくだけているのに対し、「本心」はやや改まった硬い文脈で用いられる。
N2 本筋 ほんすじ
話・議論・物語などの中心となる主要な流れ。「議論が本筋から外れる」「話を本筋に戻す」のように使う。脇道や枝葉に対して、本来扱うべき主題・主軸を指す語。会議・議論の進行を整理する文脈や、物語の構成を論じる文脈で多用される。「本論」より口語的で、議事進行の場面で実用的に使われる。
N2 本音 ほんね
建前ではない、心の中で本当に思っていること。「本音を漏らす」「本音と建前」「本音で話す」のように使う。日本社会で重んじられる「建前(公的な表向きの発言)」と対をなす概念で、表向きには言いにくい正直な気持ちを指す。「本心」より口語的で、日常会話・職場での雑談・人間関係を語る文脈に幅広く使う。
N2, N3 ぼんやり ぼんやり
物のかたちや記憶などがはっきりしないようす。「遠くの山がぼんやり見える」。また、何も考えず、注意がどこにも向いていないようす。「授業中にぼんやりする」「ぼんやりしていて駅を乗り過ごした」。
N2 巻き込む まきこむ
周りのものを引き入れて、一緒に関わらせること。ある事態の中に引き入れること。
N2 紛らわしい まぎらわしい
似ていて区別がつきにくく、間違えやすい様子。動詞「紛れる」(他のものに混ざって区別がつかなくなる)と語源が同じで、「紛れてしまいやすい」が原義。「紛らわしい名前」「紛らわしい表現」「紛らわしい行為」のように使う。見た目・名前・表現・行動などが他のものと類似しているために誤解を招きやすい場合に用いる。中立的な「似ている」よりも、誤認や混同の原因となる点を問題視するニュアンスを含む。
N2 真心 まごころ
相手を思う偽りのない気持ち。「心」に「真」を付けて、表面的な礼儀や打算ではなく、本心からの誠実さを強調する語。「真心を込める」「真心からのもてなし」「真心が伝わる」のように使う。接客・贈り物・看護・教育など、相手への配慮や思いやりが問題になる場面で多く用いられる。「誠意」と意味が近いが、「真心」は感情的・内面的な誠実さに重点があり、「誠意」は責任や対応としての誠実さに重点がある。
N2 まさか まさか
予想外の事態への驚きや、その可能性の低さを表す副詞。「まさか〜とは」「まさか〜ない」のような形で、思いがけない事態に直面したときの驚きを表す用法と、「まさかそんなことはあるまい」のように、ありえないこととして打ち消す用法がある。「まさか彼が来るとは」「まさか負けるとは思わなかった」のように、否定的・予想外の驚きの文脈で使う。単独で「まさか!」と感嘆詞的にも用いる。また名詞として「まさかの事態」「まさかの時に備える」のように、思いがけない緊急時を指す用法もある。
N2 摩擦 まさつ
物と物がすれ合うこと。また、意見や利害の食い違いから生じる争い。
N2 勝る まさる
能力・程度・価値などが他より優れていること。「勝」は本来「相手に打ち勝つ」意で、比較において上位にあることを表す。「他に勝るとも劣らない」「経験に勝る教師はない」「百聞は一見に勝る」のように、比較の文脈で使う。動詞だが、多くは「AはBに勝る」「AはBより勝る」の形で用いられ、優劣を述べる慣用的な構文の中で現れる。「優る」とも書く。書き言葉的でやや硬く、ことわざ・格言調の表現で頻出する。
N2, N3 貧しい まずしい
poor。お金や物が少なくて、生活が苦しい。「貧しい家庭」。内容が乏しい意味でも使う(「貧しい発想」)。対義語は「豊か」。
N2 間近 まぢか
時間や距離が、すぐそこに迫っていること。「試験が間近に迫る」「結婚式が間近だ」のように出来事が時間的に近づいている状況、「山を間近に望む」「間近で見る」のように物理的に近い距離にあることの両方に使う。「間近で見る」「間近に控える」「間近に迫る」のように副詞的・連用的に用いることが多い。読みは「ま」のあとが濁って「まぢか」となる点に注意。
N2, N5 待つ まつ
wait。人やものごとがくるまで、そこにいること。
N2, N3 全く まったく
完全に。「全く同じだ」。否定と使うと「少しも〜ない」の意味になる(「全く知らない」)。
N2, N3 窓口 まどぐち
役所や銀行などで、客の対応をする場所。「窓口で手続きする」。問い合わせなどを受け付ける担当の意味でも使う(「相談窓口」)。
N2 纏まる まとまる
散らばっていたものが一つに集まること。意見・荷物・話・組織などが一つの形に整うことを表す。「意見がまとまる」「話がまとまる」「考えがまとまる」「グループとしてまとまる」のように使う。誰かが意図的に集める側が「纏める」、自然と一つの形に収束していく側が「纏まる」で、「意見をまとめる」に対して「意見がまとまる」のように使い分ける。混乱・分散していた状態から、整理され安定した状態へ移ることを表す文脈で頻出する。
N2 纏める まとめる
散らばっているものを一つに集めて整えること。物理的なものから抽象的なものまで対象が幅広く、「荷物をまとめる」「髪をまとめる」のような物の集約、「意見をまとめる」「議論をまとめる」のような考えの集約、「論文をまとめる」「報告書をまとめる」のような文章の集約、「チームをまとめる」のような組織の集約など、多様な文脈で使う。混乱・分散していた状態から、整理された一体の状態へと変える行為を表す。
N2 免れる まぬがれる
責任や罰、危険などを受けずに済むこと。「免」は許す・取り除く意で、本来避けがたいものから逃れる状態を表す。「処分を免れる」「危険を免れる」「責任を免れる」「死を免れる」のように、本来であれば受けるはずだった不利益から外れる場面で使う。「まぬかれる」とも読み、現代ではどちらの読みも用いられる。同じ漢字を使った「免じる」(役職を解く、許す)とは意味が異なる。
N2, N3 真似 まね
imitation。他の人のやり方をそのとおりにすること。「先生の発音を真似する」。
N2, N3 招く まねく
客として呼ぶ。「パーティーに招く」。「誤解を招く」のように、よくない結果を引き起こす意味でも使う。
N2 麻痺 まひ
神経や筋肉の働きが失われ、感覚や運動ができなくなること。「麻」「痺」ともにしびれる意の字で、合わせて感覚や動きが奪われた状態を表す。医学的には脳卒中・神経損傷などによって体の一部が動かなくなる症状を指し、「半身麻痺」「顔面麻痺」「下肢の麻痺」のように使う。比喩的に「交通麻痺」「機能麻痺」「都市機能の麻痺」のように、組織や仕組みが正常に動かなくなる意でも使う。また、「感覚が麻痺する」のように、繰り返しによって感受性が鈍る意でも用いる。
N2 間引く まびく
密集したものから一部を抜き取って、残りの育ちや効率を良くすること。本来は農業用語で、密に生えた野菜の苗を一部抜いて間隔を空け、残った苗が大きく育つようにする作業を指す。「大根を間引く」のように使うのが原義。そこから比喩的に、「人員を間引く」「運行本数を間引く」のように、過密な状態から一部を取り除いて全体を効率化する意でも使う。鉄道・バスの運行を減らす場面でも頻出する。
N2 まぼろし
実際には存在しないのに、見えたり感じたりするもの。本来は「夢や幻覚として現れるが実体のないもの」を指し、「幻を見る」「目の前に幻が現れる」のように使う。そこから比喩的に、「実現することなく終わったもの」「失われて二度と得られないもの」を表す用法へと広がった。「幻のチャンピオン」「幻の名作」「幻の銘酒」「幻に終わる」のように、極めて稀少で手に入りにくいもの、あるいは存在が伝説的なものを表す文脈で頻出する。
N2 丸暗記 まるあんき
意味や理由を考えずに、文章や数式などをそのままの形で覚えること。「公式を丸暗記する」「教科書を丸暗記する」のように使う。頭の「丸」は「まるごと・全部」の意味で、「丸写し」「丸覚え」も同じ組み立て方をする。単に「暗記」と言う場合と違い、内容を理解していないという否定的な見方をこめて使うこともある。
N2 丸々 まるまる
完全に、そっくり全部、という意味の副詞。同じ語を重ねた畳語で、量や状態の完全さ・余すところのなさを強調する。「丸々一週間休む」「丸々一冊を読み終える」のように、ある単位がそのまま全部にわたることを表す用法と、「丸々太った赤ん坊」「丸々と肥える」のように、ふっくらと丸みを帯びている様子を表す用法がある。前者は副詞、後者は「丸々と〜」の形で副詞的に用いる。
N2 まれ
めったに起こらないこと、ほとんどないこと。頻度の低さや珍しさを表し、「稀な現象」「稀に見る才能」「ごく稀に」「稀にしか起こらない」のように使う。形容動詞として「稀な〜」、副詞的に「稀に〜」の両方の形で用いる。「希」とも書き、こちらも一般的な表記。書き言葉的でやや硬い語で、日常会話の「めったに」より文章寄りの場面で使われる。肯定・否定どちらの事柄にも用いるが、「稀に見る才能」のように肯定的な評価を強調する用法も多い。
N2 満喫 まんきつ
満足するまで、十分に味わい楽しむこと。
N2 満場 まんじょう
会場にいる人全員のこと。「満」は満ちる、「場」はその場の意で、合わせて「その場にいる人で会場が満たされている状態」、転じて「その場の全員」を表す。「満場一致」「満場の拍手」「満場が沸く」のように、会場全体が一つの反応を示す文脈で使う。会議・式典・劇場・議会などの公的な場面で多く用いられる書き言葉的な語で、日常会話で人数を表す場合には使わない。
N2 慢性 まんせい
症状や状態が長く続いて、なかなか変わらないこと。「慢」は時間がかかる・だらだら続く意。元は医学用語で、急に発症する「急性」と対をなして長期にわたって持続する病気を指す。比喩的に「慢性的な人手不足」「慢性的な渋滞」「慢性の赤字」のように、社会現象や組織の問題が長期にわたって解決されない状態にも使う。多くは「慢性的な」の形で形容動詞として用いられ、否定的な含みを持つ。
N2, N3 満足 まんぞく
satisfaction。望みがかなって、心が満ち足りること。「結果に満足する」。対義語は「不満」。
N2, N5 磨く みがく
polish; brush。こすってきれいにすること。「歯を磨く」。

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