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N1単語帳

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N1 兆し きざし
何かが起こりそうな最初の小さなしるしのこと。「兆」はもともと占いのときに亀の甲に現れたひび割れの形を表し、そこから物事の前ぶれを意味するようになった。「春の兆し」「回復の兆し」のように、これから始まる物事の前ぶれを表すときに使う。
N1 気質 きしつ
「気」は気持ち・気性、「質」は本来の性質の意で、生まれつきの気性を表す。生まれつき備わっている性質や心の傾向のこと。「職人気質」「学者気質」のように、特定の集団や職業に共通する性格を表す硬めの語。
N1 既成 きせい
すでにできあがって世の中に定着していること。「既成概念」「既成事実」のように、後ろの名詞と結びついて使う。新しいものと対比して使う硬い語で、論説・批評で頻出する。
N1 帰属 きぞく
人や物がある組織・地域などの所属や所有に属すること。「○○に帰属する」「帰属意識」のように使う。法律・行政・組織論の文脈で頻出する硬い語。
N1 擬態 ぎたい
生物が周囲の物や他の生物に姿を似せること。「擬態する」「保護擬態」のように使う。生物学の文脈で頻出する硬い専門語で、敵から身を守る生存戦略を指す。
N1 気立て きだて
「気」は気持ち、「立て」は持ちようの意で、気持ちの持ちようを表す。人に対して接するときの心の持ち方や性質のこと。「気立てがよい」「気立てがやさしい」のように使う、肯定的な人柄評価に用いられる硬めの語。
N1 忌憚 きたん
遠慮することのこと。多くは「忌憚のない意見」のように打ち消しの形で使い、率直に話してほしいときの定型表現として用いる。会議や挨拶など改まった場面で使われる。
N1 基調 きちょう
全体を貫く基本的な調子・方向性のこと。「基調講演」「基調を成す」「青を基調とした」のように使う。色・音楽・経済動向・演説など幅広い分野で用いられる硬めの語。
N1 喫緊 きっきん
差し迫って重要なこと。「喫緊の課題」「喫緊の問題」のような形で使う定型表現。政治・経済・行政の文書で頻出する硬い語で、急いで対応すべき事柄を指す。
N1 詰問 きつもん
「詰」はつめる・責める、「問」はとうの意で、詰め寄って問うことを表す。相手を責めるように厳しく問いただすこと。「詰問する」「詰問を受ける」のように使う。単に質問するのではなく、相手を追及するニュアンスを含む硬い語。
N1 既定 きてい
すでに決まっていること。「既定路線」「既定の方針」のように、後ろの名詞と結びついて使う。会議・行政文書で頻出する硬い語で、変更の余地がないことを示す。
N1 既得 きとく
すでに自分のものとして手に入れていること。「既得権」「既得権益」のように、後ろの名詞と結びついて使う、政治・経済の文脈で頻出する硬い語。
N1, N2 気の毒 きのどく
他人の不幸や苦しみをかわいそうに思う気持ち。「気の毒に思う」。相手に迷惑をかけてすまない、という気持ちにも使う(「わざわざ来てもらって気の毒なことをした」)。
N1 気迫 きはく
「気」は気力、「迫」はせまる・せまる勢いの意で、気力が相手にせまる勢いを表す。相手を圧倒するほどの強い気持ちのこと。「気迫がこもる」「気迫に満ちた演技」のように、勝負や表現の場面で勢いを表す硬めの語。
N1 忌避 きひ
嫌って避けることのこと。「責任を忌避する」「裁判官を忌避する」のように使う。法律・社会制度の文脈で使われることが多い硬い語。
N1 気品 きひん
「気」は気配、「品」は品格の意で、自然ににじみ出る品格を表す。見た目や態度から自然ににじみ出る上品さのこと。「気品がある」「気品にあふれる」のように、人や所作・芸術作品などに対して肯定的に使う硬めの語。
N1 欺瞞 ぎまん
人をあざむき、だますこと。「欺瞞に満ちた」のように、見せかけでごまかす態度を強く非難して言うことが多い。
N1 肝煎り きもいり
有力者などが積極的に世話・尽力して実現させること。「社長の肝煎りで始まったプロジェクト」のように使う。ビジネス・政治の文脈で、後ろ盾の存在を示す硬い表現。
N1 逆境 ぎゃっきょう
「逆」はさからう、「境」はさかい・状況の意で、思いに逆らう状況を表す。思うようにいかない不運な状況や苦しい環境のこと。「逆境に立ち向かう」「逆境を乗り越える」のように使う。困難に直面する人物を語る場面で頻出する硬めの語。
N1 窮する きゅうする
「窮」はきわまる・行き詰まるの意。物事に行き詰まって対応に苦しむことを表す。「答えに窮する」「返答に窮する」のように使う。お金や暮らしが立ちゆかなくなることにも使い、「生活に窮する」「資金に窮する」のように言う。決まった目的語を伴うことが多い硬い動詞。
N1 旧態 きゅうたい
「旧」はふるい、「態」はありさまの意で、古いままの状態を表す。昔のままで進歩していない古い状態のこと。「旧態依然」の形で使うことがほとんどで、改革されない古い体質を批判的に指す硬い語。
N1 窮地 きゅうち
逃げ場がなく追い詰められた苦しい状況のこと。「窮地に陥る」「窮地を脱する」のように使う。政治・経済・スポーツなど、追い詰められた状況を語る場面で頻出する硬い語。
N1 旧知 きゅうち
「旧」はふるい、「知」は知り合いの意で、古くからの知り合いを表す。古くから知り合っている人のこと。「旧知の仲」「旧知の友」のように使う。改まった場面で長年の知人を表す硬めの語で、書き言葉でよく用いられる。
N1 急騰 きゅうとう
「急」はいそぐ・突然、「騰」は跳ね上がるの意で、もともと馬が跳ね上がる様子を表した字。急に跳ね上がることから、価格や数値などが急に大きく上がることを表す。「株価が急騰する」「物価が急騰する」のように使う。経済報道で頻出する硬い語で、上昇方向の急変を指す。
N1 旧弊 きゅうへい
古くから続いてきた悪い習慣や考え方のこと。「旧弊を打破する」「旧弊にとらわれる」のように使う。改革や近代化を語る文脈で、否定的な意味で用いられる硬い語。
N1 窮乏 きゅうぼう
お金や物がなくて非常に困っている状態のこと。「窮乏生活」「家計が窮乏する」のように使う。日常会話より新聞・論説で用いられる硬い語で、深刻な経済的困窮を指す。
N1 急務 きゅうむ
「急」はいそぐ、「務」はつとめの意で、急いで取り組むべきつとめを表す。早急に取り組まなければならない仕事のこと。「急務である」「○○は急務だ」のように使う。政策・経営の文脈で頻出する硬い語で、優先度の高さを示す。
N1 究明 きゅうめい
物事の原因や真相を深く調べて明らかにすること。「原因究明」「真相究明」のように使う。事故報道・調査報告など、報道・公的な場面で頻出する硬い語。
N1 丘陵 きゅうりょう
なだらかに起伏した低い山地のこと。平野と山地の中間にあたる地形を指す。「丘陵地帯」「多摩丘陵」のように使う、地理・自然描写で用いられる硬い語。
N1 仰々しい ぎょうぎょうしい
大げさで仰々しい様子のこと。「仰々しい身ぶり」「仰々しい言い方」のように、必要以上に立派ぶった態度や表現に対して、やや批判的に使う形容詞。
N1 凝視 ぎょうし
「凝」はこる・じっと一点に集中する、「視」はみるの意で、視線を一点に集中させて見ることを表す。目をそらさずにじっと見つめること。「凝視する」「凝視を続ける」のように使う。文学的・観察的な硬い語で、強い注意や関心を持って見る意味を表す。
N1 享受 きょうじゅ
よいものを受け入れて自分のものとして楽しむこと。「自由を享受する」「恩恵を享受する」のように、権利・利益・芸術などを受けて味わう意味で使う硬い語。
N1 強靭 きょうじん
しなやかで強く、簡単に折れたり負けたりしないこと。「強靭な肉体」「強靭な精神力」のように使う。物理的な強さにも精神的な強さにも用いる硬めの語。
N1 矯正 きょうせい
「矯」はまげたものをまっすぐにする、「正」はただすの意で、ゆがみをまっすぐに直すことを表す。悪い状態や癖をよい状態に直すこと。「歯列矯正」「視力矯正」「矯正施設」のように使う。身体・性格・行動などを正常な状態に戻す意味で用いる硬い語。
N1 驚嘆 きょうたん
「驚」はおどろく、「嘆」は感心して声を出すの意で、おどろき感心することを表す。非常に感心して驚くこと。「驚嘆に値する」「驚嘆の声を上げる」のように使う。賞賛の意味を含む硬い語で、優れたものに対する深い感動を表す。
N1 仰天 ぎょうてん
「仰」はあおぐ、「天」はそら・天の意で、天をあおぐほど驚くことが原義。そこから、非常に驚いて声も出ないほどになることを表す。「びっくり仰天」「仰天する」のように使う。日常的な驚きより程度が大きいことを表すやや古風な語。
N1 共謀 きょうぼう
「共」はともに、「謀」ははかる・たくらむの意で、ともにたくらむことを表す。悪事を行うために二人以上で示し合わせること。「共謀して犯行に及ぶ」「共謀罪」のように使う。法律・犯罪報道で頻出する硬い語で、必ず否定的な意味で用いる。
N1 極限 きょくげん
「極」はきわめる、「限」はかぎりの意で、きわめた限界を表す。これ以上は進めない限界の状態のこと。「極限状態」「極限まで追求する」のように使う。物理的・精神的な限界を指す硬めの語で、論文・小説・スポーツなど幅広く使う。
N1 極致 きょくち
物事を突き詰めて到達した最高の状態のこと。「美の極致」「贅沢の極致」のように使う。賞賛または批判を込めて、ある性質が極限まで達した様子を表す硬い語。
N1 極力 きょくりょく
できる限り。可能な範囲で最大限。「極力避ける」「極力協力する」のように、副詞として動詞を修飾する。改まった場面・ビジネス文書で使われる硬い表現。
N1 挙動 きょどう
「挙」はあげる・ふるまう、「動」はうごくの意で、人の振る舞いや動きを表す語。人の動作や振る舞いのこと。「挙動が怪しい」「不審な挙動」のように使う。観察対象の動きを表す硬い語で、警備・捜査の文脈で頻出する。
N1 拒否反応 きょひはんのう
もともとは医学用語で、移植された臓器を体が異物として受け入れず排除しようとする免疫反応のこと。そこから比喩的に、新しいものや異質なものを受け入れず無意識に強く拒む反応を指すようになった。「○○に拒否反応を示す」のように使う、心理・社会の文脈で頻出する硬めの語。
N1 切り口 きりくち
もともとは物を切ったときに現れる断面のこと。そこから比喩的に、物事を取り上げるときの視点や角度を指すようになった。「新しい切り口」「斬新な切り口」のように、独自の視点で物事を捉えることを表す硬めの語。
N1 切り詰める きりつめる
無駄を省いて、費用や分量を必要最小限に減らすこと。「生活費を切り詰める」「支出を切り詰める」の形で使う語で、倹約・節約の文脈で用いる。
N1 切り盛り きりもり
料理を切って皿に盛り分ける動作が原義。そこから比喩的に、家計や店の運営を上手に取りしきることを表すようになった。「家計を切り盛りする」「店を切り盛りする」のように使う。家庭・小規模事業の運営を表す硬めの語。
N1 極める きわめる
あることを最高の段階まで深く追求すること。「道を極める」「栄華を極める」のように、技芸や状態が最も高い段階に達する意味で使う。「究める」と意味が近いが、状態の頂点を表すことが多い。
N1 究める きわめる
物事の本質や真理を深く追求して明らかにすること。「学問を究める」「真理を究める」のように、知的探究の文脈で使う。「極める」と読みは同じだが、追求して理解する意味合いが強い。
N1 均衡 きんこう
二つ以上のものの力や量がつり合っていること。「均衡を保つ」「均衡を破る」のように使う。経済・政治・自然界の力関係を語る場面で頻出する硬い語。
N1 緊縮 きんしゅく
「緊」はしまる、「縮」はちぢむの意で、しめてちぢめることを表す。支出や規模を引き締めて切り詰めること。「緊縮財政」「緊縮政策」のように使う。経済・行政の文脈で頻出する硬い語で、「拡大」と対比される。
N1 緊迫 きんぱく
「緊」はしまる、「迫」はせまるの意で、ぴんと張りつめて差し迫ることを表す。事態が差し迫って張りつめた状態にあること。「緊迫した情勢」「現場が緊迫する」のように使う。報道で頻出する硬い語で、政治・外交・事故現場などで用いる。

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