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N1単語帳
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N1
他愛ない
たあいない
しっかりした内容や深みがなく、とりとめがない様子。また、無邪気で警戒心がなく、害がない様子。「他愛ない話」「他愛ない冗談」「他愛ない子供の遊び」「酔って他愛なく眠る」のように使う。「他愛」はもともと「他を思いやる気持ち」という意味だったが、「他愛ない」の形で「他人への配慮や気配りもないほど無心だ」という意味から、「中身がない」「無邪気だ」「無防備だ」といった現代の用法へと派生したと言われる。「たわいない」とも読まれ、現代では両形が並行して使われる。
N1
他意
たい
言葉に含まれる、表に出していない別の意図や裏の考え。「他意はない」の形で、悪意や下心がないことを弁明する場面で使う硬い語。
N1
退役
たいえき
軍人が現役の務めを終えて退くこと。「退役軍人」「退役する」のように使う。現役を離れて軍務から退く意味で、民間の退職には使わない硬い語。
N1
退化
たいか
生物が世代を重ねる中で、ある器官や機能が縮小・単純化していく現象のこと。「目が退化する」のように生物学で使う。そこから比喩的に、進歩・発達してきたものが逆に悪い状態へ戻る意味でも使い、「能力が退化する」「文明が退化する」のように使う。
N1
大家
たいか
その分野で特にすぐれていると認められている人。「日本画壇の大家」「文学の大家」のように、長年の実績によって高く評価されている人物を指す。同じ「大家」を「おおや」と読むと、貸家やアパートの持ち主を指す別の語になる。
N1
大義
たいぎ
人として守るべき重要な道義・正当な名目。「大義名分」「大義を掲げる」のように使う。個人の目的ではなく、社会的・公共的に正当化される理由を指す硬い語。
N1
大義名分
たいぎめいぶん
「大義」は重んずべき道義、「名分」は立場上守るべき本分。合わせて、行動を正当化するための、誰もが認める立派な理由のこと。「大義名分を掲げる」「大義名分が立つ」のように、公的な正当性を示す場面で使う。
N1
大挙
たいきょ
多くの人が一団となって何かをすること。「大挙して押し寄せる」「大挙訪問する」のように使う。個人の行動には使わず、集団の大規模な行動を表す。
N1
大勢
たいせい
物事の全体的ななりゆきや形勢。「大勢が決する」「大勢に影響はない」のように、細かい部分ではなく、全体の流れがどちらに傾いているかを表すときに使う。同じ「大勢」を「おおぜい」と読むと、人がたくさんいることを表す別の語になる。
N1
怠惰
たいだ
やるべきことを怠けてだらけている様子。「怠惰な生活」「怠惰に過ごす」のように使う。「勤勉」の反対語にあたる硬い表現。
N1
体得
たいとく
知識や技能を実際の経験を通して自分のものにすること。「技術を体得する」のように使い、頭で覚えるのではなく身につける意味合いを持つ硬い語。
N1
滞納
たいのう
期限までに納めるべき金銭を納めないままでいること。「家賃を滞納する」「税金を滞納する」のように使う。お金の支払いに関してのみ使う語。
N1
退廃
たいはい
道徳や文化が衰えて、健全さを失った状態になること。「退廃的な文化」「風紀が退廃する」のように使う。精神や社会の腐敗を批判的に言う硬い語。
N1
大別
たいべつ
全体をいくつかの大きな種類に分けること。「大別すると三種類になる」のように使う。細かく分けるのではなく、大きなまとまりで分類する場面で使う。
N1
怠慢
たいまん
やるべきことをしないで、なまけていること。「職務怠慢」「怠慢な態度」のように使う。責任ある立場の人が義務を果たさないことを非難する硬い語。
N1
体面
たいめん
世間に対して示す体裁や面目のこと。「体面を保つ」「体面を気にする」のように使い、人目を意識した外見的評価を表す硬い語。
N1
大役
たいやく
責任が重く、簡単には務まらない重要な役目。「大役を果たす」「大役を任される」のように使う。結婚式の司会や式典の代表など、重い責務を指す。
N1
耐え難い
たえがたい
がまんできないほどつらい様子。「耐え難い苦痛」「耐え難い暑さ」のように使う。身体的・精神的な苦痛の強さを表す硬い文章語。
N1
絶えず
たえず
途切れることなくずっと続いている様子。「絶えず努力する」「絶えず流れる」のように使う。継続の持続性を強調する硬い副詞。
N1
堪える
たえる
苦しみや辛さをじっとがまんする。また、ある基準に合うだけの力がある。「痛みに堪える」「批判に堪える」のように使う。この字は「こらえる」とも読み、「涙を堪える」「笑いを堪える」のように、こみ上げてくるものを外に出さずに抑える場面で使う。
N1
打開
だかい
行き詰まって先へ進めない状況を、何か手を打って切り開くこと。「難局を打開する」「事態を打開する」のように使う。
N1
多岐
たき
枝分かれして多方面にわたっている様子。「多岐にわたる」の形で使うことが大半。話題・分野・業務などの広がりを表す硬い語。
N1
卓越
たくえつ
他よりはるかに抜きん出て優れていること。「卓越した技術」「卓越した才能」のように使う。単に上手というより、他を圧倒するほど優れている場合に使う硬い語。
N1
託す
たくす
重要な物事や願いを、信頼する相手に任せて委ねること。「子供の将来を託す」「夢を後輩に託す」のように使う。単なる一時預けより重い意味で使う。
N1
託宣
たくせん
神が人を通じて伝える言葉、お告げ。「神の託宣」「託宣が下る」のように使う。非常に硬い文章語で、宗教的文脈や比喩で用いる。
N1
たくましい
たくましい
体つきががっしりしていて力強い。また、精神的に強くしっかりしている。「たくましい体」「たくましく生きる」のように使う。漢字では「逞しい」と書くが、ひらがなで書かれることが多い。
N1
巧み
たくみ
技術や腕前が優れて上手なこと。「巧みな話術」「巧みに操る」のように使う。手先や言葉遣い、交渉など、技能の上手さを評価する場面で使う。
N1
企む
たくらむ
人に知られないように、よくない計画を立てること。「悪事を企む」のように、ひそかに準備する場合に使う。
N1
蓄える
たくわえる
後で使うために、少しずつ集めてためておくこと。「資金を蓄える」「知識を蓄える」のように使う。お金・食料・知識など無形・有形を問わず使える。
N1
妥結
だけつ
対立していた双方が互いに譲り合い、話し合いがまとまること。「労使交渉が妥結する」「妥結に至る」のように使う。交渉や協議の場面で使われる。
N1
蛇行
だこう
蛇が進むように、左右に曲がりくねって進むこと。「川が蛇行する」「蛇行運転」のように使う。川や道、運転の軌道などに使う。
N1
たしなむ
たしなむ
ある趣味や芸事を程よく楽しむこと。「茶道をたしなむ」「酒をたしなむ」のように使う。のめり込むのではなく、節度をもって楽しむ様子を表す。
N1
打診
だしん
正式に依頼する前に、相手の意向や反応をそれとなく探ること。「移籍を打診する」「就任を打診する」のように使う。ビジネスや交渉の場面で使う硬い語。
N1
携わる
たずさわる
ある仕事や活動に関わって従事する。「研究に携わる」「教育に携わる」のように使う。仕事や長期的な活動への関与を表す硬い語。
N1
蛇足
だそく
あっても意味のない、かえって邪魔になる余計な付け足し。「蛇足だが」「蛇足に終わる」のように使う。故事に由来する硬い表現で、自分の発言を控えめに言う時にも使う。
N1
称える
たたえる
立派な行いや功績を、言葉で高く評価し褒めること。「功績を称える」「勇気を称える」のように使う。改まった場面で使う硬い語。
N1
たたずむ
たたずむ
その場にしばらく立ち止まっている。「窓辺にたたずむ」「一人たたずむ」のように使う。静かにじっと立っている様子を表す文学的な語。漢字では「佇む」と書くが、ひらがなで書かれることも多い。文学作品では漢字表記も見られる。
N1
立ち往生
たちおうじょう
途中で動けなくなって先へ進めなくなること。「大雪で立ち往生する」「答えに詰まって立ち往生する」のように使う。乗り物だけでなく話や作業にも使える。
N1
立ち込める
たちこめる
煙・霧・においなどが辺り一面に広がって満ちること。「霧が立ち込める」「緊張が立ち込める」のように使う。空間に気体状のものが満ちる様子を表す。
N1
たちどころに
たちどころに
その場ですぐに、一瞬のうちに。「たちどころに解決する」「たちどころに治る」のように使う。変化や効果が非常に速く現れる様子を表す硬い副詞。
N1
絶つ
たつ
続いてきた状態を終わらせること。消息・連絡・命・希望など、目に見えない継続を断ち切る意味で使う。「消息を絶つ」「連絡を絶つ」のように使う。
N1
断つ
たつ
続けてきた習慣・関係・退路などを、自らの意志で切り離すこと。「酒を断つ」「退路を断つ」のように使う。強い決意を伴う切り離しを表す。
N1
卓見
たっけん
他の人より優れた、すぐれた見識や考えのこと。「卓見の持ち主」「卓見を述べる」「卓見に感服する」のように使う、改まった場面で用いる硬い語。「卓」は「他より高く抜きん出ている」、「見」は「ものの見方・考え」を意味し、二字を合わせて「抜きん出た見識」を表す。「卓越」「卓抜」「卓説」など、同じ「卓」の字を含む語にも、他より優れているという意味が共通している。
N1
盾
たて
敵の矢や刀から身を守るために手に持つ防具のこと。「盾を構える」のように使う。現代では警察の機動隊が用いる防具や、表彰の楯(記念の板)にもこの字を使う。転じて、自分を守るための口実や理由とするものの比喩としても用いる。「規則を盾に取る」「法律を盾にする」のように使う。
N1
奉る
たてまつる
目上の人や神仏に物をささげる、敬って差し上げる。「神前に捧げ物を奉る」のように使う。非常に硬い文体でのみ使う古風な語。
N1, N3
谷
たに
valley。山と山の間の、低くくぼんだ場所。
N1
打破
だは
それまで妨げとなっていた古い制度・記録・状態などを打ち破って取り除くこと。「記録を打破する」「悪習を打破する」のように使う。
N1
駄弁
だべん
無駄なおしゃべり。「駄弁を弄する」「駄弁を振るう」のように使う。中身のない話を長々と続けることを批判的に言う硬い語。
N1
打撲
だぼく
体を強く打ちつけて内部組織を傷めること。「打撲を負う」「腰を打撲する」のように使う。骨折や切り傷とは区別される、内出血や痛みを伴う怪我を指す医学的な語。
N1
賜る
たまわる
目上の人から物をいただく。また、目上の人が下の者に与える。「お言葉を賜る」のように使う。非常に硬い敬語で、挨拶文などで使う。ひらがなで「たまわる」と書かれることもある。
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