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N1単語帳

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N1 画策 かくさく
ある目的のために、ひそかに計画を立てて働きかけること。よくない含みで使われることが多く、「裏で画策する」のように陰で動く意味合いを伴う。
N1 確執 かくしつ
互いに自分の意見を譲らず対立し続けること。組織内・親族間などで関係がこじれている状況を表す。「両者の確執が表面化する」のように使う。
N1 かけがえのない かけがえのない
「かけがえ」は「掛け替え」のことで、もともと取り替えるためのものを意味する。「かけがえのない」はそれが「ない」、つまり他のもので代えることができないほど、大切である様子を表す。「かけがえのない家族」「かけがえのない時間」のように、唯一で貴重な存在を表す。
N1 かこつける かこつける
本当の理由を隠して、別のことを口実にすること。「病気にかこつけて休む」「忙しさにかこつける」のように、何かを言い訳にして本心を隠す場面で使う。
N1 寡作 かさく
作家や芸術家が、生涯に発表する作品の数が少ないこと。「寡作の作家」のように使う。反対は「多作」。創作活動の量を語る文脈で見られる語。
N1 かさばる かさばる
物の体積が大きくて場所を取ること。「冬物がかさばる」「荷物がかさばる」のように、重さではなく体積の大きさが問題になる場面で使う。
N1 かさむ かさむ
金額や数量が増えて多くなること。「経費がかさむ」「出費がかさむ」のように、主に金銭や物量が予想以上に増える場面で使う。
N1 寡少 かしょう
数や量が非常に少ないこと。「寡少な資源」のように、限られていることを強調する場面で使う硬い語。読みは「かしょう」と読む。
N1 霞む かすむ
遠くの景色が霧やもやでぼんやり見えること。「山が霞む」「目が霞む」のように、視界がはっきりしない状態を表す。比喩で「主役が霞む」のように目立たなくなる意味でも使う。
N1 かすめる かすめる
何かのすぐそばをぎりぎりに通り過ぎたり、わずかに触れたりすること。「鳥が水面をかすめる」「ボールが頬をかすめる」のように、軽く接触する場面で使う。
N1 寡占 かせん
少数の企業が、ある市場の大部分を支配している状態。経済記事で「寡占市場」「寡占状態」のように使われる専門寄りの語。「独占」より参加企業の数が多い状況を指す。
N1 頑な かたくな
自分の考えを変えず、人の意見を受け入れない様子。「頑なに拒む」「頑なな態度」のように、心を閉ざして譲らない場面で使う。やや否定的な評価を伴うことが多い。
N1 固唾 かたず
緊張して息を詰めたときに、口の中にたまる唾。多く「固唾を呑む」の形で、結果が気になって緊張しながら見守る場面を表す慣用句として使う。
N1 語り継ぐ かたりつぐ
ある話や体験を、後の世代へと話して伝え続けること。「先人の知恵を語り継ぐ」「地域の伝統を語り継ぐ」のように、世代を超えて口承で伝える場面で使う。
N1 傍ら かたわら
すぐそば、横のあたり。また、ある活動をしながら同時に別のこともすること。「母の傍らに座る」「仕事の傍ら執筆する」のように使う。
N1 荷担 かたん
「荷」は荷物、「担」は担ぐの意で、相手の荷物を一緒に担ぐことが原義。そこから、ある行為に加わって手助けすることを表す。「犯罪に荷担する」「不正に荷担する」のように使い、多くは好ましくない行為への関与に用いる。
N1 活況 かっきょう
「活」はいきいきしている、「況」はありさまの意で、いきいきとしたありさまを表す。商売や市場などが、にぎやかで勢いのある状態。「市場が活況を呈する」「活況を示す」のように、経済記事で景気の良さを表す場面で使う。
N1 喝采 かっさい
拍手や声を上げて、ほめたたえることを表す語。「喝采を浴びる」「拍手喝采」のように、観客の称賛を表す場面で使う。
N1 合戦 かっせん
戦いを交えること。古くは戦のこと、現代では「歌合戦」「雪合戦」のように競い合う催しを表す。この「〜合戦」の形では読みが濁って「がっせん」となり、単独で使うときの「かっせん」と区別する。
N1 葛藤 かっとう
心の中で対立する気持ちが争うこと。「葛藤を抱える」「内心の葛藤」のように、選択や感情の板挟みを表す。比喩として人間関係の対立にも使う。
N1 渇望 かつぼう
のどが渇いた人が水を求めるように、強く何かを望むこと。「平和を渇望する」「自由を渇望する」のように、切実な欲求を表す硬い語。
N1 過渡期 かとき
古い状態から新しい状態へ移り変わる途中の時期。「過渡期にある産業」のように、安定していない移行段階を表す。社会・技術・人生の段階を語る場面で使う。
N1 家督 かとく
一家の長としての地位や財産。かつての家制度で、家を継ぐ者が受け継ぐもの。「家督を継ぐ」のように歴史小説や旧家の話題で使われる。
N1 寡聞 かぶん
見聞きしたことが少ないこと。多く「寡聞にして〜知らない」の形で、自分の知識不足をへりくだって述べる定型表現として使う。
N1 噛み締める かみしめる
強く噛むこと。比喩として「物事の意義や感情を深く味わって実感する」の意でも使い、「喜びを噛み締める」「幸せを噛み締める」のように感慨を表す場面で多く用いられる。ひらがなまじりで「かみしめる」と書かれることも多い。
N1 上手 かみて
舞台や川で、上の側にあたる部分。舞台では客席から見て右側、川では水が流れてくる側を指す。「川の上手」「上手から登場する」のように使う。反対の側は「下手(しもて)」。同じ「上手」を「じょうず」と読むとうまくできることを、「うわて」と読むと相手よりまさっていることを表す、それぞれ別の語になる。
N1 寡黙 かもく
「寡」はすくない、「黙」はだまるの意で、口数が少なく黙りがちであることを表す。あまり口を開かず、必要な時しか話さない様子。「寡黙な人」「寡黙に働く」のように、落ち着いた人物像として肯定的に使われることが多い。
N1 がら
布や紙などの表面にあらわれた模様のこと。「花柄」「柄物のシャツ」のように使う。また、人柄や品格、物事の性質も表し、「柄が悪い」「柄にもない」「人柄」「家柄」のように、人や物に備わった性質を表す慣用や複合語で使う。
N1 辛うじて かろうじて
やっとのことで、ぎりぎりの状態で成り立つ様子。「辛うじて間に合う」「辛うじて合格する」のように、すれすれで成立した結果を表す副詞。
N1 鑑みる かんがみる
「鑑」は鏡や手本のこと。過去の事例や現在の状況を鏡として映し出し、それに照らして判断することを表す動詞。「前例に鑑みる」「現状に鑑みる」のように使う。公的な文書や改まった場面で用いることが多い。
N1 歓喜 かんき
「歓」はよろこぶ、「喜」はよろこぶの意で、いずれも同義の漢字を重ねた語。とても大きな喜び。「歓喜の声」「歓喜に沸く」のように、強い感動を伴う喜びを表す硬い語。スポーツの勝利や受賞など、改まった場面で使う。
N1 甘受 かんじゅ
「甘」は甘んじる、「受」はうけるの意で、甘んじて受けることを表す。不利益や苦痛を、仕方のないものとして受け入れること。「批判を甘受する」「責任を甘受する」のように、不本意ながら引き受ける場面で使う硬い語。
N1 完遂 かんすい
計画や任務などを最後までやり通すことを表す語。「任務を完遂する」のように、困難を伴う事柄を成し遂げた場面で使う硬い語。
N1 緩慢 かんまん
「緩」はゆるい、「慢」はゆっくり・おそいの意で、いずれも同義の漢字を重ねた語。動きや進み方がゆっくりしていて、勢いがない様子。「緩慢な動作」「対応が緩慢だ」のように、遅さを批判的に評価する場面で使うことが多い。
N1 感涙 かんるい
深く感動して流す涙。「感涙にむせぶ」「感涙する」のように、強い喜びや感謝で涙が出る場面を表す。式典・スピーチ・小説など改まった文脈で使う。
N1 貫禄 かんろく
地位や経験を重ねた人に自然とそなわる、どっしりとした重みや風格。「貫禄がある」の形でよく使う。
N1 気鋭 きえい
「気」は気力、「鋭」はするどいの意で、気力がするどいことを表す。若くて勢いがあり、優れた才能を発揮していること。「新進気鋭」「気鋭の研究者」のように、必ず人物の修飾語として使う硬めの語。
N1 飢餓 きが
食べ物がなくて極度に飢えている状態のこと。「飢餓に苦しむ」「飢餓状態」のように、戦争や貧困の文脈で使われる硬い語。単に「お腹がすく」より深刻な状況を指す。
N1 気概 きがい
困難に立ち向かおうとする強い心のこと。「気概がある」「気概を見せる」のように使う。逆境や反対を前にしても屈しない意志の強さを表し、賞賛の気持ちを込めて使われることが多い。
N1 気兼ね きがね
「気」は気持ち、「兼ねる」はためらう・遠慮するの意で、気持ちのうえで遠慮することを表す。相手に気を使って遠慮すること。「気兼ねなく話す」「気兼ねする」のように使う。多くは打ち消しの形で「自由に振る舞ってほしい」という意図を表す硬めの語。
N1 気構え きがまえ
「気」は気持ち、「構える」は身がまえる・準備するの意で、心を構えて備えることを表す。物事に取り組むための心の準備や姿勢のこと。「気構えができている」「気構えを持つ」のように使う。覚悟や決意を表す硬めの語。
N1 基幹 きかん
組織や産業の中心となって支える土台のこと。「基幹産業」「基幹システム」のように、必ず他の名詞と結びついて使う、ビジネス・行政文書で頻出する硬い語。
N1, N2 機関 きかん
ある目的のために作られた組織や仕組み。「教育機関」「報道機関」。また、エネルギーを動力に変える装置も指す(「蒸気機関」)。
N1 聞き入る ききいる
心を奪われたように熱心に聞くこと。「演奏に聞き入る」「話に聞き入る」のように使う。文学的な響きを持つ硬めの動詞で、強い集中を伴う「聞く」を表す。
N1 飢饉 ききん
凶作や災害により広い地域で食料が極度に不足する状態のこと。「飢饉に見舞われる」のように使う。歴史的な出来事や深刻な食料危機を語る場面で用いられる硬い語。
N1 危惧 きぐ
悪い結果になるのではないかと心配することのこと。「絶滅危惧種」「事態を危惧する」のように使う。新聞・報道などで将来への懸念を表す硬い表現として頻出する。
N1 気苦労 きぐろう
「気」は気持ち、「苦労」は苦労の意で、精神面での苦労を表す。細かいことに気を使って心が疲れること。「気苦労が絶えない」「気苦労を重ねる」のように使う。人間関係や責任の重さで疲弊する様子を表す硬めの語。
N1 帰結 きけつ
「帰」はかえる・行き着く、「結」はむすぶ・結末の意で、最終的に行き着く結末を表す。物事が議論や経過を経て最終的に行き着くところのこと。「論理的帰結」「必然の帰結」のように使う。論理・議論の結末を表す硬い語で、論文・評論で頻出する。
N1 気心 きごころ
相手の考え方や性格などをよく理解し合っていること。「気心の知れた仲」「気心が知れる」のように、ほぼ「知れた」と組み合わせて使う硬めの語。
N1 気骨 きこつ
信念を曲げない強い精神のこと。「気骨のある人物」のように使い、誰にも屈しない芯の強さを表す。同じ漢字を「きぼね」と読むと「苦労・気苦労」を意味する別語になる。

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