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N1単語帳
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N1
手向け
たむけ
亡くなった人や神仏に、花・香・水・食べ物などを捧げること、またその捧げるもの。「手向けの花」「手向けの一句」「霊前に手向ける」のように使い、追悼・供養・別れの場面で用いる。動詞「手向ける」の名詞形で、もとは旅立つ人の安全を祈って峠の神に物を捧げたことに由来する。同じ場面で使われる「はなむけ(餞・贐)」は別語で、旅立つ人や門出を迎える人に贈る金品・言葉を指す。
N1
矯める
ためる
曲がったものをまっすぐにする。また、悪い癖や欠点を直す。「角を矯めて牛を殺す」の慣用句で知られる。「子供の癖を矯める」のように使う。
N1
容易い
たやすい
簡単で手間がかからない。「容易く片付ける」「容易い仕事」のように使う。送り仮名「い」が付く「容易い」は「たやすい」、送り仮名なしの「容易」は「ようい」と読む。
N1
弛む
たるむ
張っていたものがゆるむ。また、気持ちに緊張がなくなる。「ロープが弛む」「気が弛む」のように使う。ひらがなで「たるむ」と書かれることが多い。
N1
弾劾
だんがい
責任ある立場の人の不正や罪を暴いて厳しく責めること。「弾劾裁判」「政府を弾劾する」のように使う。法律・政治の場面で使う硬い語。
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嘆願
たんがん
事情を訴えて切実に願い出ること。「助命を嘆願する」「嘆願書を提出する」のように使う。通常の依頼よりも切迫感の強い、改まった場面で使う硬い語。
N1
断行
だんこう
反対や困難があっても、思い切って実行すること。「改革を断行する」「増税を断行する」のように使う。躊躇を押し切って実行する硬い語。
N1
断続
だんぞく
途切れたり続いたりを繰り返すこと。「断続的に」の形で副詞的に使うことが多い。一度で終わらず、間隔を置いて何度も起きる様子を表す。
N1
端的
たんてき
はっきりしていて分かりやすい様子。回りくどくなく要点を突いている様子。「端的に言う」「端的な例」のように使う。特徴がはっきり表れていることを表す硬い語。
N1
単刀直入
たんとうちょくにゅう
前置きや遠回しな言い方を省いて、いきなり本題に入ること。「単刀直入に言う」「単刀直入に質問する」のように使う。会話や交渉を直接的に切り出す場面で使う。
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丹念
たんねん
細かいところまで心を込めて丁寧に行う様子。「丹念に調べる」「丹念に仕上げる」のように使う。時間と注意を惜しまず行う態度を表す。
N1
堪能
たんのう
「たんのう」と読み、二つの意味を持つ語。一つ目は、ある技能や学問に深く熟達していることで、「外国語に堪能だ」「ピアノに堪能な人」のように使い、形容動詞として用いる。二つ目は、十分に味わって満足することで、「料理を堪能する」「景色を堪能する」「温泉を堪能する」のように使い、サ変動詞として用いる。「堪」は「耐える・たえうる」、「能」は「できる・能力」を意味する字で、「堪能」はもともと「ある物事に堪えるだけの能力がある」、つまり「その分野で十分に対応できる力を持つ」という意味だった。そこから一つ目の「熟達」の意味が直接派生し、さらに「能力的に十分である」が「満足する」へと展開して二つ目の意味が生まれたとされる。
N1
断片
だんぺん
全体の中のわずかな一部分。「記憶の断片」「会話の断片」のように使う。全体像が見えず部分的にしか捉えられない様子を表す。
N1
鍛錬
たんれん
身体や精神を厳しく鍛えて強くすること。「心身を鍛錬する」「日々の鍛錬」のように使う。スポーツ・武道・精神修養の文脈で使う硬い語。
N1
地殻
ちかく
地球の表面をおおっている、岩石でできた層のこと。地球の構造を内側から見ると、中心に「核」、その外側に「マントル」、最も外側に「地殻」があり、地殻はその一番薄い表層にあたる。厚さは大陸の下で約 30〜50 km、海の下で約 5〜10 km と言われる。「地殻変動」「地殻運動」「地殻の下にマントルがある」のように、地学・地震学・地質学の話題で使う硬い語で、地震や火山活動の説明にもよく登場する。
N1
近々
ちかぢか
近い将来に、そう遠くないうちに、という意味の副詞。「近々発表する」「近々お伺いします」「近々結果が出る」のように使い、具体的な日時は決まっていないが、それほど時間を置かずに何かが起こる・行うという見通しを伝えるときに用いる。改まった場面・ビジネス・案内文などで使われるやや硬めの語で、日常会話では「近いうちに」「もうすぐ」の方が自然なことも多い。同じ字を二つ重ねた形で、「近い」という意味を強める語構成になっている。
N1
力添え
ちからぞえ
人を助けて力を貸すこと。「お力添えをお願いします」のように依頼や感謝の場面で使う、少しかしこまった語。
N1
力尽きる
ちからつきる
持っていた体力や気力を全て使い切って、もう動けなくなること。「ゴール直前で力尽きる」「長い闘病の末に力尽きる」のように使う、少し文学的な語。
N1
知己
ちき
自分をよく理解してくれる親しい友人、また知り合いのこと。「知己を得る」「十年来の知己」のように使う、古風で硬い語。
N1
契り
ちぎり
固い約束、特に人と人との心の結びつきを表す古風で硬い語。「契りを交わす」「夫婦の契り」のように、深い関係を結ぶ場面で使う。動詞「契る」の名詞形。
N1
逐一
ちくいち
一つひとつ、細かく残らずという意味の副詞。「逐一報告する」「逐一確認する」のように、詳細に順を追って何かをする様子を表す硬い語。
N1
知遇
ちぐう
目上の人から才能を認められて、特別に大切にしてもらうこと。「知遇を得る」の形で使うことが多い硬い語。学者や芸術家が有力者に引き立てられる場面で使う。
N1
畜産
ちくさん
牛や豚、鶏などを飼って、肉・乳・卵などを生産する産業のこと。「畜産業」「畜産農家」のように、農業・食品の文脈で使う硬い語。
N1
逐次
ちくじ
順を追って次々にという意味の副詞。「逐次発表する」「逐次処理」のように、順番にひとつずつ進めていく様子を表す硬い語。
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蓄積
ちくせき
物や経験、知識などが少しずつたまっていくこと。「経験を蓄積する」「疲労の蓄積」のように、時間をかけて積み重なる場面で使う硬い語。
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秩序
ちつじょ
物事の正しい順序やきまり、社会がうまく動くためのルールのこと。「秩序を保つ」「秩序が乱れる」のように、社会・組織・集団の状態を表すときに使う硬い語。
N1
血の気
ちのけ
字義通りには、顔や皮膚に上っている血の赤みのこと。「血の気が引く」のように、驚きや恐怖で顔が青ざめる様子を表す。転じて、その赤みから連想される若々しい気力や、激しやすい気質を指す比喩としても用いる。「血の気の多い若者」のように使う。
N1
血眼
ちまなこ
何かを必死に探したり追いかけたりする様子を表す語。文字どおりには「血走った目」を意味し、目が充血するほど真剣に・夢中になって何かに取り組んでいる状態を表す。「血眼になって探す」「血眼で追う」「血眼になって犯人を追跡する」のように、「〜になる」「〜で」の形で使う慣用的な表現が多い。冷静さを失って一つのことに集中している様子を表すため、肯定的にも否定的にも使われ、文脈によって必死さへの共感や、執着への批判のニュアンスが変わる。
N1
緻密
ちみつ
細かい所まで注意が行き届いていて、きちんと組み立てられている様子を表す語。「緻密な計画」「緻密な描写」のように、計画・文章・絵などに使う。反対は「粗雑」「大ざっぱ」。
N1
致命的
ちめいてき
命を落とすほど重大で、取り返しがつかないようす。「致命」は命を落とすに至ることで、「致命的な傷を負う」のように本当に命に関わる場合にも使うが、「致命的なミス」「致命的な欠陥」のように、そこで全体が立ち行かなくなるほど重大だという意味で使うことのほうが多い。同じ「致命」を使う「致命傷」も、命に関わる傷のほか、立ち直れないほどの打撃という意味で使う。
N1
着想
ちゃくそう
物事を始めるときの新しい考えや思いつき。「面白い着想」「斬新な着想」のように、計画や作品のもとになるアイデアを指す硬い語。
N1
着服
ちゃくふく
他人から預かった金や公金などを、こっそり自分のものにしてしまうこと。「公金を着服する」「会社の経費を着服する」のように、サ変動詞として使う硬い語で、新聞・ニュース・裁判の報道などで使われることが多い。漢字に反して、現代では「衣服を着る」という字義通りの意味では使われない。「横領」と類義の関係にあるが、「横領」が刑法で定義された法律用語であるのに対し、「着服」は一般的な報道・日常語として使われる点で異なる。
N1
着工
ちゃっこう
建物や道路などの工事を始めること。「着工する」「着工式」のように建設・土木の場面で使う硬い語。反対は「竣工」。サ変動詞として使う。
N1
茶番
ちゃばん
中身がなく、ばかばかしく見える行為や出来事のこと。「茶番劇」「茶番を演じる」のように、誠実さのない見せかけの行動を皮肉って使う。
N1
ちやほや
ちやほや
人をとても甘やかして、機嫌を取るようにもてなすこと。「周りからちやほやされる」のように、誰かが特別扱いされる場面で使う。良い意味ではないことが多い。
N1
中核
ちゅうかく
組織や物事の中で、最も重要な働きをする中心部分のこと。「中核を担う」「中核企業」のように使う硬い語。比喩的に人を指すこともある。
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駐在
ちゅうざい
仕事のために、ある場所に長い期間とどまって滞在すること。「海外駐在」「駐在員」のように、派遣されて現地で働く場面で使う硬い語。
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仲裁
ちゅうさい
争っている人の間に入って、仲直りさせたり解決に導いたりすること。「仲裁に入る」「争いを仲裁する」のように使う。国家間の紛争にも使う硬い語。
N1
抽出
ちゅうしゅつ
多くの中から必要なものを選び出すこと。「データから抽出する」「成分を抽出する」のように、統計・化学・情報処理の場面で使う硬い語。
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中傷
ちゅうしょう
根拠のないことを言って、他人の名誉を傷つけること。「他人を中傷する」「根拠のない中傷」のように、悪口やデマで人を攻撃する場面で使う硬い語。
N1
中枢
ちゅうすう
組織やシステムの中心で、最も重要な働きをする部分。「政権の中枢」「中枢を担う」のように、全体を動かしている核心部分を指す硬い語。
N1
躊躇
ちゅうちょ
何かをしようとしてためらうこと。「決断を躊躇する」「躊躇なく飛び込む」のように、決められない気持ちや迷いを表すときに使う硬い語。
N1
駐屯
ちゅうとん
軍隊が一定の場所にとどまって任務につくこと。「駐屯地」「部隊が駐屯する」のように軍事・ニュースの文脈で使う硬い語。
N1
超越
ちょうえつ
普通の範囲や限界を大きく超えていること。「理解を超越する」「常識を超越した発想」のように、あるものを遥かに上回る場面で使う硬い語。
N1
超過
ちょうか
決められた数や量、時間などを超えること。「予算を超過する」「制限時間を超過する」のように、基準の枠を越える場面で使う硬い語。
N1
帳消し
ちょうけし
それまでの借りや功績、努力などが全てなくなってしまうこと。「借金を帳消しにする」「努力が帳消しになる」のように使う。
N1
兆候
ちょうこう
何かが起こりそうな前触れや、始まりを示すしるし。「回復の兆候」「異常な兆候」のように、変化の前ぶれを指す硬い語。医学・経済の記事にもよく出てくる。
N1
弔辞
ちょうじ
葬儀や告別式で、亡くなった人に向かって読み上げる別れの言葉のこと。「弔辞を述べる」「弔辞を読む」「弔辞を捧げる」のように使う硬い語で、参列者を代表する立場の人や、故人と親しかった人が読む。「弔」は人の死を悼む、「辞」は言葉という意味で、二字を合わせて「死者を悼んで述べる言葉」を表す。同じ「弔」の字を含む語に「弔問」「弔電」「哀弔」などがあり、いずれも死者を悼むという意味を共有している。
N1
聴衆
ちょうしゅう
講演会や音楽会などで話や演奏を聴きに集まった人々のこと。「聴衆を前に話す」「大勢の聴衆」のように、話し手・演者から見た聞き手側を指す硬い語。
N1
徴収
ちょうしゅう
税金や会費などを決まりに従って集めること。「会費を徴収する」「税を徴収する」のように、組織や国が人々からお金を集める場面で使う硬い語。
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