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N1単語帳
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N1
気兼ね
きがね
「気」は気持ち、「兼ねる」はためらう・遠慮するの意で、気持ちのうえで遠慮することを表す。相手に気を使って遠慮すること。「気兼ねなく話す」「気兼ねする」のように使う。多くは打ち消しの形で「自由に振る舞ってほしい」という意図を表す硬めの語。
N1
気構え
きがまえ
「気」は気持ち、「構える」は身がまえる・準備するの意で、心を構えて備えることを表す。物事に取り組むための心の準備や姿勢のこと。「気構えができている」「気構えを持つ」のように使う。覚悟や決意を表す硬めの語。
N1
基幹
きかん
組織や産業の中心となって支える土台のこと。「基幹産業」「基幹システム」のように、必ず他の名詞と結びついて使う、ビジネス・行政文書で頻出する硬い語。
N1, N2
機関
きかん
ある目的のために作られた組織や仕組み。「教育機関」「報道機関」。また、エネルギーを動力に変える装置も指す(「蒸気機関」)。
N1
聞き入る
ききいる
心を奪われたように熱心に聞くこと。「演奏に聞き入る」「話に聞き入る」のように使う。文学的な響きを持つ硬めの動詞で、強い集中を伴う「聞く」を表す。
N1
飢饉
ききん
凶作や災害により広い地域で食料が極度に不足する状態のこと。「飢饉に見舞われる」のように使う。歴史的な出来事や深刻な食料危機を語る場面で用いられる硬い語。
N1
危惧
きぐ
悪い結果になるのではないかと心配することのこと。「絶滅危惧種」「事態を危惧する」のように使う。新聞・報道などで将来への懸念を表す硬い表現として頻出する。
N1
気苦労
きぐろう
「気」は気持ち、「苦労」は苦労の意で、精神面での苦労を表す。細かいことに気を使って心が疲れること。「気苦労が絶えない」「気苦労を重ねる」のように使う。人間関係や責任の重さで疲弊する様子を表す硬めの語。
N1
帰結
きけつ
「帰」はかえる・行き着く、「結」はむすぶ・結末の意で、最終的に行き着く結末を表す。物事が議論や経過を経て最終的に行き着くところのこと。「論理的帰結」「必然の帰結」のように使う。論理・議論の結末を表す硬い語で、論文・評論で頻出する。
N1
気心
きごころ
相手の考え方や性格などをよく理解し合っていること。「気心の知れた仲」「気心が知れる」のように、ほぼ「知れた」と組み合わせて使う硬めの語。
N1
気骨
きこつ
信念を曲げない強い精神のこと。「気骨のある人物」のように使い、誰にも屈しない芯の強さを表す。同じ漢字を「きぼね」と読むと「苦労・気苦労」を意味する別語になる。
N1
兆し
きざし
何かが起こりそうな最初の小さなしるしのこと。「兆」はもともと占いのときに亀の甲に現れたひび割れの形を表し、そこから物事の前ぶれを意味するようになった。「春の兆し」「回復の兆し」のように、これから始まる物事の前ぶれを表すときに使う。
N1
気質
きしつ
「気」は気持ち・気性、「質」は本来の性質の意で、生まれつきの気性を表す。生まれつき備わっている性質や心の傾向のこと。「職人気質」「学者気質」のように、特定の集団や職業に共通する性格を表す硬めの語。
N1
既成
きせい
すでにできあがって世の中に定着していること。「既成概念」「既成事実」のように、後ろの名詞と結びついて使う。新しいものと対比して使う硬い語で、論説・批評で頻出する。
N1
帰属
きぞく
人や物がある組織・地域などの所属や所有に属すること。「○○に帰属する」「帰属意識」のように使う。法律・行政・組織論の文脈で頻出する硬い語。
N1
擬態
ぎたい
生物が周囲の物や他の生物に姿を似せること。「擬態する」「保護擬態」のように使う。生物学の文脈で頻出する硬い専門語で、敵から身を守る生存戦略を指す。
N1
気立て
きだて
「気」は気持ち、「立て」は持ちようの意で、気持ちの持ちようを表す。人に対して接するときの心の持ち方や性質のこと。「気立てがよい」「気立てがやさしい」のように使う、肯定的な人柄評価に用いられる硬めの語。
N1
忌憚
きたん
遠慮することのこと。多くは「忌憚のない意見」のように打ち消しの形で使い、率直に話してほしいときの定型表現として用いる。会議や挨拶など改まった場面で使われる。
N1
基調
きちょう
全体を貫く基本的な調子・方向性のこと。「基調講演」「基調を成す」「青を基調とした」のように使う。色・音楽・経済動向・演説など幅広い分野で用いられる硬めの語。
N1
喫緊
きっきん
差し迫って重要なこと。「喫緊の課題」「喫緊の問題」のような形で使う定型表現。政治・経済・行政の文書で頻出する硬い語で、急いで対応すべき事柄を指す。
N1
詰問
きつもん
「詰」はつめる・責める、「問」はとうの意で、詰め寄って問うことを表す。相手を責めるように厳しく問いただすこと。「詰問する」「詰問を受ける」のように使う。単に質問するのではなく、相手を追及するニュアンスを含む硬い語。
N1
既定
きてい
すでに決まっていること。「既定路線」「既定の方針」のように、後ろの名詞と結びついて使う。会議・行政文書で頻出する硬い語で、変更の余地がないことを示す。
N1
既得
きとく
すでに自分のものとして手に入れていること。「既得権」「既得権益」のように、後ろの名詞と結びついて使う、政治・経済の文脈で頻出する硬い語。
N1, N2
気の毒
きのどく
他人の不幸や苦しみをかわいそうに思う気持ち。「気の毒に思う」。相手に迷惑をかけてすまない、という気持ちにも使う(「わざわざ来てもらって気の毒なことをした」)。
N1
気迫
きはく
「気」は気力、「迫」はせまる・せまる勢いの意で、気力が相手にせまる勢いを表す。相手を圧倒するほどの強い気持ちのこと。「気迫がこもる」「気迫に満ちた演技」のように、勝負や表現の場面で勢いを表す硬めの語。
N1
忌避
きひ
嫌って避けることのこと。「責任を忌避する」「裁判官を忌避する」のように使う。法律・社会制度の文脈で使われることが多い硬い語。
N1
気品
きひん
「気」は気配、「品」は品格の意で、自然ににじみ出る品格を表す。見た目や態度から自然ににじみ出る上品さのこと。「気品がある」「気品にあふれる」のように、人や所作・芸術作品などに対して肯定的に使う硬めの語。
N1
欺瞞
ぎまん
人をあざむき、だますこと。「欺瞞に満ちた」のように、見せかけでごまかす態度を強く非難して言うことが多い。
N1
肝煎り
きもいり
有力者などが積極的に世話・尽力して実現させること。「社長の肝煎りで始まったプロジェクト」のように使う。ビジネス・政治の文脈で、後ろ盾の存在を示す硬い表現。
N1
逆境
ぎゃっきょう
「逆」はさからう、「境」はさかい・状況の意で、思いに逆らう状況を表す。思うようにいかない不運な状況や苦しい環境のこと。「逆境に立ち向かう」「逆境を乗り越える」のように使う。困難に直面する人物を語る場面で頻出する硬めの語。
N1
窮する
きゅうする
「窮」はきわまる・行き詰まるの意。物事に行き詰まって対応に苦しむことを表す。「答えに窮する」「返答に窮する」のように使う。お金や暮らしが立ちゆかなくなることにも使い、「生活に窮する」「資金に窮する」のように言う。決まった目的語を伴うことが多い硬い動詞。
N1
旧態
きゅうたい
「旧」はふるい、「態」はありさまの意で、古いままの状態を表す。昔のままで進歩していない古い状態のこと。「旧態依然」の形で使うことがほとんどで、改革されない古い体質を批判的に指す硬い語。
N1
窮地
きゅうち
逃げ場がなく追い詰められた苦しい状況のこと。「窮地に陥る」「窮地を脱する」のように使う。政治・経済・スポーツなど、追い詰められた状況を語る場面で頻出する硬い語。
N1
旧知
きゅうち
「旧」はふるい、「知」は知り合いの意で、古くからの知り合いを表す。古くから知り合っている人のこと。「旧知の仲」「旧知の友」のように使う。改まった場面で長年の知人を表す硬めの語で、書き言葉でよく用いられる。
N1
急騰
きゅうとう
「急」はいそぐ・突然、「騰」は跳ね上がるの意で、もともと馬が跳ね上がる様子を表した字。急に跳ね上がることから、価格や数値などが急に大きく上がることを表す。「株価が急騰する」「物価が急騰する」のように使う。経済報道で頻出する硬い語で、上昇方向の急変を指す。
N1
旧弊
きゅうへい
古くから続いてきた悪い習慣や考え方のこと。「旧弊を打破する」「旧弊にとらわれる」のように使う。改革や近代化を語る文脈で、否定的な意味で用いられる硬い語。
N1
窮乏
きゅうぼう
お金や物がなくて非常に困っている状態のこと。「窮乏生活」「家計が窮乏する」のように使う。日常会話より新聞・論説で用いられる硬い語で、深刻な経済的困窮を指す。
N1
急務
きゅうむ
「急」はいそぐ、「務」はつとめの意で、急いで取り組むべきつとめを表す。早急に取り組まなければならない仕事のこと。「急務である」「○○は急務だ」のように使う。政策・経営の文脈で頻出する硬い語で、優先度の高さを示す。
N1
究明
きゅうめい
物事の原因や真相を深く調べて明らかにすること。「原因究明」「真相究明」のように使う。事故報道・調査報告など、報道・公的な場面で頻出する硬い語。
N1
丘陵
きゅうりょう
なだらかに起伏した低い山地のこと。平野と山地の中間にあたる地形を指す。「丘陵地帯」「多摩丘陵」のように使う、地理・自然描写で用いられる硬い語。
N1
仰々しい
ぎょうぎょうしい
大げさで仰々しい様子のこと。「仰々しい身ぶり」「仰々しい言い方」のように、必要以上に立派ぶった態度や表現に対して、やや批判的に使う形容詞。
N1
凝視
ぎょうし
「凝」はこる・じっと一点に集中する、「視」はみるの意で、視線を一点に集中させて見ることを表す。目をそらさずにじっと見つめること。「凝視する」「凝視を続ける」のように使う。文学的・観察的な硬い語で、強い注意や関心を持って見る意味を表す。
N1
享受
きょうじゅ
よいものを受け入れて自分のものとして楽しむこと。「自由を享受する」「恩恵を享受する」のように、権利・利益・芸術などを受けて味わう意味で使う硬い語。
N1
強靭
きょうじん
しなやかで強く、簡単に折れたり負けたりしないこと。「強靭な肉体」「強靭な精神力」のように使う。物理的な強さにも精神的な強さにも用いる硬めの語。
N1
矯正
きょうせい
「矯」はまげたものをまっすぐにする、「正」はただすの意で、ゆがみをまっすぐに直すことを表す。悪い状態や癖をよい状態に直すこと。「歯列矯正」「視力矯正」「矯正施設」のように使う。身体・性格・行動などを正常な状態に戻す意味で用いる硬い語。
N1
驚嘆
きょうたん
「驚」はおどろく、「嘆」は感心して声を出すの意で、おどろき感心することを表す。非常に感心して驚くこと。「驚嘆に値する」「驚嘆の声を上げる」のように使う。賞賛の意味を含む硬い語で、優れたものに対する深い感動を表す。
N1
仰天
ぎょうてん
「仰」はあおぐ、「天」はそら・天の意で、天をあおぐほど驚くことが原義。そこから、非常に驚いて声も出ないほどになることを表す。「びっくり仰天」「仰天する」のように使う。日常的な驚きより程度が大きいことを表すやや古風な語。
N1
共謀
きょうぼう
「共」はともに、「謀」ははかる・たくらむの意で、ともにたくらむことを表す。悪事を行うために二人以上で示し合わせること。「共謀して犯行に及ぶ」「共謀罪」のように使う。法律・犯罪報道で頻出する硬い語で、必ず否定的な意味で用いる。
N1
極限
きょくげん
「極」はきわめる、「限」はかぎりの意で、きわめた限界を表す。これ以上は進めない限界の状態のこと。「極限状態」「極限まで追求する」のように使う。物理的・精神的な限界を指す硬めの語で、論文・小説・スポーツなど幅広く使う。
N1
極致
きょくち
物事を突き詰めて到達した最高の状態のこと。「美の極致」「贅沢の極致」のように使う。賞賛または批判を込めて、ある性質が極限まで達した様子を表す硬い語。
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