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N2, N3
窓口
まどぐち
役所や銀行などで、客の対応をする場所。「窓口で手続きする」。問い合わせなどを受け付ける担当の意味でも使う(「相談窓口」)。
N3
まとまる
まとまる
ばらばらだったものが一つに整う。「意見がまとまる」「話がまとまる」。ひとりでに一つに整うのが「まとまる」、人が一つに整えるのが「まとめる」で、「意見がまとまる」に対して「意見をまとめる」のように使い分ける。
N3
まとめる
まとめる
ばらばらのものを一つに整える。「荷物をまとめる」「考えをまとめる」。人が一つに整えるのが「まとめる」、ひとりでに一つに整うのが「まとまる」で、「意見をまとめる」に対して「意見がまとまる」のように使い分ける。
N1
眼差し
まなざし
物を見るときの目つき・視線。「眼」は目、「差し」は光や視線を向ける意で、合わせて「目から向けられる視線」を表す。単なる視線の方向だけでなく、その視線に込められた感情や態度を含意する点が特徴。「優しい眼差し」「鋭い眼差し」「冷たい眼差し」「温かい眼差し」のように、感情を伴う視線を表す文脈で使う。書き言葉的・文学的な響きを持つ語で、人物描写や心理描写で頻出する。
N3
学ぶ
まなぶ
learn。勉強して知識や技術を身につける。「大学で経済を学ぶ」。経験から知る意味でも使う(「失敗から学ぶ」)。
N2, N3
真似
まね
imitation。他の人のやり方をそのとおりにすること。「先生の発音を真似する」。
N2, N3
招く
まねく
客として呼ぶ。「パーティーに招く」。「誤解を招く」のように、よくない結果を引き起こす意味でも使う。
N1
間延び
まのび
動作・話・時間などにメリハリがなく、だらしなく感じられる様子。「間」は時間や動作の区切り、「延び」は伸びる意で、合わせて「区切りがだらだら伸びてしまっている状態」を表す。「間延びした顔」「間延びした話し方」「間延びしたメロディ」のように、緊張感や引き締まりに欠ける様子を批判的に評する文脈で使う。話芸・音楽・表情・文章など、リズムや締まりが問われる対象について多く用いられる。
N1
まばゆい
まばゆい
光が強くて目を開けていられないほど明るい様子。「まばゆい朝日」「まばゆい光」「まばゆいばかりの白さ」のように使う。比喩的に「まばゆいばかりの才能」「まばゆいばかりの美しさ」のように、目を奪われるほど際立っている様子を表す用法も多い。「まぶしい」と意味が近いが、「まばゆい」のほうがより文語的・文学的な響きを持つ。漢字では「眩い」「目映い」と書くが、ひらがなで書かれることも多い。
N1
まばら
まばら
物や人がところどころに散らばって、密度が低い様子。「まばらに生えた木々」「客足がまばら」「観客はまばらだった」のように、本来集まるはずのもの・連続しているはずのものが疎な状態を表す。視覚的に隙間が目立つ状態を指すのが基本で、人・物・植生・髪などについて使う。「疎ら」と漢字で書くこともあるが、ひらがな表記が一般的。否定的・寂しげなニュアンスで使われることが多い。
N1
瞼
まぶた
目を覆う皮膚の部分。眼球を保護し、まばたきや閉眼の動作を担う。「瞼を閉じる」「瞼が腫れる」「瞼が重い」のように使う。「上瞼」「下瞼」「一重瞼」「二重瞼」のような複合形でも用いる。比喩的に「瞼に焼き付く」「瞼に浮かぶ」のように、記憶や思い出を視覚的に思い起こす文脈でも使われる。「目蓋」とも書くが、「瞼」の表記が一般的。
N3
間もなく
まもなく
soon。すぐに、もう少しで。「間もなく電車が参ります」。改まった言い方で、アナウンスなどでよく使う。「〜して間もなく」「〜して間もない」の形では、ある出来事のすぐあとであることを表す。「引っ越して間もなく」は引っ越してからあまり時間がたっていないころ、「入社して間もない」はまだ入ったばかりだ、という意味になる。
N3
守る
まもる
危険から防ぐ。「家族を守る」。約束や規則をそのとおりにする意味でも使う(「約束を守る」)。規則の意味での対義語は「破る」。
N1
繭
まゆ
蚕などの幼虫が、変態の前に自分の周りに作る糸の覆い。幼虫が成虫(蛾)になるまでの保護のために、口から吐いた糸で自分の体を包み込んで作る。蚕の繭は絹糸の原料となり、製糸業の中心的な素材として歴史的に重要な役割を果たしてきた。「繭を作る」「繭から糸を取る」「白い繭」のように使う。比喩的に「繭にこもる」のように、外部から閉ざされた状態を表す用法もある。
N3
迷う
まよう
どうするか決められないでいる。「買うかどうか迷う」。「道に迷う」のように、正しい道がわからなくなる意味でも使う。
N1
丸腰
まるごし
武器を一切持っていない状態。本来は「腰に刀を差していない」ことを意味した語で、武士が刀を帯びることを「腰に差す」と言った歴史的背景から生まれた。現代では物理的に武器を持たない意のほか、比喩的に「何の準備や対策もないまま事に臨むこと」を表す。「丸腰で交渉に臨む」「丸腰の状態で警察に出頭する」のように使う。守るものを持たず無防備に向き合うニュアンスを含む。
N1
丸っきり
まるっきり
「全く・全然」の意の副詞で、後ろに否定や否定的な内容を伴う。「丸」は完全・全部を表し、「っきり」は強調を加える接尾的な要素。「丸っきり知らない」「丸っきり違う」「丸っきり駄目だ」のように、物事の度合いが完全であることを強調する。話し言葉的なやや俗っぽい語で、書き言葉では「全く」「全然」が選ばれることが多い。「丸きり」「まるきり」とも書く。
N3
満員
まんいん
人がいっぱいで、それ以上入れないこと。「満員電車」。
N1
蔓延
まんえん
好ましくないものが広い範囲に広がること。「蔓」は植物のつる、「延」は伸び広がる意で、合わせて「つるが伸びるように広がる」が原義。「感染症の蔓延」「悪習の蔓延」「不正の蔓延」のように、病気・悪い風潮・社会問題などが広範囲に広がる文脈で多く使う。中立的な「広がる」「普及する」と異なり、対象が望ましくないものに限られる点が特徴。書き言葉的な硬い語で、報道・論説・公的な場面で頻出する。
N1
漫然
まんぜん
はっきりした目的や注意を持たず、ぼんやりしている様子。「漫」は気の向くまま、しまりがない意で、「然」は「〜のさま」を表す接尾辞。「漫然と過ごす」「漫然と眺める」「漫然と聞く」のように「〜と」の形で副詞的に使うのが基本。意識が散漫で、集中力や目的意識を欠いた状態を表し、多くは批判的・反省的な文脈で用いられる。書き言葉的な硬い語で、日常会話よりも文章・論説で頻出する。
N2, N3
満足
まんぞく
satisfaction。望みがかなって、心が満ち足りること。「結果に満足する」。対義語は「不満」。
N1
漫談
まんだん
軽妙な話芸として、世相や日常を題材にユーモアを交えて聞かせる芸。寄席演芸の一つで、一人で観客に向かって自由に話を展開する形式が基本。「漫」は気のおもむくままにの意、「談」は話の意で、合わせて「気楽に語る話」を表す。「漫談を披露する」「漫談家」「政治漫談」のように使う。落語・講談と並ぶ伝統的な話芸の一形態で、特定の物語ではなく時事ネタや軽い雑談を中心に据える点が特徴。
N3
味方
みかた
ally。自分の側に立って助けてくれる人。「味方につける」。対義語は「敵」。
N1
水気
みずけ
物に含まれている水分のこと。野菜や果物に含まれる水分、洗った食器や髪に残った水滴、湿った空気や土に感じる湿り気など、対象は幅広い。「水気を切る」「水気を拭き取る」「水気を含んだ髪」のように使う。料理では「茹でた野菜の水気を切る」のように調理工程を指示する表現として頻繁に登場する。「水分」と意味が近いが、「水分」が量的・成分的な水を指すのに対し、「水気」は表面に残った水・しっとりした感じなど、より感覚的・実用的な文脈で使われる傾向がある。
N3, N5
見せる
みせる
人が見られるようにすること。「写真を見せる」。
N1
未曽有
みぞう
これまでに一度も起こったことがないほど珍しいこと。「未だ曽て有らず」(いまだかつてない)を漢文の語順で表した語で、字義通り「過去に例がない」を意味する。「未曽有の災害」「未曽有の危機」「未曽有の大事件」のように、極めて重大で前例のない事態を表す硬い語。報道・歴史記述・公的な場面で用いられ、日常会話ではあまり使わない。「未曾有」とも書く。読みは「みぞう」で、「ゆう」を伸ばさない。
N1
見損なう
みそこなう
人や物の価値を見誤ること。「損なう」は本来うまくいかせない意で、「正しく見ることに失敗する」が原義。「あの人を見損なった」「君を見損なったよ」のように、それまで信頼・評価していた相手が期待を裏切る言動をしたときに、相手への失望を表す文脈で多く使う。また、「映画の最後を見損なう」のように、見るべきものを見逃す意でも使うが、現代ではこちらの用法はやや少ない。
N1
密談
みつだん
他人に知られないように、こっそり話し合うこと。「密」は人目に触れない意、「談」は話し合いの意で、合わせて秘密の協議を表す。「密談を交わす」「密談の場を持つ」「密室で密談する」のように使う。政治・外交・取引・陰謀などの場面で多く用いられ、話し合われる内容に秘密性があることを含意する。中立的な「打ち合わせ」「協議」と異なり、外部に漏らせない事情があるという含みがある。
N2, N3
見つめる
みつめる
目を離さずに、じっと見る。「相手の目を見つめる」。
N1, N3
認める
みとめる
正しい・事実だと受け入れる。「失敗を認める」。価値があると評価する意味(「実力が認められる」)や、目で見て気づく・確認する意味(「変化が認められる」)でも使う。
N3, N5
緑
みどり
green。木の葉のような色。
N1
見とれる
みとれる
美しさや見事さに心を奪われ、ぼうっと見入ってしまうこと。「見惚れる」とも書く。「惚れる」は心を奪われる意で、対象の魅力に意識が引き込まれる状態を表す。「夕日に見とれる」「演技に見とれる」「美しさに見とれる」のように使う。対象は美しいもの・優れたもの・心を打つものに限られ、批判的・否定的なものを見つめる場合には使わない。意識せず、つい長く見入ってしまうニュアンスを含む。
N2, N3
実る
みのる
草木に実がなる。「稲が実る」。「努力が実る」のように、よい結果が出る意味でも使う。
N2, N3
見本
みほん
sample。手本や例として見せる物。「商品の見本」。
N3
未満
みまん
その数を含まず、それより少ないこと。「18歳未満」。「18歳以下」が18歳を含むのに対し、「18歳未満」は18歳を含まない。
N3, N5
耳
みみ
ear。音を聞くための、体の部分。
N1
耳障り
みみざわり
耳に不快に感じられる音や言葉のこと。「耳」と「障り(妨げになるもの、害になるもの)」の組み合わせで、聴覚を不快に妨げるものを表す。形容動詞として「耳障りな音」「耳障りな言い方」「耳障りな騒音」のように使う。「目障り」と対をなす語で、いずれも感覚的な不快感を表す。なお「耳触り(耳に触れた感じ)」は別語で、こちらは「耳触りの良い言葉」のように肯定・否定どちらにも使える。
N1
脈絡
みゃくらく
物事のつながりや筋道のこと。「脈」は血管のつながり、「絡」はつなぎ合わせる意で、合わせて「血管のように連続して通っている筋道」を表す。話や文章の前後関係、論理の流れ、出来事と出来事の因果関係などを指す。多くは「脈絡がない」「脈絡を欠く」「脈絡なく話す」のように否定形で使い、話の筋が通っていない状態を批判する文脈で頻出する。「文脈」が前後の言葉のつながりを指すのに対し、「脈絡」はより広く、論理や因果のつながりを指す。
N3
未来
みらい
future。これから先の時。「明るい未来」。「将来」が自分の人生の先を指すことが多いのに対し、「未来」は社会や世界の先も広く指す。
N1
魅惑
みわく
人の心を引きつけて惑わすこと。「魅」は人の心を奪う、「惑」は心を乱して迷わせる意で、合わせて「心を奪い、判断を惑わすほど引きつける」状態を表す。「魅了」が単に強く引きつけることを表すのに対し、「魅惑」は妖しさ・誘惑のニュアンスが強く、相手の理性を揺さぶる魅力を表す。「魅惑的な香り」「魅惑の眼差し」「魅惑のメロディ」のように形容動詞的に使うことが多く、文学的・官能的な文脈で頻出する。
N3
向く
むく
その方向に顔や体が向いた状態になる。「右を向く」。適している意味でも使う(「この仕事に向いている」)。顔や体がその方を向くのが「向く」、顔や物をその方に動かすのが「向ける」で、「右を向く」に対して「顔を右に向ける」のように使い分ける。
N3
剥く
むく
peel。表面の皮などを取り去る。「りんごの皮を剥く」。ひらがなで「むく」と書くことも多い。
N2, N3
向ける
むける
その方向に顔や物を向かせる。「カメラを向ける」。「注意を向ける」のように、気持ちや関心をそちらに動かす意味でも使う。顔や物をその方に動かすのが「向ける」、顔や体がその方を向くのが「向く」で、「顔を右に向ける」に対して「右を向く」のように使い分ける。
N1
無惨
むざん
見ていられないほど痛ましく、悲惨な様子。本来は仏教語で「慚愧の念がない、恥じる心がない」意だったが、転じて「あまりに痛ましい」意で用いられるようになった。事故・破壊・敗北・死など、本来の姿が損なわれた状態に対して使い、「無惨な姿」「無惨に踏みにじられる」「無惨な最期」のように使う。「無残」とも書き、現代の表記としてはこちらも一般的。書き言葉的で、文学的・報道的な文脈で頻出する。
N3
無視
むし
あるものをないかのように扱うこと。「信号無視」「質問を無視する」。
N3
虫歯
むしば
細菌によって穴があいた歯。「虫歯になる」。
N1
無尽蔵
むじんぞう
使っても使ってもなくならないほど、量が豊富であること。「無尽」はなくならない、「蔵」は蓄えの意で、合わせて「尽きることのない蓄え」を表す。本来は仏教語で「尽きることのない功徳」を意味したが、現代では物資・資源・体力・愛情など、有限であるはずのものが極めて豊富である様子を表す。「無尽蔵の資源」「体力が無尽蔵だ」「無尽蔵のエネルギー」のように使い、しばしば有限性との対比で用いられる硬い語。
N3
蒸す
むす
steam。湯気で食材を加熱する。「肉まんを蒸す」。「今日は蒸すね」のように、蒸し暑いという意味でも使う。
N2, N3
結ぶ
むすぶ
ひもなどをつなぎ合わせて留める。「くつのひもを結ぶ」。「契約を結ぶ」のように、約束や関係を成立させる意味でも使う。
N1
無造作
むぞうさ
手間をかけず、簡単にやってのける様子。または、注意を払わず雑に扱う様子。「造作」は本来「手間・手数」を意味し、「無造作」は「手間をかけない」が原義。「無造作に置く」「無造作に髪を結ぶ」「無造作な仕草」のように使う。気取らず自然体である肯定的な意味合いで使われることもあれば、雑で配慮に欠けるという否定的な意味合いで使われることもあり、文脈によってニュアンスが変わる。
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