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N1
応酬
おうしゅう
互いに言葉や攻撃などをやりとりすること。「激しい応酬」「質問と答弁の応酬」のように、双方向のぶつかり合いを表す。議論・非難・砲撃など、一方向の「返答」ではなく双方の応答が続く場面で使う。
N1
押収
おうしゅう
警察などが、証拠になる物や不正に得た物を強制的に取り上げて保管すること。「証拠品を押収する」「資料を押収される」のように使う。法律・捜査の文脈で使う専門的な語。
N1
往生
おうじょう
ひどく困ってどうにもならない状態になること。「往生する」「立ち往生」のように使う。もとは仏教語で「死ぬこと」を指したが、今は困り果てる意味で用いるのが一般的。
N1
往診
おうしん
医師が患者の家に出向いて診察することを表す語。「往診を頼む」「往診に来る」のように、患者側から医師に来てもらう場面で使う硬めの医療用語。
N1
殴打
おうだ
強くなぐること。「頭部を殴打される」「殴打による外傷」のように、事件報道や医療の文脈で出る硬い語。単なる「なぐる」より客観的・記録的な響きを持つ。
N1
横着
おうちゃく
すべきことを故意に怠け、楽に済ませようとすることを表す語。実例としては「横着して傘を拭かずに置く」「横着なやり方」のように、行為自体は行うが本来踏むべき手順や手間を省いて手抜きで済ませる場面で使うことが多い。仕事や役割そのものを放棄する「怠ける」「サボる」とは区別される。
N1
王朝
おうちょう
同じ一族から代々王が出て支配した時代や、その一族のこと。「平安王朝」「王朝時代」のように使う。歴史・文学の文脈で頻出する硬い語で、日常会話にはあまり出ない。
N1
横転
おうてん
車両などが横向きに倒れること。「トラックが横転する」「車が横転事故を起こす」のように使う。事故・報道の文脈で頻出する硬い語。
N1
横柄
おうへい
人を見下した、偉そうな態度をとる様子を表す語。「横柄な態度」「横柄に振る舞う」のように、相手に不快感を与える尊大な態度を表す場面で使う。
N1
横領
おうりょう
他人や組織のお金・物をこっそり自分のものにしてしまうこと。「公金を横領する」「横領罪」のように使う。法律用語でもあり、ニュースで頻繁に出会う語。
N3
終える
おえる
finish。していたことを終わりにすること。「仕事を終える」「一日を終える」。人が区切りをつけるのが「終える」、ひとりでに終わりになるのが「終わる」で、「仕事を終える」に対して「仕事が終わる」のように使い分ける。少しかたい語。
N3
大いに
おおいに
greatly。程度が大きいようす。「大いに楽しむ」「大いに期待する」。書き言葉やあらたまった話し言葉で使う。
N1
大仰
おおぎょう
物事を実際以上に大げさに表現したり振る舞ったりする様子を表すやや硬い語。「大仰な身振り」「大仰に驚いてみせる」のように使う。
N1
大筋
おおすじ
物事の主要な流れや要点のこと。「話の大筋」「大筋で合意する」のように使う。細かい部分ではなく、全体の骨組みや方向性を指す。副詞的に「大筋で」の形もよく使われる。
N1
大見得
おおみえ
自信たっぷりに大げさな態度をとること。「大見得を切る」の形で、周囲に向かって堂々と宣言する意味で使う慣用表現。もとは歌舞伎で役者が見せ場でとる大きな決めのポーズを指す。
N1
大目
おおめ
小さな過ちや欠点を、あまり厳しくとがめないで許すこと。「大目に見る」の形でほぼ固定的に使う慣用表現。寛大に扱う姿勢を表す。
N3
大家
おおや
landlord。貸家やアパートの持ち主。「大家さんに家賃を払う」。家を貸す側が「大家」、借りて住む側が「店子」「借り主」である。同じ「大家」を「たいか」と読むと、その分野で特にすぐれた人を指す別の語になる。
N1
大らか
おおらか
細かいことを気にせず、ゆったりとおおきな心を持っている様子。「大らかな人柄」「大らかな雰囲気」のように、人の性格や場の空気を肯定的に表す。
N3, N4
おかげ
おかげ
だれかのたすけや、よいはたらきが、よいけっかのもとになること。ほとんど「〜のおかげで」の形で使い、「おかげ」だけではあまり使わない。「先生のおかげで、ごうかくしました」。あいさつでは「おかげさまで」の形で、心配してくれた人にお礼を言う。わるいけっかのときは「せい」を使うが、わざと「おかげ」を使って、あいてをせめる言い方もある。漢字では「お陰」と書くが、ふつうはひらがなで書く。
N4
おかしい
おかしい
わらいたくなるようす。ふつうとちがって、へんだと思うようすのいみでも使う。「あじがおかしい」。
N1
お構いなし
おかまいなし
周囲のことや相手の気持ちを気にせず、自分の思うままに行動する様子。「人の迷惑もお構いなし」のように使う。多くの場合、否定的な評価を伴う。
N1
悪寒
おかん
熱が出るときなどに感じる、ぞくぞくする寒気のこと。「悪寒がする」「悪寒を覚える」のように、発熱に伴う体の震えを表す医療寄りの場面で使う。
N3
沖
おき
海や湖で、岸から遠くはなれた所。「沖に船が見える」「沖に出て魚をとる」。
N3
奥
おく
入り口から遠い、深い所。「部屋の奥」「山の奥」。「奥が深い」(簡単には極められない)のような言い方もある。
N4
屋上
おくじょう
rooftop。たてもののいちばん上の、そとにいられるところ。
N1
臆測
おくそく
確かな根拠もなく、自分で勝手に想像して考えること。「臆測で物を言う」「臆測が飛び交う」のように使う。「推測」と似るが、臆測は根拠が薄いという否定的な含みを持つ。
N1
奥深い
おくふかい
内容が豊かで、簡単には理解し尽くせない様子。「奥深い味わい」「奥深い教え」のように使い、表面的でなく、中にさらに深いものがあることを表す。物理的な「奥が深い」の意味でも使う。
N4
贈り物
おくりもの
gift。人にあげるためのもの。プレゼント。
N3
贈る
おくる
present。感謝や祝いの気持ちをこめて、人に物をあげること。「花束を贈る」「記念品を贈る」。同じ読みの「送る」は物や人を移動させること(「荷物を送る」)で、書き分ける。
N4
送る
おくる
人やものを、あるばしょからべつのばしょにとどけること。「にもつを送る」。人といっしょに行って、かえりをてつだうことのいみでも使う。「えきまで送る」。
N4
遅れる
おくれる
じかんやよていより、あとになること。「じゅぎょうに遅れる」。
N4
起こす
おこす
ねむっている人をめざめさせること。「あさ、こどもを起こす」。たおれているものをたてるいみでも使う。
N4
行う
おこなう
なにかをじっさいにすること。ぎょうじやしけんなどに使うことが多い。「うんどうかいを行う」。
N4
怒る
おこる
いやなことがあって、いかりの気もちになること。「大きいこえで怒る」。また、あいてのよくないところをつよいことばで注意することもいう。「先生に怒られる」「母に怒られた」。「いかる」とも読み、そのときは書きことばで使うことが多い。
N3
幼い
おさない
年が小さいこと。「幼い子ども」。「考えが幼い」のように、年のわりに子どもっぽい意味でも使う。
N1
汚辱
おじょく
名誉をきずつけられ、はじを受けること。「汚辱にまみれる」「汚辱を受ける」のように使う。強いはじを表す硬い文章語で、日常会話にはほとんど出ない。
N1
汚職
おしょく
公務員や役職者が、職務上の立場を悪用して不正な利益を得ること。「汚職事件」「汚職に手を染める」のように使う。報道・政治の文脈で頻出する硬い語。
N1
お墨付き
おすみつき
権威ある人や機関による正式な保証や承認のこと。「お墨付きを得る」「専門家のお墨付き」の形で使う慣用表現。もとは将軍・大名が発行した文書に墨で署名したことに由来し、信頼できる保証を意味する。
N1
お節介
おせっかい
頼まれてもいないのに他人のことに口出しをし、世話をやこうとすること。「お節介を焼く」「お節介な人」のように使う。好意から出ていても、迷惑に感じられる場合に使うことが多い。
N1
お膳立て
おぜんだて
物事がうまく進むように、あらかじめ準備を整えておくこと。「お膳立てをする」「お膳立てが整う」のように使う。もとは食事の準備を指したが、転じて段取りや下準備全般に使う。
N1
襲いかかる
おそいかかる
相手に向かって激しく攻撃しようと迫ること。「猛獣が襲いかかる」「不幸が襲いかかる」のように使う。人・動物による直接的な襲撃のほか、災難や不安などが急に降りかかる比喩でも使う。
N3
恐れる
おそれる
fear。こわいと思うこと。危険や失敗を心配すること。「失敗を恐れるな」「死を恐れる」。名詞は「恐れ」で、「雨の恐れがある」のように「心配・可能性」の意味になる。
N3
恐ろしい
おそろしい
frightening。こわい。「恐ろしい事件」。「恐ろしく速い」のように、程度がはなはだしい意味でも使う。
N3
教わる
おそわる
人から教えてもらうこと。「先生に数学を教わる」。「教える」の反対側の動作。
N3
お互い
おたがい
each other。関係する二人(二つ)のそれぞれ。「お互いに助け合う」「お互いさま」(どちらも同じ立場だから気にしなくてよい、という言い方)。
N1
汚濁
おだく
水や空気などがよごれて濁ること。「水質の汚濁が進む」「大気汚濁」のように、環境の悪化を表す硬い語。
N1
おだてる
おだてる
相手を実際以上にほめて、いい気持ちにさせ、こちらの思いどおりに動かそうとすること。漢字では「煽てる」と書くが、ふつうはひらがなで書く。
N3
落ち込む
おちこむ
気持ちが沈んで、元気がなくなること。「成績が落ち込む」のように、数字や調子が下がることにも使う。
N1
億劫
おっくう
何かをするのが面倒で気が進まない様子を表す語。「外出が億劫だ」「返事を書くのが億劫になる」のように、ささいな行動でさえ面倒に感じる場面で使う。
N1
おっとり
おっとり
性格や物腰が穏やかで、落ち着いていて、せかせかしない様子。「おっとりした人」「おっとりと構える」のように使う副詞・ナ形容詞で、人の性格を肯定的に表す。
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