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N1
不遇
ふぐう
才能や努力に見合った地位や待遇が得られず、不運な境涯にあること。「不遇な晩年」「不遇をかこつ」のように使う。「遇」は出会う・もてなされる意で、「良い境遇に巡り会えない」状態を指す。能力ある人が世に認められない悲哀を語る場面で多用される。
N4
複雑
ふくざつ
物事が入り組んでいて、わかりにくいようす。反対のことばは「簡単(かんたん)」。
N4
復習
ふくしゅう
習ったことを、もう一度勉強すること。反対のことばは「予習」。
N3
複数
ふくすう
二つ以上であること。「複数の意見」。対義語は「単数」。
N1
服する
ふくする
規則・命令・義務などに従い、その通りにすること。また、ある状態に身を置くこと。「刑に服する」「喪に服する」のように使う。「服」は従う意で、命令・規範・状況を受け入れる行為を表す。法律・儀礼・軍隊などの硬い文脈で用いられる。
N1
不屈
ふくつ
どんな困難や苦境にも屈しないこと。「不屈の精神」「不屈の闘志」「不屈の意志」のように使う硬い語。「屈」は折れ曲がる・服従する意で、「屈しない」が原義。逆境に耐えて目標を貫く人物を称える文脈で多用され、伝記・スポーツ報道・追悼文などで頻出する。称賛の含みが強い評価語。
N1
伏兵
ふくへい
敵に気づかれないよう隠れて待ち伏せする兵。「伏兵に襲われる」「予選の伏兵」「思わぬ伏兵」のように使う。元は軍事用語だが、比喩的に「思いがけない強敵・障害」の意で日常的にも用いられる。スポーツ・選挙・ビジネスなどの競争を語る文脈で多用され、無名の存在が予想外の強さを見せる場面で使う。
N3
含む
ふくむ
中に入れて持っている。「税金を含んだ値段」。「口に含む」のように、口の中に入れる意味もある。
N1
覆面
ふくめん
顔を布などで覆い隠すこと。また、その覆い。比喩的に、正体や身元を隠した状態を指す。「覆面強盗」「覆面取材」のように使う。「覆」は覆う、「面」は顔の意で、二字で「顔を覆う」ことを直接表す。犯罪・調査報道・パトカーの隠密走行など多様な文脈で用いる。
N3
無事
ぶじ
事故や病気などがなく、安全なこと。「無事に着いた」。
N3
不思議
ふしぎ
mysterious。ふつうでは考えられない、なぞめいたこと。「不思議な出来事」。
N2, N3
不自由
ふじゆう
必要な物や自由がなくて、困ること。「お金に不自由しない」。体が思うように動かないことについても使う(「目が不自由だ」)。
N1
不詳
ふしょう
詳しいことが分からないこと。「身元不詳」「作者不詳」のように使う。報道・公文書・記録などで、情報が確認できない事項について用いる硬い表現。「詳」はくわしい意で、それに「不」がついて「詳しくは分からない」状態を指す。
N1
不祥事
ふしょうじ
組織や立場のある人が起こした、信頼や名誉を損なう不名誉な出来事。「企業の不祥事」「不祥事が発覚する」「相次ぐ不祥事」のように使う。「祥」はめでたい・縁起がよいの意で、「めでたくない事」が原義。法令違反・倫理違反・社会的批判を招く事件などを広く指し、組織の問題として報じられる文脈で多用される。個人の私的な失態より、公的責任のある立場での問題行為を指す傾向がある。
N1
腐心
ふしん
ある物事を成し遂げようとして、心を悩ませ工夫を重ねること。「資金繰りに腐心する」「経営再建に腐心する」「対応に腐心する」のように使う硬い語。「腐」は「腐るほど思い悩む」のイメージで、心を苦しめながら努力する意味を表す。困難な課題に懸命に取り組む様子を改まって述べる語で、ビジネス・政治の文脈で多用される。
N1
風情
ふぜい
しみじみと感じられる趣や味わい。日本の伝統的な美意識を表す語で、自然の景色、古い町並み、所作、季節の移ろいなどから感じ取られる情緒を指す。「秋の風情」「風情のある宿」「風情を楽しむ」のように使う。また、「私風情」「子供風情」のように人を表す語に付くと、「〜のような取るに足らない者」という謙遜・軽蔑の意になる別用法もある。
N3
防ぐ
ふせぐ
prevent。悪いことが起こらないようにする。「事故を防ぐ」。敵や風雨をさえぎる意味もある(「寒さを防ぐ」)。
N1
伏字
ふせじ
文章中で、表現できない箇所を伏せて〇や×、記号などで示したもの。「伏字にする」「実名を伏字で表記する」のように使う。「伏」は隠す、「字」は文字の意で、二字で「文字を隠す」ことを表す。検閲・配慮・編集上の理由で用いられる印刷・編集の専門語で、報道・出版の文脈で使う。
N1
不測
ふそく
前もって予測できないこと。「不測の事態」「不測の事故」のように使う。「測」ははかる・予想する意で、それに「不」がついて「予測できない」状態を表す。突発的・予期しない出来事を指し、危機管理や報道の場面で多用される。
N3
不足
ふそく
shortage。足りないこと。「睡眠不足」「人手不足」。
N1
不遜
ふそん
へりくだる気持ちがなく、思い上がっていること。「不遜な態度」「不遜極まりない」のように使う。「遜」はへりくだる意で、それに「不」がついて「謙虚でない」状態を表す。批判的・否定的な評価として用いられることが多い。
N2, N3
舞台
ぶたい
stage。劇や踊りなどを見せるための一段高い場所。「舞台に立つ」。物語などの背景となる場所の意味でも使う(「京都を舞台にした小説」)。
N1
不退転
ふたいてん
いったん決めた決意を最後まで貫き、後戻りしないこと。元は仏教語で、修行で達した境地から退かない意。「不退転の決意」「不退転の覚悟」のように、決意・覚悟を強調する語と結びつく。政治家の所信表明や重大な公約の場面で多用される。
N3
双子
ふたご
twins。同じ母親から同じときに生まれた二人の子。
N3
再び
ふたたび
again。もう一度。「再び会う」。書き言葉的で、話し言葉では「また」が普通。
N4
豚肉
ぶたにく
pork。ぶたの肉。
N3
普段
ふだん
いつも、日ごろ。「普段の生活」「普段着」。
N4
部長
ぶちょう
会社などで、部をまとめる人。
N4
普通
ふつう
とくべつではなく、いつもと同じようす。
N2, N3
ぶつかる
ぶつかる
勢いよく当たる。「車が壁にぶつかる」。意見が対立する、予定が重なる意味でも使う(「意見がぶつかる」「日程がぶつかる」)。物が当たるのが「ぶつかる」、人が物を当てるのが「ぶつける」で、「車が壁にぶつかる」に対して「車を壁にぶつける」のように使い分ける。
N1
払拭
ふっしょく
きれいに拭い去って取り除くこと。物理的に汚れを拭き取る場面よりも、比喩的に、不信感・不安・疑念・悪い印象などを完全に消し去る場面で多く使われる。「不信感を払拭する」「イメージを払拭する」「疑念を払拭する」のように、抽象的な対象を目的語に取ることが多い。「払」も「拭」も「拭い去る・取り除く」の意で、二字を重ねて意味を強めた語。
N1
払底
ふってい
物資・資金・人材などが、底をついてほとんど残っていない状態のこと。「人材が払底する」「在庫が払底する」「資金が払底する」のように、必要なものが供給不足に陥った状況で使う。「払」は払いのける、「底」は容器の底や尽きるところの意で、二字で「底まで払い尽くす」イメージを表す。日常会話よりも、経済・産業・行政の報告などの硬い文体で多用される。
N3
筆
ふで
毛を束ねて作った、字や絵をかく道具。「筆で書く」。「筆が速い」のように、文章を書くことのたとえにも使う。
N4
太る
ふとる
体重が、重くなること。反対のことばは「痩せる」。
N4
布団
ふとん
futon。ねるときに、しいたり、かけたりするもの。
N4
舟
ふね
boat。水の上を進む、小さな乗り物。同じ読みの「船」は大きいものにも使い、「舟」は小さいものに使うことが多い。
N1
腐敗
ふはい
物が腐ること。また、組織や政治などが道徳的に堕落して悪い状態になること。「政治の腐敗」「腐敗した食品」「腐敗が進む」のように使う。原義は食物などが微生物の働きで悪く変わることだが、そこから組織内部が私利私欲で崩れる様子の比喩としても広く使われる。比喩用法では、汚職・職権乱用・モラル低下などを批判する文脈で多用される。
N1
不抜
ふばつ
意志がきわめて強く、何があっても揺るがないこと。「堅忍不抜」「不抜の精神」のように使う硬い語で、ほぼ四字熟語の構成要素として用いる。「抜」は引き抜く意で、「引き抜けない」が原義。意志・信念が強固で動かしがたい状態を表し、改まった文体・スピーチ・座右の銘などで使われる。
N3
部品
ぶひん
機械などを組み立てている一つ一つの品物。「車の部品」。
N3
部分
ぶぶん
part。全体の中のひとくぎり。「壊れた部分」。対義語は「全体」。
N1
侮蔑
ぶべつ
相手を見下して、ばかにすること。「侮蔑のまなざし」「侮蔑を込めた言葉」「侮蔑の対象」のように使う硬い語。「侮」も「蔑」もどちらも軽んじる意で、二字を重ねて強い軽蔑の気持ちを表す。「軽蔑」「侮辱」と類義だが、「侮蔑」はより文章語的で、感情の強さと文体の硬さの両方を持つ。文学作品・批評・小説の地の文で多用される。
N1
普遍
ふへん
すべてのものに共通して当てはまること。時代・地域・対象を問わず広く成り立つ性質。「普遍的な真理」「普遍の原理」「普遍性」のように使う硬い語。「普」は広く行き渡る、「遍」はあまねく行き渡る意で、二字で「広く全体に及ぶ」ことを強調する。哲学・倫理・科学などで普遍性を論じる文脈で頻出し、「特殊」と対をなす重要な概念語。
N1
不偏
ふへん
どちらか一方に偏らないこと。中立公正であること。「不偏不党」「不偏の立場」のように使う。「偏」はかたよる意で、それに「不」がついて「偏らない」状態を表す。報道・教育・司法など、中立性が求められる場面で用いられる。
N4
不便
ふべん
使いにくく、つごうが悪いようす。反対のことばは「便利(べんり)」。
N1
不本意
ふほんい
自分の望みや本心とは違うこと。やむを得ず受け入れる場合や、満足のいかない結果について用いる。「不本意な結果」「不本意ながら承諾する」「不本意な異動」のように使う。「本意」は本心・本来の望みの意で、それに「不」がついて「望むところではない」という意味になる。「不本意ながら」の形で、自分の希望と違う結論を受け入れる際の前置きとして多用される改まった表現。
N3
不満
ふまん
満足できないこと。「給料に不満がある」。対義語は「満足」。
N1
踏み込む
ふみこむ
足を強く前に出して中へ入ること。また、立ち入るべきでない領域や問題の核心に深く入っていくことを比喩的に表す。「敷地に踏み込む」「議論に踏み込む」のように使う。物理的な侵入から、議論・捜査・私事への深い関与まで広く用いる。語感に「思い切って」「躊躇せずに」のニュアンスを伴う。
N1
踏みにじる
ふみにじる
足で踏みつけてめちゃめちゃにすること。比喩的に、相手の気持ち・尊厳・努力・権利などを乱暴に傷つけることを表す。「人の善意を踏みにじる」「夢を踏みにじる」のように使う。物理的に踏みつぶす意から、精神的・道徳的に他者を踏みつけにする行為まで広く用いる。強い非難の意を含む。
N4
踏む
ふむ
足で、物の上を強くおすこと。「足を踏む」。
N1
不明瞭
ふめいりょう
はっきりしないこと。物の輪郭・音声・意図・記述などが鮮明でない様子。「不明瞭な発音」「不明瞭な指示」「責任の所在が不明瞭だ」のように使う。「明瞭」は「明らかではっきりしている」意で、それに「不」がついて「はっきりしない」状態を指す。物理的な不鮮明さにも、論理・意図の曖昧さにも使え、批判的な評価を含むことが多い。
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