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N2
腐食
ふしょく
金属などが化学反応で表面から徐々に変質し、損なわれること。「金属の腐食」「腐食が進む」のように使う。比喩的に組織・制度の劣化を指すこともある。「腐」は腐る、「食」は侵食するの意で、二字で「腐って侵されていく」過程を表す。
N2
侮辱
ぶじょく
相手を見下し、人格や尊厳を傷つける言動を行うこと。「侮辱を受ける」「侮辱罪」「公衆の面前で侮辱する」のように使う。「侮」は軽んじる、「辱」ははずかしめるの意で、二字で「軽んじてはずかしめる」ことを表す。法律用語としても定着しており(侮辱罪)、日常会話から法的文書まで幅広く用いられる重要語。
N2
武装
ぶそう
戦いのための武器や装備を身につけること。
N2
附属
ふぞく
主たるものに付き従って属していること。また、付き従っているもの。「附属品」「附属病院」のように使う。「附」も「属」も「つき従う」意で、二字で「主体に付随する」関係を表す。「付属」と書くこともあり同義。学校・機関・部品の関係を表す硬い語。
N2
札
ふだ
名前や番号、値段などを書いて、目印としてつける小さな紙や板。「番号の書かれた札を受け取る」「荷札」「名札」のように使う。同じ「札」を「さつ」と読むと、紙のお金を指す別の語になる。
N2, N3
舞台
ぶたい
stage。劇や踊りなどを見せるための一段高い場所。「舞台に立つ」。物語などの背景となる場所の意味でも使う(「京都を舞台にした小説」)。
N4
豚肉
ぶたにく
pork。ぶたの肉。
N4
部長
ぶちょう
会社などで、部をまとめる人。
N4
普通
ふつう
とくべつではなく、いつもと同じようす。
N2
物価
ぶっか
世の中の品物やサービスの値段の全体的な水準。「物価が上がる」のように、一つの品物の値段ではなく社会全体の値段の動きについて使う。
N2, N3
ぶつかる
ぶつかる
勢いよく当たる。「車が壁にぶつかる」。意見が対立する、予定が重なる意味でも使う(「意見がぶつかる」「日程がぶつかる」)。物が当たるのが「ぶつかる」、人が物を当てるのが「ぶつける」で、「車が壁にぶつかる」に対して「車を壁にぶつける」のように使い分ける。
N4
太る
ふとる
体重が、重くなること。反対のことばは「痩せる」。
N4
布団
ふとん
futon。ねるときに、しいたり、かけたりするもの。
N2
赴任
ふにん
命じられた任地に出向いて、職務に就くこと。「海外赴任」「単身赴任」のように使う。「赴」はおもむく・出向く意、「任」は任務の意で、二字で「任地に向かう」ことを表す。会社員・公務員・教員などの異動を語る場面で多用される。
N4
舟
ふね
boat。水の上を進む、小さな乗り物。同じ読みの「船」は大きいものにも使い、「舟」は小さいものに使うことが多い。
N4
不便
ふべん
使いにくく、つごうが悪いようす。反対のことばは「便利(べんり)」。
N4
踏む
ふむ
足で、物の上を強くおすこと。「足を踏む」。
N2
扶養
ふよう
生活の面倒をみて養うこと。経済的に支え、生活を成り立たせることを指す。「扶養家族」「扶養義務」のように使う。「扶」は助ける、「養」は養うの意で、二字で「助けて養う」ことを表す。法律・税務・社会保障の文脈で頻出する硬い語。
N4
降り出す
ふりだす
雨や雪が、降り始めること。
N2, N3
振る
ふる
揺り動かす。「手を振る」「首を振る」。「彼女に振られる」のように、恋の相手を断る意味でも使う。
N2, N3, N5
古い
ふるい
できてから、時間がたっていること。はんたいは「新しい」。
N2
古びる
ふるびる
時間が経って古くなり、新しさを失った様子になること。「古びた建物」「古びた写真」「古びた看板」のように使う。物が色あせ・くすみ・摩耗などの変化を見せる状態を表し、「古い」+「びる(〜の状態になる意の接尾語)」が結びついた語。漸次的に古さを帯びていく過程を含意し、急に古くなったのではなく時の経過を経た様子を表す。
N2
雰囲気
ふんいき
その場や人から漂ってくる、感じ取れる空気や気配。明確には言えないが全体から伝わる印象を指す。「和やかな雰囲気」「店の雰囲気」のように使う。「雰」も「囲気」も「気」を取り巻くものの意で、二字で「周囲を満たす空気・感じ」を表す。場所・集団・人物の印象を述べる際に幅広く用いる。
N4
文化
ぶんか
その国や土地の、生活の中でそだった考え方や、げいじゅつなど。
N2
分解
ぶんかい
一つにまとまったものを、構成する要素に分けること。
N4
文学
ぶんがく
しょうせつや詩など、言葉であらわすげいじゅつ。
N2
奮起
ふんき
気力を奮い立たせて、物事に取り組もうとすること。「奮起を促す」「敗戦を機に奮起する」「再起奮起」のように使う。「奮」は気力を盛んにする、「起」は立ち上がる意で、二字で「気力を奮い起こして立ち上がる」ことを表す。沈んでいた気持ちを引き上げて行動に移す様子を表し、激励・スポーツ・敗北からの再起などの文脈で多用される。
N2
分岐
ぶんき
一つの流れや道筋が、いくつかに分かれること。物理的な道や線路だけでなく、議論・選択・進路の分かれ目にも使う。「分岐点」「議論が分岐する」のように用いる。「分」は分ける、「岐」は道の分かれ目の意。重要な判断・転換の場面を表現する比喩としても多用される。
N2
噴出
ふんしゅつ
内部の力で、勢いよく外へ吹き出すこと。「溶岩の噴出」「不満の噴出」「問題が噴出する」のように使う。物理的な噴出(火山・温泉・水道など)と、不満・問題・疑惑などが一気に表面化する比喩用法の両方を持つ。比喩用法では、抑えられていたものが一斉に表面化する勢いの強さを表す。
N2, N4
文章
ぶんしょう
いくつかの文がつながって、ひとつのないようをつたえているもの。
N2
奮戦
ふんせん
力の限り戦うこと。「孤軍奮戦」「最後まで奮戦する」「奮戦むなしく敗れる」のように使う硬い語。「奮」は気力を奮う、「戦」は戦う意で、二字で「気力を振り絞って戦う」ことを表す。試合・競技・戦闘の場面で多用され、結果の勝敗にかかわらず、力を尽くした姿勢そのものを評価する含みを伴う。
N2
紛争
ふんそう
国家・集団・個人の間で、利害や主張の対立から起こる争い。「国際紛争」「労使紛争」「紛争解決」のように使う。「紛」はもつれる、「争」は争う意で、当事者の間で容易に解けない対立状態を表す。武力衝突から法的対立まで広く指し、報道・国際関係・労働問題の文脈で多用される硬い語。
N2
奮闘
ふんとう
力を振り絞って懸命に努力したり戦ったりすること。困難な状況で粘り強く取り組む様子を表す。「孤軍奮闘」「奮闘努力」のように使う。「奮」は気力を盛んにする、「闘」は戦う意で、二字で「気力を奮い起こして戦う」ことを表す。試合・仕事・看護など、対象を問わず力を尽くす場面で用いる。
N2
奮発
ふんぱつ
思い切ってお金を出すこと。また、気力を奮い起こすこと。「奮発して時計を買う」「一念奮発」のように使う。「奮」は気力を盛んにする、「発」は起こす意で、二字で「気を奮い起こす」ことを表す。日常的には金銭面での思い切りに使うことが多く、特別な機会のための奢侈を肯定的に語る文脈で用いる。
N2
分布
ぶんぷ
あるものが、いくつかの場所にわかれて存在すること。その広がりぐあい。
N2
分別
ふんべつ
物事の道理をわきまえ、軽率に動かず適切に判断する力。「分別のある大人」「分別がつく年齢」「分別を欠いた行動」のように使う。年齢を重ねて経験を積んだ人物に備わる落ち着いた判断力を指すことが多く、若者の軽率さと対比される文脈で頻出する。同表記で「ぶんべつ(ごみの分別など、種類ごとに分けること)」とも読むため、文脈で読み分けが必要。
N2
分別
ぶんべつ
種類ごとに分けること。「ごみを分別する」「資源ごみの分別」のように、決まった基準に従って仕分ける場面で使う。同じ「分別」を「ふんべつ」と読むと、物事の道理をわきまえて適切に判断する力を表す別の語になる。
N4
文法
ぶんぽう
grammar。言葉を正しく使うための、決まり。
N2
平易
へいい
内容や表現がやさしく、理解しやすいこと。「平易な言葉で説明する」「平易な文章」「平易に解説する」のように使う硬い語。説明・記述のわかりやすさを評価するときに用い、対義語は「難解」。教育・出版・解説書の文脈で多用され、「易しい」より改まった書き言葉として定着している。
N2
平穏
へいおん
事件・騒動・変動などがなく、おだやかであること。「平穏な暮らし」「平穏に過ぎる日々」「平穏無事」のように使う。日常生活や時の流れを形容するのに使い、特別な出来事のない静かな状態を肯定的に評価する文脈で用いる。「平和」が国家・社会レベルの戦争のなさを指すのに対し、「平穏」は個人・地域の日常の安らかさを指す傾向がある。
N2
閉口
へいこう
相手の言動や状況に困り果てて、ほとほといやになること。「閉口する」「閉口させられる」のように使う。元は「反論できず口を閉ざす」意で、そこから「対処に困る」「うんざりする」の意に転じた。深刻な絶望ではなく、手を焼く程度の困惑を表すややくだけた語で、日常会話でも使える。
N2
平然
へいぜん
大変な状況に直面しても動揺せず、落ち着き払っている様子。「平然と」「平然たる態度」「平然としている」の形で使う硬い語。本来動揺すべき場面で冷静さを保つ様子を表し、肯定的にも否定的にも用いる。肯定的には「胆力がある」「冷静沈着」の評価、否定的には「無神経」「悪びれない」の批判的含みを伴う。
N2
閉幕
へいまく
催し物・大会・劇・会議などが終わること。「閉幕を迎える」「閉幕の辞」「大会が閉幕する」のように使う。元は劇場で幕を下ろして上演を終える意で、そこから催事一般の終了を指すようになった。「開幕」と対をなし、何らかの期間限定の出来事の終結を改まって表現する語。
N2
隔たり
へだたり
二つのものの間にある距離・差・違い。「両者の間に大きな隔たりがある」「世代の隔たり」「意見の隔たり」のように使う。物理的な距離、時間の経過、考え方や立場の違いまで広く指し、特に心理的・抽象的な「差」の意味で用いられることが多い。両者を分け離す要素の存在感を含意する。
N2
隔てる
へだてる
二つのものの間に何かを置いて、距離・空間・時間を分け離すこと。「川を隔てる」「歳月を隔てる」「壁を隔てて声がする」のように使う。物理的な仕切りにも、時間的な間隔にも、心理的な距離にも用いる。「〜を隔てて」の形で副詞的に使われることが多く、二つのものの関係性を述べる場面で頻出する。
N4
別
べつ
ほかとちがうこと。「それは別の話だ」。「別に」の形になると、「別に用事はない」のように「〜ない」といっしょに使って「とくに〜ない」といういみをあらわすべつのことばになる。
N2
別段
べつだん
特に取り立てて言うほどのことは。「別段の事情」「別段気にしていない」のように使う。多くは「ない」「なかった」など否定表現と一緒に使い、「これといって〜ない」の意を表す副詞的用法が中心。改まった硬い文体で用いられ、日常会話では「特に」と言い換えるのが普通。
N2
別途
べっと
本筋・本体とは別に、追加で。「別途請求」「別途連絡する」「別途料金がかかる」のように使う。ある項目や本体とは切り離して扱うことを示し、ビジネス文書・契約書・案内文で頻出する硬い語。日常会話では「別に」「別で」と言い換えられるが、書き言葉では「別途」が定着している。
N4
別に
べつに
not particularly。「〜ない」といっしょに使って、「とくに〜ない」といういみをあらわす。「別に用事はない」「別にきらいじゃない」のように、聞かれたことをやんわり打ち消すときに使う。会話では「別に。」だけで「なんでもない」といういみになることもある。同じ字を「べつ」とだけよむと、ほかとちがうことをあらわすべつのことばになる。
N2
経る
へる
時間・場所・段階などを通過すること。「歳月を経る」「審査を経て採用される」「東京を経て大阪に向かう」のように使う硬い語。時の経過、地点の通過、手続きや段階を踏むことの三つの意味を持ち、文脈で読み分ける。「〜を経て」の形で前段階を示す副詞的用法が特に多く、改まった文体で頻出する。
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