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N2 本心 ほんしん
心の奥にある、本当の気持ちや考え。「本心を打ち明ける」「本心を隠す」のように使う。表面に出した態度や発言の裏にある真の感情を指す。「本音」とほぼ同義だが、「本音」がより口語的でくだけているのに対し、「本心」はやや改まった硬い文脈で用いられる。
N2 本筋 ほんすじ
話・議論・物語などの中心となる主要な流れ。「議論が本筋から外れる」「話を本筋に戻す」のように使う。脇道や枝葉に対して、本来扱うべき主題・主軸を指す語。会議・議論の進行を整理する文脈や、物語の構成を論じる文脈で多用される。「本論」より口語的で、議事進行の場面で実用的に使われる。
N5 本棚 ほんだな
bookshelf。本を入れておくたな。
N5 本当 ほんとう
true。うそではなく、正しいこと。「本当ですか」。
N3 本人 ほんにん
その人自身。「本人に確認する」。
N2 本音 ほんね
建前ではない、心の中で本当に思っていること。「本音を漏らす」「本音と建前」「本音で話す」のように使う。日本社会で重んじられる「建前(公的な表向きの発言)」と対をなす概念で、表向きには言いにくい正直な気持ちを指す。「本心」より口語的で、日常会話・職場での雑談・人間関係を語る文脈に幅広く使う。
N3 本物 ほんもの
にせ物ではない、本当の物。「本物のダイヤ」。対義語は「にせ物」。
N2, N3 ぼんやり ぼんやり
物のかたちや記憶などがはっきりしないようす。「遠くの山がぼんやり見える」。また、何も考えず、注意がどこにも向いていないようす。「授業中にぼんやりする」「ぼんやりしていて駅を乗り過ごした」。
N5 まい
counter for flat things。かみ・シャツ・さらなど、うすくてたいらなものを数えることば。いちまい・にまい・さんまい…じゅうまい、「なんまい」。数によって音がかわらない。
N5 毎朝 まいあさ
every morning。すべての日の朝。
N3 迷子 まいご
道や親とはぐれて、どこにいるかわからなくなった子ども。「迷子になる」。「まいご」は特別な読み方。
N5 毎週 まいしゅう
every week。すべての週。
N5 毎月 まいつき
every month。すべての月。「まいげつ」というよみもある。
N5 毎年 まいとし
every year。すべての年。「まいねん」というよみもある。
N5 毎日 まいにち
every day。すべての日。
N5 毎晩 まいばん
every night。すべての夜。
N5 まえ
before。ばしょや時間が、はやいほう。はんたいは「後ろ」「後」。
N3 任せる まかせる
entrust。仕事や判断を人にやってもらう。「仕事を任せる」。
N4, N5 曲がる まがる
turn。まっすぐではなくなること。道をまがるときにも使う。「右に曲がる」。
N2 巻き込む まきこむ
周りのものを引き入れて、一緒に関わらせること。ある事態の中に引き入れること。
N2 紛らわしい まぎらわしい
似ていて区別がつきにくく、間違えやすい様子。動詞「紛れる」(他のものに混ざって区別がつかなくなる)と語源が同じで、「紛れてしまいやすい」が原義。「紛らわしい名前」「紛らわしい表現」「紛らわしい行為」のように使う。見た目・名前・表現・行動などが他のものと類似しているために誤解を招きやすい場合に用いる。中立的な「似ている」よりも、誤認や混同の原因となる点を問題視するニュアンスを含む。
N3 巻く まく
くるくると回して包む、または丸める。「マフラーを巻く」「ねじを巻く」。
N3 まご
grandchild。自分の子どもの子ども。
N2 真心 まごころ
相手を思う偽りのない気持ち。「心」に「真」を付けて、表面的な礼儀や打算ではなく、本心からの誠実さを強調する語。「真心を込める」「真心からのもてなし」「真心が伝わる」のように使う。接客・贈り物・看護・教育など、相手への配慮や思いやりが問題になる場面で多く用いられる。「誠意」と意味が近いが、「真心」は感情的・内面的な誠実さに重点があり、「誠意」は責任や対応としての誠実さに重点がある。
N2 まさか まさか
予想外の事態への驚きや、その可能性の低さを表す副詞。「まさか〜とは」「まさか〜ない」のような形で、思いがけない事態に直面したときの驚きを表す用法と、「まさかそんなことはあるまい」のように、ありえないこととして打ち消す用法がある。「まさか彼が来るとは」「まさか負けるとは思わなかった」のように、否定的・予想外の驚きの文脈で使う。単独で「まさか!」と感嘆詞的にも用いる。また名詞として「まさかの事態」「まさかの時に備える」のように、思いがけない緊急時を指す用法もある。
N2 摩擦 まさつ
物と物がすれ合うこと。また、意見や利害の食い違いから生じる争い。
N2 勝る まさる
能力・程度・価値などが他より優れていること。「勝」は本来「相手に打ち勝つ」意で、比較において上位にあることを表す。「他に勝るとも劣らない」「経験に勝る教師はない」「百聞は一見に勝る」のように、比較の文脈で使う。動詞だが、多くは「AはBに勝る」「AはBより勝る」の形で用いられ、優劣を述べる慣用的な構文の中で現れる。「優る」とも書く。書き言葉的でやや硬く、ことわざ・格言調の表現で頻出する。
N3 混ざる まざる
違うものが一緒になる。「絵の具が混ざる」。ひとりでに一緒になるのが「混ざる」、人が一緒にするのが「混ぜる」で、「絵の具が混ざる」に対して「絵の具を混ぜる」のように使い分ける。人の集まりに入る意味では「交ざる」とも書く。
N3, N5 まずい まずい
bad (taste)。あじがよくないこと。はんたいは「おいしい」。
N2, N3 貧しい まずしい
poor。お金や物が少なくて、生活が苦しい。「貧しい家庭」。内容が乏しい意味でも使う(「貧しい発想」)。対義語は「豊か」。
N3 混ぜる まぜる
違うものを一緒にする。かき回して均一にする。「卵と砂糖を混ぜる」。人が一緒にするのが「混ぜる」、ひとりでに一緒になるのが「混ざる」で、「絵の具を混ぜる」に対して「絵の具が混ざる」のように使い分ける。
N3, N5 また また
again。おなじことがもういちどおこるようす。「また来てください」「またあした」。にたことばの「まだ」(おわっていないようす)とはべつのことば。
N5 まち
town。人がたくさんすんでいるところ。
N2 間近 まぢか
時間や距離が、すぐそこに迫っていること。「試験が間近に迫る」「結婚式が間近だ」のように出来事が時間的に近づいている状況、「山を間近に望む」「間近で見る」のように物理的に近い距離にあることの両方に使う。「間近で見る」「間近に控える」「間近に迫る」のように副詞的・連用的に用いることが多い。読みは「ま」のあとが濁って「まぢか」となる点に注意。
N2, N5 待つ まつ
wait。人やものごとがくるまで、そこにいること。
N4, N5 真っ直ぐ まっすぐ
straight。曲がらずに、一本の線のようになっているようす。「まっすぐな道」。
N2, N3 全く まったく
完全に。「全く同じだ」。否定と使うと「少しも〜ない」の意味になる(「全く知らない」)。
N5 まど
window。かべにあけた、光や風が入るところ。
N2, N3 窓口 まどぐち
役所や銀行などで、客の対応をする場所。「窓口で手続きする」。問い合わせなどを受け付ける担当の意味でも使う(「相談窓口」)。
N2 纏まる まとまる
散らばっていたものが一つに集まること。意見・荷物・話・組織などが一つの形に整うことを表す。「意見がまとまる」「話がまとまる」「考えがまとまる」「グループとしてまとまる」のように使う。誰かが意図的に集める側が「纏める」、自然と一つの形に収束していく側が「纏まる」で、「意見をまとめる」に対して「意見がまとまる」のように使い分ける。混乱・分散していた状態から、整理され安定した状態へ移ることを表す文脈で頻出する。
N3 まとまる まとまる
ばらばらだったものが一つに整う。「意見がまとまる」「話がまとまる」。ひとりでに一つに整うのが「まとまる」、人が一つに整えるのが「まとめる」で、「意見がまとまる」に対して「意見をまとめる」のように使い分ける。
N2 纏める まとめる
散らばっているものを一つに集めて整えること。物理的なものから抽象的なものまで対象が幅広く、「荷物をまとめる」「髪をまとめる」のような物の集約、「意見をまとめる」「議論をまとめる」のような考えの集約、「論文をまとめる」「報告書をまとめる」のような文章の集約、「チームをまとめる」のような組織の集約など、多様な文脈で使う。混乱・分散していた状態から、整理された一体の状態へと変える行為を表す。
N3 まとめる まとめる
ばらばらのものを一つに整える。「荷物をまとめる」「考えをまとめる」。人が一つに整えるのが「まとめる」、ひとりでに一つに整うのが「まとまる」で、「意見をまとめる」に対して「意見がまとまる」のように使い分ける。
N3 学ぶ まなぶ
learn。勉強して知識や技術を身につける。「大学で経済を学ぶ」。経験から知る意味でも使う(「失敗から学ぶ」)。
N2 免れる まぬがれる
責任や罰、危険などを受けずに済むこと。「免」は許す・取り除く意で、本来避けがたいものから逃れる状態を表す。「処分を免れる」「危険を免れる」「責任を免れる」「死を免れる」のように、本来であれば受けるはずだった不利益から外れる場面で使う。「まぬかれる」とも読み、現代ではどちらの読みも用いられる。同じ漢字を使った「免じる」(役職を解く、許す)とは意味が異なる。
N2, N3 真似 まね
imitation。他の人のやり方をそのとおりにすること。「先生の発音を真似する」。
N2, N3 招く まねく
客として呼ぶ。「パーティーに招く」。「誤解を招く」のように、よくない結果を引き起こす意味でも使う。
N2 麻痺 まひ
神経や筋肉の働きが失われ、感覚や運動ができなくなること。「麻」「痺」ともにしびれる意の字で、合わせて感覚や動きが奪われた状態を表す。医学的には脳卒中・神経損傷などによって体の一部が動かなくなる症状を指し、「半身麻痺」「顔面麻痺」「下肢の麻痺」のように使う。比喩的に「交通麻痺」「機能麻痺」「都市機能の麻痺」のように、組織や仕組みが正常に動かなくなる意でも使う。また、「感覚が麻痺する」のように、繰り返しによって感受性が鈍る意でも用いる。
N2 間引く まびく
密集したものから一部を抜き取って、残りの育ちや効率を良くすること。本来は農業用語で、密に生えた野菜の苗を一部抜いて間隔を空け、残った苗が大きく育つようにする作業を指す。「大根を間引く」のように使うのが原義。そこから比喩的に、「人員を間引く」「運行本数を間引く」のように、過密な状態から一部を取り除いて全体を効率化する意でも使う。鉄道・バスの運行を減らす場面でも頻出する。
N2 まぼろし
実際には存在しないのに、見えたり感じたりするもの。本来は「夢や幻覚として現れるが実体のないもの」を指し、「幻を見る」「目の前に幻が現れる」のように使う。そこから比喩的に、「実現することなく終わったもの」「失われて二度と得られないもの」を表す用法へと広がった。「幻のチャンピオン」「幻の名作」「幻の銘酒」「幻に終わる」のように、極めて稀少で手に入りにくいもの、あるいは存在が伝説的なものを表す文脈で頻出する。

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