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N2 弁明 べんめい
非難・疑い・批判に対して、自分の事情や理由を説明し、誤解を解こうとすること。「弁明の機会」「弁明に努める」「弁明の余地がない」のように使う硬い語。釈明・弁解と類義だが、より公的・正式な場での説明を指す傾向がある。法律・政治・組織の不祥事を語る文脈で頻出する。
N5 便利 べんり
convenient。使いやすくて、たすかること。はんたいは「不便」。
N2 法案 ほうあん
国会で審議される、まだ法律として成立していない段階の案文。「法案を提出する」「法案が可決される」「法案を撤回する」のように使う。政治・立法に関する硬い語で、報道で頻出する。可決されれば「法律」になり、そこで「法案」とは呼ばれなくなる。
N2 妨害 ぼうがい
他人の行為や物事の進行を、意図的に邪魔して妨げること。「業務を妨害する」「電波妨害」「公務執行妨害」のように使う。単なる不注意での邪魔ではなく、故意の阻害行為を指し、法律用語としても定着している。報道・法律文書・ビジネス文書で多用される硬い語。
N2 忘却 ぼうきゃく
記憶から完全に消え去ること。「忘却の彼方」「歴史の忘却」「忘却される」のように使う。単に思い出せない「ど忘れ」とは異なり、長い時の経過や意図的な無視によって、対象が記憶から失われていく過程を表す硬い書き言葉。歴史・哲学・文学的な文脈で多用される。
N2 防御 ぼうぎょ
攻撃や危害から、自分や守るべきものを守ること。「敵の攻撃を防御する」「防御を固める」「防御率」のように使う硬い語。スポーツ(特に野球の投手成績)、軍事、サイバーセキュリティなど、攻める側に対する守る行為を指す。「防護」が事故・災害・有害物質からの保護を指すのに対し、「防御」は意図的な攻撃に対する守りを指す点で使い分けられる。
N2 暴言 ぼうげん
相手を傷つけ、侮辱するような乱暴で無礼な発言。「暴言を吐く」「暴言を浴びせる」のように使う。単に「ひどい言葉」より重く、社会的に問題視される過激な発言を指す。政治家・著名人の発言が報道される文脈で頻出する語で、しばしば責任追及の対象となる。
N1, N2 冒険 ぼうけん
危険があっても、結果のわからないことに思い切って挑むこと。「冒険小説」。成功するかわからない試みの意味でも使う(「その計画は冒険だ」)。
N2 防護 ぼうご
事故・災害・有害物質などの危険から、身体や物を守ること。「防護服」「防護柵」「放射線防護」のように使う。攻撃を防ぐ「防御」と異なり、敵意のある攻撃よりも、事故・公害・自然災害など非意図的な危害からの保護に用いることが多い。安全工学・労働衛生・原子力分野などの専門的文脈で頻出する。
N2, N3 方向 ほうこう
direction。向き。「駅の方向」。進む道すじ・方針の意味でも使う(「話の方向が変わる」)。
N2 奉仕 ほうし
見返りを求めず、社会や他人のために尽くして働くこと。「地域に奉仕する」「奉仕活動」のように使う硬い語。元は神仏や主君に仕える意で、無償性・献身性が中核にある。商業の場面で「ご奉仕価格」のように特別な値引きを指す転用もあるが、これは派生的な用法。
N5 帽子 ぼうし
hat。頭にかぶるもの。
N2 報酬 ほうしゅう
仕事・労務・功績などに対して支払われる、金銭やそれに代わる対価。「報酬を得る」「高額な報酬」「成功報酬」のように使う。ビジネス文書・契約書・税務などで多用される硬い語で、給与・賃金・謝礼を包括する上位概念として機能する。「ボランティア」のように無報酬を強調する文脈でも対比語として現れる。
N2 報じる ほうじる
新聞・テレビ・通信社などの報道機関が、出来事を世間に伝えること。「事件を報じる」「速報で報じる」「各紙が一斉に報じた」のように使う。一般の個人が情報を伝える行為には用いず、報道する側の組織的・公的な行為を表す硬い語。古語的に「恩に報いる」の意もあるが、現代では報道用法がほとんど。
N2 膨大 ぼうだい
数量や規模が非常に大きいこと。「膨大な資料」「膨大な費用」「膨大なデータ」のように使う硬いナ形容詞。物理的な大きさよりも、情報量・金額・件数など計量的な対象について用いることが多く、しばしば「処理しきれないほど多い」という含みを伴う。「莫大」が金額・量の絶対的大きさを強調するのに対し、「膨大」は積み重なって膨れ上がった感を含む。
N2 膨張 ぼうちょう
大きさ・量・規模などが膨らんで増えること。「気体が膨張する」「予算が膨張する」「人口が膨張する」のように、物理的な体積の増加から、予算・組織・債務・人口などの抽象的な拡大まで幅広く使う。自然な増加というより、想定や許容範囲を超えて膨れ上がるニュアンスを伴い、否定的な評価で用いられることが多い。
N3 包丁 ほうちょう
料理に使う刃物。「包丁で野菜を切る」。
N2 法廷 ほうてい
裁判が行われる場所。「法廷に立つ」「法廷で証言する」「法廷闘争」のように使う。被告・原告・裁判官・弁護士などが集まり、法的審理を行う公的な場を指す硬い語。報道・法律文書・小説などで頻出し、「裁判所」が建物全体を指すのに対し、「法廷」は審理が行われる個別の部屋・場面を指す点で使い分けられる。
N2 暴動 ぼうどう
政治的・社会的な不満を背景に、群衆が集団で破壊や略奪などの暴力行為を起こすこと。「暴動が起きる」「暴動を鎮圧する」のように使う。個人や小集団のけんかではなく、社会秩序を脅かす規模の集団的暴力を指す硬い語。報道・歴史記述で多用される。
N2 冒頭 ぼうとう
文章・話・行事・作品などの最初の部分。「冒頭で挨拶する」「冒頭の場面」「冒頭発言」のように使う。スピーチ・書籍・映画・会議など、何らかのまとまりの始まり部分を指す硬い語。「最初」と言うより構成上の位置を意識した語で、「冒頭から/冒頭部分」のように特定の区切りとして扱う場面で用いる。
N2 褒美 ほうび
よい行いや功績をたたえて、上の立場の人から与えられる金品・物・機会のこと。「褒美を与える」「褒美に旅行に連れて行く」のように使う。歴史的には主君から家臣へ下賜される物を指したが、現代では親が子に、上司が部下にといった家庭内・職場のカジュアルな場面が中心。改まった公式文書では「報奨」「賞与」を用いる。
N2 抱負 ほうふ
心の中に抱いている、これから実現したい計画や決意。「新年の抱負」「抱負を語る」のように使う改まった語。漠然とした願望ではなく、ある程度具体性のある目標や心づもりを述べる場面で用いる。年頭の挨拶・新任の挨拶・入学式・就任記者会見など、改まった節目の発言で頻出する。
N3 豊富 ほうふ
abundant。たくさんあって、ゆたかなようす。「経験が豊富だ」「豊富な品ぞろえ」。
N2 方々 ほうぼう
いろいろな場所、あちこち。「方々を探す」「方々から苦情が来る」のように使う副詞・名詞的用法を持つ語。一か所ではなく、複数の場所・方面にわたって何かが行われる様子を表す。同表記で「かたがた(複数の人への敬称)」とも読むため、文脈で読み分けが必要。
N3 訪問 ほうもん
visit。人の家や場所を訪ねること。「家庭訪問」。
N2 法令 ほうれい
国会が制定する法律と、行政機関が定める命令とを合わせた総称。「法令を遵守する」「関連法令」「法令違反」のように使う。憲法・法律・政令・省令・規則などを包括する硬い語で、行政・ビジネス・コンプライアンスの文脈で多用される。「法律」より範囲が広く、行政立法を含む点が異なる。
N5 ほか ほか
other。それとはべつのもの。「ほかの人」。漢字の「他」も使うが、ひらがなで書くことが多い。
N2 捕獲 ほかく
動物や逃亡中の人を捕まえること。「野生の鹿を捕獲する」「容疑者を捕獲する」のように使う。漁・狩猟・警察活動など、何らかの作業として計画的に捕らえる文脈が中心で、対象を一定の管理下に置くニュアンスを含む。日常的に「捕まえる」と言う場面では使わない硬い語。
N2 保管 ほかん
物をあずかって、こわれたり失われたりしないよう保ち守ること。
N2 補給 ほきゅう
不足したものを、補い足すこと。
N3 保険 ほけん
insurance。病気や事故などに備えてお金を出し合い、困ったときに支払いを受けるしくみ。「保険に入る」。
N2 補佐 ほさ
地位の高い人や責任ある立場の人の職務を、横から手伝って支えること。「社長を補佐する」「補佐役」「課長補佐」のように使う。職務上の正式な補助関係を表す硬い語で、組織内の役職名にもなる。単に「手伝う」と言うより、業務の遂行に責任を分担する関係を含意する。
N2 保守 ほしゅ
既存の状態・仕組み・設備を維持し、変えずに守ること。「機械を保守する」「保守点検」「サーバーの保守」のように使う技術用語と、「保守派」「保守的な考え」のように既存の価値観・伝統を重んじる政治的立場の両方を表す。後者では「革新」と対をなす。文脈によって意味が大きく異なるため、解釈に注意を要する語。
N2 補充 ほじゅう
欠けたり足りなくなったりした分を、補い満たすこと。
N3 募集 ぼしゅう
人や作品などを広く集めること。「アルバイトを募集する」。
N2 補償 ほしょう
損害・不利益・損失を、金銭などで埋め合わせること。「事故の補償」「補償金」「損害補償」のように使う。被害を受けた側に対し、加害者・国・保険会社などが損失を償う場面で用いる硬い語。同音の「保証」(責任を負って請け合うこと)「保障」(地位・状態を守ること)と意味が異なる重要な使い分けがあり、法律・保険・ビジネス文書で厳密に区別される。
N2 保証 ほしょう
間違いがない、確かであると請け合うこと。また、責任をもって引き受けること。
N3 干す ほす
日光や風に当てて、水分を取る。「洗濯物を干す」。
N5 細い ほそい
まるいものの、はばが小さいこと。はんたいは「太い」。
N2 舗装 ほそう
道路の表面を、アスファルトやコンクリートなどで固めて整備すること。「道路を舗装する」「舗装工事」「未舗装の道」のように使う。土の道を車両や歩行者が通行しやすい状態にする工事を指す硬い語。土木・建設の専門文脈で用いるほか、都市開発や道路整備を語る日常文脈でも使う。
N2 補足 ほそく
足りないところを、後から付け加えて補うこと。
N3 保存 ほぞん
そのままの状態で取っておくこと。「食品を保存する」。コンピューターのデータについても使う(「ファイルを保存する」)。
N3 ほっと ほっと
安心して、緊張がゆるむようす。「無事と聞いてほっとした」。
N2 没頭 ぼっとう
一つの物事に深く入り込み、他のことを顧みなくなるほど夢中になること。「研究に没頭する」「執筆に没頭する」のように使う。「頭を没する」が原義で、頭まで沈むほど深く取り組む様子を表す。仕事・創作・趣味など、能動的に打ち込む対象に対して使い、肯定的な評価を伴うことが多い。
N3 歩道 ほどう
sidewalk。人が歩くための道。「横断歩道」。反対の意味の語は「車道」。
N3 ほね
bone。体を支えるかたい部分。「骨が折れる」は、けがの意味のほか、手間がかかって大変だという意味の言い方にもなる。
N3 掘る ほる
dig。地面などに穴をあける。土の中の物を取り出す。「穴を掘る」「いもを掘る」。
N5 ほん
book。字や絵が書いてある、読むためのもの。えんぴつやビンなど、ほそ長いものを数えることばとしても使う。いっぽん・にほん・さんぼん・よんほん・ごほん・ろっぽん・ななほん・はっぽん・きゅうほん・じゅっぽん、「なんぼん」。一・六・八・十 は「ぽん」、三 と「なん」は「ぼん」になる。
N3 本気 ほんき
真剣な気持ち。冗談ではないこと。「本気で怒る」。
N2 本腰 ほんごし
腰を据えて、本気で物事に取り組む姿勢。「本腰を入れる」の形で慣用的に使い、それまで片手間や中途半端だった取り組みを改め、真剣に着手する場面を表す。「腰」は体の中心であり、腰の据わり方が取り組みの本気度を表すという身体感覚から来た表現。日常会話でも使える比較的くだけた語。

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