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N1 才覚 さいかく
その場の状況を見て、うまくやりくりする知恵や能力のこと。商売や交渉、問題解決などで工夫して切り抜ける力を指す硬い語。「才覚がある」「才覚で切り抜ける」のように使う。
N1 採集 さいしゅう
野外で動植物や資料、標本などを集めることを表す語。学術的・趣味的な収集活動に使う硬い語。「昆虫採集」「標本を採集する」のように使う。
N1 最盛期 さいせいき
あるものの勢いや活動が最も盛んな時期を表す語。歴史上の産業や文化、人の活躍が頂点にある時期などに使う。「産業の最盛期」「最盛期を迎える」のように使う。
N1 采配 さいはい
「采配」はもともと戦場で武将が指揮に用いた、房の付いた道具のこと。そこから、指導的立場の人が全体を見て指揮したり指示したりすることを表すようになった。「采配を振る」の形で慣用的に使い、スポーツの監督や経営者の指揮についてよく使う。
N1 遮る さえぎる
視線や光、音、人の動きなどを途中で止めて通さないことを表す動詞。「視線を遮る」「光を遮る」のように使う。相手の発言を途中で止めるという意味でも使い、「話を遮る」のようにも言う。
N1 さえずる さえずる
小鳥が、続けて鳴くこと。漢字では「囀る」と書くが、ふつうはひらがなで書く。
N1 冴える さえる
色・音・光などがくっきりとして、はっきりすること。頭の働きがはっきりして、調子がよい意味でも使う。逆に、表情や気分が晴れない様子を「冴えない」と打ち消しの形で言うことも多い。
N1 遡る さかのぼる
川の流れに逆らって上流へ進むこと、または時間や話の筋を過去の方向へたどることを表す動詞。「川を遡る」「歴史を遡る」「話が遡る」のように使う。
N1 先行き さきゆき
これから先の見通しや行く末のこと。「先行きが不透明」「先行きを案じる」のように、主に経済・事業・人生などの今後を指す文脈で使う。
N1, N2 裂く さく
(1)一つのものを引っぱって、二つ以上に分けること。「布を裂く」。(2)仲のよい間柄を無理に引き離すこと。「二人の仲を裂く」。
N1 錯誤 さくご
思い違いから事実と異なる認識を持ってしまうこと、またその誤りのこと。「試行錯誤」「時代錯誤」のような複合語で用いられるほか、法律文脈では「事実の錯誤」「法律の錯誤」のように「〜の錯誤」の形でも使われる硬い語。
N1 搾取 さくしゅ
立場の強い者が弱い者から、労働の成果や利益を不当に奪い取ることを表す語。経済や社会の問題を論じる文脈で使う硬い語。「労働者を搾取する」のように使う。
N1 錯綜 さくそう
複雑にいくつもの物事が入り混じって、整理しにくい状態を表す語。情報や事情、意見などについて使われ、「情報が錯綜する」「利害が錯綜する」のように使う。
N1 策定 さくてい
計画や方針、規則などを、よく検討したうえで正式に決めることを表す語。公的機関や企業が制度や方針を決める場合に使う硬い語。「方針を策定する」「計画を策定する」のように使う。
N1 些細 ささい
取り上げるほどのものではないほど、小さくつまらないことを表す語。対立や心配の原因などについて使う。「些細なこと」「些細な違い」のように使う。
N1 ささやく ささやく
声を非常に小さくして静かに話すことを表す動詞。内緒話や秘密の話をするとき、また風や木の葉が小さな音を立てる様子を表すときにも使う。「耳元でささやく」「風がささやく」のように使う。漢字では「囁く」と書くが、ひらがなで書かれることが多い。
N1 差し当たり さしあたり
今のところ、当面の間、という意味を表す副詞。将来どうなるかは未定だが、今の段階ではこうする、という一時的な対応を示す。「差し当たり問題はない」「差し当たり不要だ」のように使う。
N1 指図 さしず
上の立場から命令して人を動かすこと。「指図を受ける」「人に指図する」のように使う。
N1 差し迫る さしせまる
締め切りや危険など、対応すべき事態がすぐそこまで近づいてくることを表す動詞。「期限が差し迫る」「危険が差し迫る」のように使う。
N1 差し支える さしつかえる
後の予定や仕事、活動などに支障が出ることを表す動詞。否定形「差し支えない」の形で「支障ない」の意味でも使われる。「明日の仕事に差し支える」のように使う。
N1 差し引き さしひき
ある数から別の数を引いて残った結果や、収入と支出を相殺した後の金額を表す語。計算や会計の場面で使う。「差し引きで利益が出る」のように使う。
N1 授ける さずける
目上の人や権威ある立場の人が、目下の人に大切なものや資格を与えることを表す動詞。称号・学位・奥義・知恵など無形のものに使うことが多い。
N1 摩る さする
手のひらを軽く当てて、なでるように動かすこと。日常では使われない漢字で、ふつうはひらがなで書く。
N1 さぞ さぞ
相手の状況を推し量って「きっと〜だろう」と推量する気持ちを表す副詞。多くは「さぞ〜だろう」「さぞ〜に違いない」の形で、相手の苦労や喜びに共感する文脈で使う。
N1 さぞかし さぞかし
「さぞ」を強めた言い方で、相手の状況を強く推量する気持ちを表す副詞。「さぞかし〜だろう」の形で使い、「さぞ」よりも気持ちの込もった硬い表現になる。
N1 早急 さっきゅう
すぐに、急いでするべきであることを表す語。「早急な対応」「早急に処理する」のように使う。読みは伝統的には「さっきゅう」だが、近年は「そうきゅう」も広く使われる。
N1 察知 さっち
状況の変化や相手の気持ちなどを、はっきり言われる前に感じ取って気づくこと。「危険を察知する」「意図を察知する」のように使う。
N1 悟る さとる
周囲の状況や真実を、考えたり感じたりして理解することを表す動詞。言葉で説明されなくても自分で気づく、という含みがある。「真意を悟る」「事態の深刻さを悟る」のように使う。
N1 さながら さながら
まるで別のものそのもののように見える様子を表す副詞・助詞的な語。「〜さながらの」「〜さながらだ」の形で、対象を別のものにたとえる。比喩表現で使う硬い語。
N1 捌く さばく
魚や物事、人などを手際よく処理することを表す動詞。魚を切り分ける、大量の仕事を片付ける、多くの客に対応する、といった場面で使う。「魚を捌く」「仕事を捌く」のように使う。
N1 さほど さほど
程度がそれほど大きくないことを表す副詞。必ず否定の表現と一緒に使い、「さほど〜ない」の形になる。予想していたほどではない、という話し手の判断を示す。
N1 様変わり さまがわり
以前と比べて、様子や状況が大きく変わってしまうことを表す語。町並みや業界の状態など、時間を経た変化について使う。「町が様変わりする」「業界が様変わりする」のように使う。
N1 些末 さまつ
全体から見れば取るに足らない、重要でないことを表す語。議論や問題について使う硬い語。「些末な問題」「些末にこだわる」のように使う。
N1 さも さも
見るからに〜という様子だ、という意味を表す副詞。「さも〜そうに」「さも〜ように」の形で、そのように見える外見上の様子を表す。内心は違うかもしれないという含みを持つことが多い。これとは別に、「さもないと」「さもなくば」の形で「そうしなければ」という条件を表す使い方もあり、「早く出よう、さもないと間に合わない」のように使う。
N1 障る さわる
気分を害する、または体や心の調子に悪い影響を与えることを表す動詞。「気に障る」「健康に障る」のように使う。物理的に触れる「触る」とは漢字が異なる。
N1 傘下 さんか
ある大きな組織や勢力の支配・保護を受ける立場にあることを表す語。傘の下に入って雨をしのぐイメージから、強い側の庇護下にあることを表す。企業グループや政治勢力について使われ、「傘下に入る」「傘下の企業」のように使う。
N1 散在 さんざい
同じ種類のものが、広い範囲にあちこちばらばらに存在することを表す語。建物や資料などについて使う硬い語。「史跡が散在する」「資料が散在する」のように使う。
N1 暫時 ざんじ
少しの間、しばらくの間、という意味を表す硬い文語的な副詞。公的文書や論説で使われ、「暫時休憩する」「暫時お待ちください」のように使う。読みは「ざんじ」で、似た字形の「漸次(ぜんじ/少しずつ)」とは意味も読みも異なる。
N1 惨事 さんじ
多くの人が亡くなったり傷ついたりするような、痛ましく悲惨な出来事のこと。事故や災害について使う硬い語。「未曾有の惨事」「惨事を招く」のように使う。
N1 斬新 ざんしん
発想や方法がこれまでになく新しく、目新しく感じられる様子を表す語。芸術作品や企画、デザインなどについて使う。「斬新なアイデア」「斬新なデザイン」のように使う。
N1 暫定 ざんてい
正式な決定ができるまでの間、一時的にそう決めておくことを表す語。「暫定的な処置」「暫定政権」のように使う硬い語。
N1 惨敗 ざんぱい
試合や選挙、戦いなどで、相手にまったく歯が立たず、ひどく負けることを表す語。大差がついた敗北について使う。「選挙で惨敗する」「試合で惨敗する」のように使う。
N1 賛美 さんび
人物や行い、作品などを、言葉に出して強くほめたたえることを表す語。芸術や功績などに対する評価について使う硬い語。「神を賛美する」「偉業を賛美する」のように使う。
N1 三昧 ざんまい
ある一つのことに夢中になって没頭する状態を表す語。多くは他の語の後ろについて使われ、「読書三昧」「ぜいたく三昧」のように、好きなことに打ち込む様子を表す。読みは「ざんまい」と濁音で始まる。
N1 散漫 さんまん
気持ちや注意があちこちに向かってしまい、一つのことに集中できない様子を表す語。「注意力が散漫になる」「散漫な文章」のように使う。
N1 思案 しあん
どうすればよいか決めかねて、あれこれ考えをめぐらすこと。「思案にくれる」「思案の末」のように、解決策を出すために頭を悩ます文脈で使う。
N1 強いる しいる
相手の気持ちを無視して、むりにさせること。「がまんを強いる」のように、いやなこと・負担になることを押しつける場合に使う。
N1 仕掛け しかけ
ある目的のために工夫された装置や、人を驚かせたり楽しませたりするための仕組み。「仕掛けを施す」「大がかりな仕掛け」のように使う。
N1 然るべき しかるべき
その場面に適した、そうするのが当然である、という意味を表す連体詞。「然るべき対応」「然るべき措置」のように、公的・正式な場面で「ふさわしい処置」を指して使う硬い表現。ひらがなで「しかるべき」と書かれることも多い。
N1, N2 色彩 しきさい
(1)色。色合い。「鮮やかな色彩」。(2)ある物事が持つ性質・傾向。「政治的色彩が強い」。

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