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N1 安堵 あんど
心配事がなくなって、ほっと落ち着くこと。「無事を知って安堵する」「安堵の表情」のように使う。
N1 案の定 あんのじょう
予想していたとおりに、という意味を表す副詞。「案の定、失敗した」のように、悪い予想が当たった場面で使うことが多い。
N1 暗黙 あんもく
口に出して言わなくても互いに了解しているという意味を表す語。「暗黙の了解」「暗黙のうちに」の形で慣用的に使われる。公式には明言されないが関係者間で共有されている規範や合意を指すことが多い。
N1 暗躍 あんやく
人に知られないように、裏でひそかに活動することを表す語。「裏で暗躍する人物」のように、よくない文脈で使うことが多い。
N1 威圧 いあつ
威厳や力で相手を押さえつけること。「威圧的な態度」「威圧感」「威圧する」の形で使う。実際に暴力を振るうのではなく、強い態度や存在感で相手を萎縮させる意味合いで用いる。
N1 居合わせる いあわせる
たまたまその場所に居合わせること。「〜に居合わせる」の形で、事件・出来事が起きたときに偶然その場所にいたという意味で使う。意図して行った場合には用いない。
N1 言い放つ いいはなつ
周囲への配慮なく、きっぱりと言い切ること。強い口調や挑発的な態度を伴う発言に使う。やや否定的な含みを持つことが多い。
N1 言い張る いいはる
自分の主張を強く押し通して曲げないこと。「〜と言い張る」の形で、相手の指摘や反論があっても自分の考えを変えずに主張し続ける場面で使う。否定的なニュアンスを伴うことが多い。
N1 言い渡す いいわたす
上位者が下位者に対して決定事項を正式に告げること。判決・処分・通告など、公式で重い内容を伝える場面で使う。日常的な伝達には用いない。
N1 威嚇 いかく
相手を怖がらせて思い通りにさせようとすること。銃や大声などで脅して圧力をかける場面で使う。「威嚇射撃」「威嚇行為」のように使う。動物が敵に向かって姿勢を大きく見せる場面でも使う。
N1 いかなる いかなる
どのような、どんな、という意味の連体詞。後ろに名詞を伴い、「いかなる〜も」「いかなる〜でも」の形で、あらゆる場合・条件を含意する硬い表現として使う。
N1 いかに いかに
どのように、どれほど、という意味を持つ副詞。疑問文で「いかに〜か」、感嘆文で「いかに〜ことか」のように使う。論説文・評論文で頻出する硬い書き言葉。
N1 遺憾 いかん
期待した結果にならず、残念に思う気持ちを表す硬い言葉。公式の声明や謝罪の場面で「遺憾の意を表する」「遺憾に思う」のように使う。日常会話ではほとんど使わず、政治・外交・報道などで用いられる。
N1 如何 いかん
物事の状態や結果がどうであるか、という意味を表す語。「結果の如何にかかわらず」「如何ともしがたい」のように使う。硬い文体で条件や成り行きを述べるときに用いる。ひらがなで「いかん」と書かれることも多い。同音の「遺憾(残念に思うこと)」とは別の語。
N1 異議 いぎ
他の人の意見や決定に対して反対の考えを示すこと。会議や法律の場面で「異議を唱える」「異議を申し立てる」のように使う。単なる反対意見というより、正式に反対の立場を示すときの硬い語。
N1 意気込む いきごむ
何かをやり遂げようと、強い意欲をもって張り切ること。「優勝するぞと意気込む」「意気込んで出かける」のように、気持ちが前向きに高まっている様子を表す。
N1 行き詰まる いきづまる
先に進めなくなる状態に陥ること。交渉・研究・経営・人間関係など、進行していた事柄が障害によって停止する場面で使う。物理的な閉塞ではなく抽象的な停滞を指す。
N1 意気投合 いきとうごう
お互いの気持ちや考えがぴたりと合うこと。初対面や久しぶりに会った相手と、話すうちに気が合って打ち解ける場面で使う。「〜と意気投合する」の形が中心。
N1 憤る いきどおる
道理に反することや許しがたい行いに対して強い怒りを抱くこと。社会的不正や理不尽な扱いなど、正義感に基づく怒りに使う。「世相を憤る」「不正を憤る」のように使う。硬い文体で使う語。
N1 行き届く いきとどく
配慮や準備が細部まで十分に及んでいること。「掃除が行き届く」「手入れが行き届く」「目が行き届く」の形で、サービスや管理の質の高さを肯定的に表す。
N1 幾多 いくた
数え切れないほど多いこと。困難や試練、犠牲など、乗り越えてきた経験の多さについて使う。「幾多の困難」「幾多の戦い」のように使う。文章語で、硬い文体で用いる。
N1 異口同音 いくどうおん
多くの人が口々に同じことを言う様子を表す四字熟語。会議や取材などで意見が一致している場面について使う。「異口同音に称賛する」「異口同音に反対する」のように使う。
N1 違憲 いけん
憲法に違反していること。法律や政府の行為が憲法の定めに反する場合に用いる。「違憲判決」「違憲審査」のように使う。法律・政治の硬い文脈で使われる語。
N1 威厳 いげん
近寄りがたいほどの堂々とした立派さ。身分の高い人や年長者、指導的立場の人が持つ、人を敬わせるような雰囲気を指す。「威厳がある」「威厳を保つ」のように使う。
N1 憩う いこう
仕事や移動の合間に体を休めて心を落ち着けること。公園や休憩所など、ひと息つける場所で静かに過ごす場面で使う。「木陰で憩う」「人々が憩う広場」のように使う。文学的で硬い響きを持つ語。
N1 意向 いこう
これからどうしたいか、どうするつもりかという、その人の考えや希望。「意向を示す」「意向を確認する」のように使い、目上の人や組織の考えを尋ねる硬い場面で多用される。
N1 異国 いこく
自分の国とは違う、よその国のこと。「異国の地」「異国情緒」のように、文化や風土の違いを感じさせる場面で使う、やや文学的な語。
N1 異彩 いさい
他とは違った色彩、転じて他と比べて際立って目立つこと。「異彩を放つ」の定型でほぼ固定的に使い、優れた独自性・個性が周囲の中で目立つという肯定的な文脈で用いる。
N1 勇ましい いさましい
恐れず立ち向かう気概があふれている様子。戦いや挑戦の場面で、引かずに突き進む姿勢について使う。「勇ましい掛け声」「勇ましい姿」のように使う。肯定的な評価で用いることが多い。
N1 異質 いしつ
性質や種類が他と違うこと。「異質な文化」「異質な存在」のように、周囲と比べて本質的に違うものを指す。単に珍しいという意味ではなく、根本的に質が異なるという含みがある。
N1 慰謝料 いしゃりょう
精神的な苦痛に対して支払われるお金。離婚や交通事故、名誉を傷つけられた場合などに請求される。「慰謝料を請求する」「慰謝料を支払う」のように使う。法律関連の文脈で使う語。
N1 意匠 いしょう
物の形や模様などについて工夫したデザインのこと。工業製品や工芸品の外観に関する創意工夫を指す。「意匠登録」「凝った意匠」のように使う。特許と並ぶ知的財産の一分野でもある。
N1 異色 いしょく
他と比べて特色が際立っている様子。「異色の経歴」「異色の作品」のように名詞を修飾する形で使う。単に珍しいだけでなく、他のものと明らかに性質が違うという含みがある。
N1, N2 移植 いしょく
草木を別の場所へ植えかえること。また、生体の組織や臓器を他へ移し植えること。
N1 いじらしい いじらしい
幼い子や弱い立場の人が、けなげに努力したり我慢したりする様子を見て、かわいそうでいとおしく感じられる様子。「いじらしい姿」「いじらしく見える」のように使う。
N1 威信 いしん
周囲から敬意や信頼を集めている力。国家や組織、立場のある人物が持つ重みについて使う。「威信をかける」「威信が揺らぐ」のように使う。失うと回復が難しいものとして語られることが多い。
N1 維新 いしん
古い制度や体制をすべて新しく改めること。歴史上は特に「明治維新」を指すことが多く、「維新の志士」「平成維新」のように、大きな社会変革を意味する硬い語。
N1 以心伝心 いしんでんしん
言葉に出さなくても互いの気持ちが通じ合うこと。長年連れ添った夫婦、息の合った仲間、師弟関係などで、言葉を介さずに意図が伝わる場面で使う。
N1, N5 椅子 いす
chair。すわるためのどうぐ。ひらがなやカタカナで「いす」「イス」と書くことも多い。
N1 威勢 いせい
元気よく勢いがある様子を表す語。「威勢がいい」「威勢よく」の形で、人の声や態度、店の雰囲気などについて使う。物理的な力ではなく、活発で快活な様子を指す。
N1 勤しむ いそしむ
熱心に励むこと。「仕事に勤しむ」「研究に勤しむ」のように、一つのことに集中して取り組む意味で使う。書き言葉として硬い文体で用いられる。
N1 痛々しい いたいたしい
見ている側がつらくなるほど、気の毒で見ていられない様子。けが・やつれ・無理をしている姿などに使い、「痛々しい姿」「痛々しくて見ていられない」のように表現する。
N1 痛手 いたで
大きな損害や精神的な打撃のこと。「痛手を受ける」「痛手を負う」のように使う。もとは体に受けた深い傷を指したが、現代では物理的な傷よりも、経済的な損失や心の傷など比喩的な打撃に使うことが多い。
N1 痛ましい いたましい
見ていて胸が痛むほど気の毒で、心が沈む様子。事故や災害、幼い子の不幸など、深刻で救いのない状況について使う。「痛ましい事故」「痛ましい光景」のように使う。
N1, N2 至る いたる
ある場所・状態・結果に行き着くこと。「駅に至る道」のように場所にも、「結論に至る」のように物事の結果にも使う。書き言葉で使うことが多い。「頭のてっぺんから足の先に至るまで」のように範囲の端を強調する形もある。
N1 異端 いたん
その時代や社会で正しいとされている考え方や立場から外れていること。「異端とされる」「異端の画家」のように、主流から見て受け入れられにくい存在を指す。
N1 一撃 いちげき
一度の強い攻撃・打撃。「一撃を加える」「一撃で〜する」の形で使う。物理的な打撃のほか、比喩的に発言や出来事が与える強い打撃にも用いる。
N1 一任 いちにん
ある物事の判断や処理を、すべて他の人にまかせること。「交渉を一任する」「後任の人選を彼に一任した」のように、責任ごと相手に預ける場面で使う。硬い書き言葉。
N1 一部始終 いちぶしじゅう
物事の最初から最後まですべて。「一部始終を〜する」の形で、見る・聞く・話す・目撃する等の動詞と結びつく。出来事の全過程を漏れなく指す硬い表現。
N1 一抹 いちまつ
「抹」は絵筆でひと塗りすること。そこから、ごくわずかな程度を表す。「一抹の不安」「一抹の寂しさ」のように、後ろに不安・疑念・寂しさ等の否定的感情を伴う名詞を伴って用いる。肯定的な場面では使わない。

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