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N3
迷子
まいご
道や親とはぐれて、どこにいるかわからなくなった子ども。「迷子になる」。「まいご」は特別な読み方。
N3
任せる
まかせる
entrust。仕事や判断を人にやってもらう。「仕事を任せる」。
N1
紛れる
まぎれる
他のものに混ざって区別がつかなくなること。「人混みに紛れる」「闇に紛れる」のように、目立たない状態になることを指すのが基本義。そこから派生して、「気が紛れる」「忙しさに紛れて忘れる」のように、気持ちや意識が別のことに向いて、本来感じていた感情や事柄から離れる意でも使う。後者は「気晴らし」に近いニュアンスで使われ、嫌な気分や悲しみが他の活動によって和らぐ場面で頻出する。
N3
巻く
まく
くるくると回して包む、または丸める。「マフラーを巻く」「ねじを巻く」。
N3
孫
まご
grandchild。自分の子どもの子ども。
N3
混ざる
まざる
違うものが一緒になる。「絵の具が混ざる」。ひとりでに一緒になるのが「混ざる」、人が一緒にするのが「混ぜる」で、「絵の具が混ざる」に対して「絵の具を混ぜる」のように使い分ける。人の集まりに入る意味では「交ざる」とも書く。
N1
交える
まじえる
異なる要素や人を中に加え混ぜること。「交」は本来「互いに行き来する」意で、別のものを一つの場に持ち込んで混在させる動作を表す。「冗談を交える」「私情を交えない」「言葉を交える」「老若男女を交えて」のように、話・感情・言葉・人などを対象に取る。「言葉を交える」は「話を交わす」に近く、「砲火を交える」は「戦いを交わす」に近い慣用的な用法。「交える」は人が意図して何かを混ぜ加えるときに使い、「交わる」は自ずから接して関わり合う状態を表す。
N1
交わる
まじわる
別のものが互いに混ざり合うこと。また、人と人が付き合うこと。「線が交わる」「川と川が交わる」のように物理的に重なる・接する意と、「友と交わる」「他人と交わる」のように人と関係を持つ意がある。「交える」は人が意図して何かを混ぜ加えるときに使い、「交わる」は自ずから接して関わり合う状態を表す。書き言葉的でやや硬い語で、人間関係や幾何学的な交差など、幅広い文脈で用いられる。
N3, N5
まずい
まずい
bad (taste)。あじがよくないこと。はんたいは「おいしい」。
N2, N3
貧しい
まずしい
poor。お金や物が少なくて、生活が苦しい。「貧しい家庭」。内容が乏しい意味でも使う(「貧しい発想」)。対義語は「豊か」。
N3
混ぜる
まぜる
違うものを一緒にする。かき回して均一にする。「卵と砂糖を混ぜる」。人が一緒にするのが「混ぜる」、ひとりでに一緒になるのが「混ざる」で、「絵の具を混ぜる」に対して「絵の具が混ざる」のように使い分ける。
N3, N5
また
また
again。おなじことがもういちどおこるようす。「また来てください」「またあした」。にたことばの「まだ」(おわっていないようす)とはべつのことば。
N1
またがる
またがる
足を両側に開いて何かの上に乗ること。「股(また)」を語源とし、両足を分けてものを跨いだ状態にする動作を表す。「馬にまたがる」「自転車にまたがる」のように物理的な動作を表す用法と、「両県にまたがる山脈」「複数の分野にまたがる研究」「三日間にまたがる会議」のように、複数の領域・地域・時期に及ぶ意で使う比喩的な用法がある。後者は範囲が一つの枠に収まらず、複数にわたって広がっていることを表す。
N1
末期
まっき
ある時代や物事の、終わりに近い時期のこと。「末」は終わり、「期」は時期の意。「江戸時代末期」「平安末期」「末期癌」「末期的状況」のように、ある区分の最終段階を指す。歴史・病状・社会情勢など対象は幅広く、書き言葉的な硬い語。なお同じ漢字を「まつご」と読むと「臨終、死に際」の意になり、「末期の水」「末期の言葉」のように使う。文脈によって読みと意味が分かれる点に注意。
N1
真っ向
まっこう
正面のこと。「真っ」は強調の接頭辞、「向」は向き・方向の意で、合わせて「真正面」を表す。多くは「真っ向から」の形で副詞的に使い、何かに正面から向き合う・対立する様子を表す。「真っ向から反対する」「真っ向から否定する」「真っ向勝負」「真っ向対立」のように、迂回せず正面から事に当たる態度を表す文脈で用いる。回避や妥協を排して直接対峙するニュアンスを含む。
N2, N3
全く
まったく
完全に。「全く同じだ」。否定と使うと「少しも〜ない」の意味になる(「全く知らない」)。
N1
真っ只中
まっただなか
物事のちょうど中央や、最も激しい状況のさなかのこと。「真っ」は強調の接頭辞、「只中」は本来「ただの中」、つまり物事の中心そのものを指す語。「議論の真っ只中」「嵐の真っ只中」「戦乱の真っ只中」のように、空間的な中心(群衆の中央など)にも、時間的な中心(出来事が最も盛んな時期)にも使う。多くは事態が激しく進行している渦中にあることを強調する文脈で用いられる。
N1
全う
まっとう
責任や役目を最後まで果たし切ること。本来は「全(まった)く」と同源で、「完全に、欠けることなく」の意。「全うする」の形でサ変動詞として使い、「責務を全うする」「役目を全うする」「天寿を全うする」のように、義務・職務・寿命などを途中で投げ出さず最後まで完遂する文脈で用いる。書き言葉的で、改まった場面で使われる硬い語。形容詞「真っ当(まっとう)な」(まじめで正しい意)とは別語。
N2, N3
窓口
まどぐち
役所や銀行などで、客の対応をする場所。「窓口で手続きする」。問い合わせなどを受け付ける担当の意味でも使う(「相談窓口」)。
N3
まとまる
まとまる
ばらばらだったものが一つに整う。「意見がまとまる」「話がまとまる」。ひとりでに一つに整うのが「まとまる」、人が一つに整えるのが「まとめる」で、「意見がまとまる」に対して「意見をまとめる」のように使い分ける。
N3
まとめる
まとめる
ばらばらのものを一つに整える。「荷物をまとめる」「考えをまとめる」。人が一つに整えるのが「まとめる」、ひとりでに一つに整うのが「まとまる」で、「意見をまとめる」に対して「意見がまとまる」のように使い分ける。
N1
眼差し
まなざし
物を見るときの目つき・視線。「眼」は目、「差し」は光や視線を向ける意で、合わせて「目から向けられる視線」を表す。単なる視線の方向だけでなく、その視線に込められた感情や態度を含意する点が特徴。「優しい眼差し」「鋭い眼差し」「冷たい眼差し」「温かい眼差し」のように、感情を伴う視線を表す文脈で使う。書き言葉的・文学的な響きを持つ語で、人物描写や心理描写で頻出する。
N3
学ぶ
まなぶ
learn。勉強して知識や技術を身につける。「大学で経済を学ぶ」。経験から知る意味でも使う(「失敗から学ぶ」)。
N2, N3
真似
まね
imitation。他の人のやり方をそのとおりにすること。「先生の発音を真似する」。
N2, N3
招く
まねく
客として呼ぶ。「パーティーに招く」。「誤解を招く」のように、よくない結果を引き起こす意味でも使う。
N1
間延び
まのび
動作・話・時間などにメリハリがなく、だらしなく感じられる様子。「間」は時間や動作の区切り、「延び」は伸びる意で、合わせて「区切りがだらだら伸びてしまっている状態」を表す。「間延びした顔」「間延びした話し方」「間延びしたメロディ」のように、緊張感や引き締まりに欠ける様子を批判的に評する文脈で使う。話芸・音楽・表情・文章など、リズムや締まりが問われる対象について多く用いられる。
N1
まばゆい
まばゆい
光が強くて目を開けていられないほど明るい様子。「まばゆい朝日」「まばゆい光」「まばゆいばかりの白さ」のように使う。比喩的に「まばゆいばかりの才能」「まばゆいばかりの美しさ」のように、目を奪われるほど際立っている様子を表す用法も多い。「まぶしい」と意味が近いが、「まばゆい」のほうがより文語的・文学的な響きを持つ。漢字では「眩い」「目映い」と書くが、ひらがなで書かれることも多い。
N1
まばら
まばら
物や人がところどころに散らばって、密度が低い様子。「まばらに生えた木々」「客足がまばら」「観客はまばらだった」のように、本来集まるはずのもの・連続しているはずのものが疎な状態を表す。視覚的に隙間が目立つ状態を指すのが基本で、人・物・植生・髪などについて使う。「疎ら」と漢字で書くこともあるが、ひらがな表記が一般的。否定的・寂しげなニュアンスで使われることが多い。
N1
瞼
まぶた
目を覆う皮膚の部分。眼球を保護し、まばたきや閉眼の動作を担う。「瞼を閉じる」「瞼が腫れる」「瞼が重い」のように使う。「上瞼」「下瞼」「一重瞼」「二重瞼」のような複合形でも用いる。比喩的に「瞼に焼き付く」「瞼に浮かぶ」のように、記憶や思い出を視覚的に思い起こす文脈でも使われる。「目蓋」とも書くが、「瞼」の表記が一般的。
N3
間もなく
まもなく
soon。すぐに、もう少しで。「間もなく電車が参ります」。改まった言い方で、アナウンスなどでよく使う。「〜して間もなく」「〜して間もない」の形では、ある出来事のすぐあとであることを表す。「引っ越して間もなく」は引っ越してからあまり時間がたっていないころ、「入社して間もない」はまだ入ったばかりだ、という意味になる。
N3
守る
まもる
危険から防ぐ。「家族を守る」。約束や規則をそのとおりにする意味でも使う(「約束を守る」)。規則の意味での対義語は「破る」。
N1
繭
まゆ
蚕などの幼虫が、変態の前に自分の周りに作る糸の覆い。幼虫が成虫(蛾)になるまでの保護のために、口から吐いた糸で自分の体を包み込んで作る。蚕の繭は絹糸の原料となり、製糸業の中心的な素材として歴史的に重要な役割を果たしてきた。「繭を作る」「繭から糸を取る」「白い繭」のように使う。比喩的に「繭にこもる」のように、外部から閉ざされた状態を表す用法もある。
N3
迷う
まよう
どうするか決められないでいる。「買うかどうか迷う」。「道に迷う」のように、正しい道がわからなくなる意味でも使う。
N1
丸腰
まるごし
武器を一切持っていない状態。本来は「腰に刀を差していない」ことを意味した語で、武士が刀を帯びることを「腰に差す」と言った歴史的背景から生まれた。現代では物理的に武器を持たない意のほか、比喩的に「何の準備や対策もないまま事に臨むこと」を表す。「丸腰で交渉に臨む」「丸腰の状態で警察に出頭する」のように使う。守るものを持たず無防備に向き合うニュアンスを含む。
N1
丸っきり
まるっきり
「全く・全然」の意の副詞で、後ろに否定や否定的な内容を伴う。「丸」は完全・全部を表し、「っきり」は強調を加える接尾的な要素。「丸っきり知らない」「丸っきり違う」「丸っきり駄目だ」のように、物事の度合いが完全であることを強調する。話し言葉的なやや俗っぽい語で、書き言葉では「全く」「全然」が選ばれることが多い。「丸きり」「まるきり」とも書く。
N3
満員
まんいん
人がいっぱいで、それ以上入れないこと。「満員電車」。
N1
蔓延
まんえん
好ましくないものが広い範囲に広がること。「蔓」は植物のつる、「延」は伸び広がる意で、合わせて「つるが伸びるように広がる」が原義。「感染症の蔓延」「悪習の蔓延」「不正の蔓延」のように、病気・悪い風潮・社会問題などが広範囲に広がる文脈で多く使う。中立的な「広がる」「普及する」と異なり、対象が望ましくないものに限られる点が特徴。書き言葉的な硬い語で、報道・論説・公的な場面で頻出する。
N1
漫然
まんぜん
はっきりした目的や注意を持たず、ぼんやりしている様子。「漫」は気の向くまま、しまりがない意で、「然」は「〜のさま」を表す接尾辞。「漫然と過ごす」「漫然と眺める」「漫然と聞く」のように「〜と」の形で副詞的に使うのが基本。意識が散漫で、集中力や目的意識を欠いた状態を表し、多くは批判的・反省的な文脈で用いられる。書き言葉的な硬い語で、日常会話よりも文章・論説で頻出する。
N2, N3
満足
まんぞく
satisfaction。望みがかなって、心が満ち足りること。「結果に満足する」。対義語は「不満」。
N1
漫談
まんだん
軽妙な話芸として、世相や日常を題材にユーモアを交えて聞かせる芸。寄席演芸の一つで、一人で観客に向かって自由に話を展開する形式が基本。「漫」は気のおもむくままにの意、「談」は話の意で、合わせて「気楽に語る話」を表す。「漫談を披露する」「漫談家」「政治漫談」のように使う。落語・講談と並ぶ伝統的な話芸の一形態で、特定の物語ではなく時事ネタや軽い雑談を中心に据える点が特徴。
N3
味方
みかた
ally。自分の側に立って助けてくれる人。「味方につける」。対義語は「敵」。
N1
水気
みずけ
物に含まれている水分のこと。野菜や果物に含まれる水分、洗った食器や髪に残った水滴、湿った空気や土に感じる湿り気など、対象は幅広い。「水気を切る」「水気を拭き取る」「水気を含んだ髪」のように使う。料理では「茹でた野菜の水気を切る」のように調理工程を指示する表現として頻繁に登場する。「水分」と意味が近いが、「水分」が量的・成分的な水を指すのに対し、「水気」は表面に残った水・しっとりした感じなど、より感覚的・実用的な文脈で使われる傾向がある。
N3, N5
見せる
みせる
人が見られるようにすること。「写真を見せる」。
N1
未曽有
みぞう
これまでに一度も起こったことがないほど珍しいこと。「未だ曽て有らず」(いまだかつてない)を漢文の語順で表した語で、字義通り「過去に例がない」を意味する。「未曽有の災害」「未曽有の危機」「未曽有の大事件」のように、極めて重大で前例のない事態を表す硬い語。報道・歴史記述・公的な場面で用いられ、日常会話ではあまり使わない。「未曾有」とも書く。読みは「みぞう」で、「ゆう」を伸ばさない。
N1
見損なう
みそこなう
人や物の価値を見誤ること。「損なう」は本来うまくいかせない意で、「正しく見ることに失敗する」が原義。「あの人を見損なった」「君を見損なったよ」のように、それまで信頼・評価していた相手が期待を裏切る言動をしたときに、相手への失望を表す文脈で多く使う。また、「映画の最後を見損なう」のように、見るべきものを見逃す意でも使うが、現代ではこちらの用法はやや少ない。
N1
密談
みつだん
他人に知られないように、こっそり話し合うこと。「密」は人目に触れない意、「談」は話し合いの意で、合わせて秘密の協議を表す。「密談を交わす」「密談の場を持つ」「密室で密談する」のように使う。政治・外交・取引・陰謀などの場面で多く用いられ、話し合われる内容に秘密性があることを含意する。中立的な「打ち合わせ」「協議」と異なり、外部に漏らせない事情があるという含みがある。
N2, N3
見つめる
みつめる
目を離さずに、じっと見る。「相手の目を見つめる」。
N1, N3
認める
みとめる
正しい・事実だと受け入れる。「失敗を認める」。価値があると評価する意味(「実力が認められる」)や、目で見て気づく・確認する意味(「変化が認められる」)でも使う。
N3, N5
緑
みどり
green。木の葉のような色。
N1
見とれる
みとれる
美しさや見事さに心を奪われ、ぼうっと見入ってしまうこと。「見惚れる」とも書く。「惚れる」は心を奪われる意で、対象の魅力に意識が引き込まれる状態を表す。「夕日に見とれる」「演技に見とれる」「美しさに見とれる」のように使う。対象は美しいもの・優れたもの・心を打つものに限られ、批判的・否定的なものを見つめる場合には使わない。意識せず、つい長く見入ってしまうニュアンスを含む。
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