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N1 基調 きちょう
全体を貫く基本的な調子・方向性のこと。「基調講演」「基調を成す」「青を基調とした」のように使う。色・音楽・経済動向・演説など幅広い分野で用いられる硬めの語。
N2 気遣い きづかい
「気」は気持ち、「遣う」は使うの意で、気持ちを使うこと、つまり相手のことを思って心を配ることを表す。「お気遣いありがとうございます」「細やかな気遣い」のように使う。人間関係を円滑にする丁寧な配慮を表す語。
N1 喫緊 きっきん
差し迫って重要なこと。「喫緊の課題」「喫緊の問題」のような形で使う定型表現。政治・経済・行政の文書で頻出する硬い語で、急いで対応すべき事柄を指す。
N1 詰問 きつもん
「詰」はつめる・責める、「問」はとうの意で、詰め寄って問うことを表す。相手を責めるように厳しく問いただすこと。「詰問する」「詰問を受ける」のように使う。単に質問するのではなく、相手を追及するニュアンスを含む硬い語。
N1 既定 きてい
すでに決まっていること。「既定路線」「既定の方針」のように、後ろの名詞と結びついて使う。会議・行政文書で頻出する硬い語で、変更の余地がないことを示す。
N2 規定 きてい
物事のやり方を決めた、公の決まり。
N2 軌道 きどう
(1)天体や人工衛星が動く決まった道筋。「地球の軌道」。(2)物事が順調に進む筋道。「事業が軌道に乗る」。
N1 既得 きとく
すでに自分のものとして手に入れていること。「既得権」「既得権益」のように、後ろの名詞と結びついて使う、政治・経済の文脈で頻出する硬い語。
N2 気長 きなが
「気」は気持ち、「長」は長いの意で、気持ちのもち方が長くゆったりしていることを表す。急がずにゆっくり待つことができる性質のこと。「気長に待つ」「気長な性格」のように使う。「気短」の対義語として、忍耐強さを肯定的に表す硬めの語。
N1, N2 気の毒 きのどく
他人の不幸や苦しみをかわいそうに思う気持ち。「気の毒に思う」。相手に迷惑をかけてすまない、という気持ちにも使う(「わざわざ来てもらって気の毒なことをした」)。
N1 気迫 きはく
「気」は気力、「迫」はせまる・せまる勢いの意で、気力が相手にせまる勢いを表す。相手を圧倒するほどの強い気持ちのこと。「気迫がこもる」「気迫に満ちた演技」のように、勝負や表現の場面で勢いを表す硬めの語。
N2 規範 きはん
「規」はきまり、「範」はてほん・かたの意で、守るべききまりとてほんを表す。人が守るべき行動や判断の手本となる基準のこと。「社会規範」「行動規範」のように使う。倫理・道徳・法律の文脈で頻出する硬い語。
N1 忌避 きひ
嫌って避けることのこと。「責任を忌避する」「裁判官を忌避する」のように使う。法律・社会制度の文脈で使われることが多い硬い語。
N1 気品 きひん
「気」は気配、「品」は品格の意で、自然ににじみ出る品格を表す。見た目や態度から自然ににじみ出る上品さのこと。「気品がある」「気品にあふれる」のように、人や所作・芸術作品などに対して肯定的に使う硬めの語。
N2 寄付 きふ
公共や慈善のために、金品を差し出すこと。
N2 気風 きふう
「気」は気質、「風」は風土・雰囲気の意で、その土地や集団に特有の気質と雰囲気を表す。ある集団や土地に共通して見られる独特の気質や雰囲気のこと。「下町の気風」「自由な気風」のように、地域や組織の特徴を語るときに使う硬めの語。
N2 起伏 きふく
(1)土地の高低。「起伏のある地形」。(2)物事や感情の浮き沈み。「感情の起伏が激しい」。
N2 気まぐれ きまぐれ
「気」は気持ち、「まぐれ」は紛れる・揺れ動くの意で、気持ちが揺れて定まらないことを表す。そのときの気分で態度や行動が変わりやすいこと。「気まぐれな性格」「気まぐれに立ち寄る」のように使う。否定的にも軽く肯定的にも使う口語寄りの硬めの語。
N2 気まずい きまずい
相手との関係がぎこちなくなり、その場の雰囲気が悪くなる感じのこと。「気まずい思いをする」「気まずい雰囲気」のように使う、人間関係の摩擦を表す語。
N2 気まま きまま
「気」は気持ち、「まま」は思うとおりの意で、気の向くままに振る舞うことを表す。周りに気を使わず、自分の思うままに振る舞うこと。「気ままな一人旅」「気ままに暮らす」のように使う。肯定的な響きで自由さを表す硬めの語。
N1 欺瞞 ぎまん
人をあざむき、だますこと。「欺瞞に満ちた」のように、見せかけでごまかす態度を強く非難して言うことが多い。
N2 気味 きみ
心に受ける感じ。「いい気味だ」(相手の失敗を喜ぶ言い方)のように使う。また、他の語の後ろに付いて「風邪気味」「遅れ気味」のように、少しその傾向があることを表す。後ろに付くときは「ぎみ」と濁って読む。
N1 肝煎り きもいり
有力者などが積極的に世話・尽力して実現させること。「社長の肝煎りで始まったプロジェクト」のように使う。ビジネス・政治の文脈で、後ろ盾の存在を示す硬い表現。
N2 逆転 ぎゃくてん
位置や形勢などが、それまでと逆になること。
N2 客観 きゃっかん
自分の見方や感情を離れ、第三者の立場から物事をとらえること。反対の意味の語は「主観」。
N1 逆境 ぎゃっきょう
「逆」はさからう、「境」はさかい・状況の意で、思いに逆らう状況を表す。思うようにいかない不運な状況や苦しい環境のこと。「逆境に立ち向かう」「逆境を乗り越える」のように使う。困難に直面する人物を語る場面で頻出する硬めの語。
N2 救援 きゅうえん
困っている人や被災地を助けること。
N2 急きょ きゅうきょ
急に、あわてて物事を行うようす。「きょ」は「遽」という漢字だが日常では使われず、ひらがなで書くのがふつう。
N2 究極 きゅうきょく
「究」はきわめる、「極」はきわまるの意で、いずれも同義の漢字を重ねた語。物事を突き詰めていった最後の段階や最高の状態のこと。「究極の目的」「究極の選択」のように使う。何かを極限まで追求した結果を表す硬めの語。
N2 窮屈 きゅうくつ
空間や束縛などが厳しく自由に動けない状態のこと。「窮屈な部屋」「窮屈な思いをする」のように使う、物理的にも精神的にも使う語。
N2 救済 きゅうさい
苦しんでいる人やこまっている人を助けること。
N2 給仕 きゅうじ
食事の席で、料理や飲み物を出して世話をすること。また、その人。やや古い言い方で、今は「接客」を使うことが多い。
N2 急進的 きゅうしんてき
目標に向かって一気に進もうとするようす。「急進的な改革」「急進的な意見」のように、変化のしかたが普通より速く大きいことを表す。少しずつ進めるようすは「漸進的」と言うが、日常では「段階的」と言うことが多い。同じ「急進」を含む語に、そうした立場の人々を指す「急進派」がある。
N2 急進派 きゅうしんは
今のやり方や制度を、一気に大きく変えようとする立場の人々。政治の話でよく使い、少しずつ変えていこうとする「穏健派」と対にして語られる。同じ「急進」を含む語に、そうした考え方や進め方を表す「急進的」がある。
N1 窮する きゅうする
「窮」はきわまる・行き詰まるの意。物事に行き詰まって対応に苦しむことを表す。「答えに窮する」「返答に窮する」のように使う。お金や暮らしが立ちゆかなくなることにも使い、「生活に窮する」「資金に窮する」のように言う。決まった目的語を伴うことが多い硬い動詞。
N1 旧態 きゅうたい
「旧」はふるい、「態」はありさまの意で、古いままの状態を表す。昔のままで進歩していない古い状態のこと。「旧態依然」の形で使うことがほとんどで、改革されない古い体質を批判的に指す硬い語。
N1 窮地 きゅうち
逃げ場がなく追い詰められた苦しい状況のこと。「窮地に陥る」「窮地を脱する」のように使う。政治・経済・スポーツなど、追い詰められた状況を語る場面で頻出する硬い語。
N1 旧知 きゅうち
「旧」はふるい、「知」は知り合いの意で、古くからの知り合いを表す。古くから知り合っている人のこと。「旧知の仲」「旧知の友」のように使う。改まった場面で長年の知人を表す硬めの語で、書き言葉でよく用いられる。
N1 急騰 きゅうとう
「急」はいそぐ・突然、「騰」は跳ね上がるの意で、もともと馬が跳ね上がる様子を表した字。急に跳ね上がることから、価格や数値などが急に大きく上がることを表す。「株価が急騰する」「物価が急騰する」のように使う。経済報道で頻出する硬い語で、上昇方向の急変を指す。
N1 旧弊 きゅうへい
古くから続いてきた悪い習慣や考え方のこと。「旧弊を打破する」「旧弊にとらわれる」のように使う。改革や近代化を語る文脈で、否定的な意味で用いられる硬い語。
N2 急変 きゅうへん
「急」はいそぐ・突然、「変」はかわるの意で、突然変わることを表す。状態や状況が急に大きく変わること。「容態が急変する」「事態が急変する」のように使う。報道や医療の文脈で深刻な変化を表す硬い語。
N1 窮乏 きゅうぼう
お金や物がなくて非常に困っている状態のこと。「窮乏生活」「家計が窮乏する」のように使う。日常会話より新聞・論説で用いられる硬い語で、深刻な経済的困窮を指す。
N1 急務 きゅうむ
「急」はいそぐ、「務」はつとめの意で、急いで取り組むべきつとめを表す。早急に取り組まなければならない仕事のこと。「急務である」「○○は急務だ」のように使う。政策・経営の文脈で頻出する硬い語で、優先度の高さを示す。
N1 究明 きゅうめい
物事の原因や真相を深く調べて明らかにすること。「原因究明」「真相究明」のように使う。事故報道・調査報告など、報道・公的な場面で頻出する硬い語。
N2 給与 きゅうよ
働きに対して、雇い主から支払われる金銭。また、金品を与えること。
N2 急落 きゅうらく
「急」はいそぐ・突然、「落」はおちるの意で、急に落ちることを表す。価格や数値などが急に大きく下がること。「株価が急落する」「支持率が急落する」のように使う。経済・政治報道で頻出する硬い語で、下降方向の急変を指す。
N1 丘陵 きゅうりょう
なだらかに起伏した低い山地のこと。平野と山地の中間にあたる地形を指す。「丘陵地帯」「多摩丘陵」のように使う、地理・自然描写で用いられる硬い語。
N2 寄与 きよ
何かのために力をつくし、役に立つこと。「発展に寄与する」。同じ意味の「貢献」より硬い書き言葉。
N2 器用 きよう
手先を使った細かい作業がうまくできること。「手先が器用」「器用な人」のように使う。比喩的に「世渡り上手」の意味でも使う、人物評価の硬めの語。
N2 凶悪 きょうあく
「凶」はわざわい・悪いこと、「悪」も悪いの意で、いずれも同義の漢字を重ねた語。極めて悪質で残忍なことを表す。「凶悪犯」「凶悪事件」のように使う。犯罪報道で頻出する硬い語で、人命に関わる重大な悪行を指す。

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