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N2, N3 はたけ
野菜や果物などを育てる土地。水を張って米を作る「田」に対して、水を張らない土地を指す。
N1 畑違い はたけちがい
自分の専門や得意分野とは異なる領域のこと。「畑違いの仕事」「畑違いの分野」「畑違いから転職する」のように使う。耕す畑の種類が違う、という農業の比喩から派生し、本来の経験・専門と離れた領域を指す。「専門外」より口語的でくだけた響きを持ち、自分の不慣れさを謙遜的に述べる文脈でも、他人の専門違いを指摘する文脈でも用いる。
N2 肌触り はだざわり
物の表面が肌に触れたときの感じ。「肌触りのよいシャツ」「優しい肌触り」「ざらついた肌触り」のように使う。布・素材・製品の質感を表すのに用いる日常語で、衣料品・寝具・化粧品などの紹介・評価で頻出する。比喩的に「言葉の肌触り」のように、文章や言い回しから受ける感覚的印象を表す用法もある。
N1 旗印 はたじるし
行動の目的や主張として掲げる目標。「改革を旗印に掲げる」「自由を旗印とする」「旗印のもとに集まる」のように使う。元は戦場で味方の目印に立てる旗の意から派生し、運動・組織・キャンペーンが対外的に示す中心理念・スローガンを表す比喩として定着した。政治・社会運動・経営の文脈で多用される。
N2, N5 働く はたらく
work。しごとをすること。
N1 破綻 はたん
物事の組み立てが崩れて成り立たなくなること。「経営が破綻する」「論理が破綻する」「破綻寸前」のように使う硬い語。「破」は破れる、「綻」はほころびる意で、二字で「破れほころびる」状態を表す。元は衣服のほつれの意から派生し、計画・関係・財政・組織などが立ち行かなくなる場面で多用される。「破産」が法的な意味を持つのに対し、「破綻」はより広く構造的崩壊を指す。
N1 破談 はだん
いったん決まった話、特に縁談や契約が取り消しになること。「縁談が破談になる」「破談にする」「破談を申し入れる」のように使う硬い語。「破」は壊す、「談」は話し合いの意で、二字で「話を壊す」ことを表す。元は縁談に関する語だが、現代では商談・婚約・取引などにも広く用いる。
N2 場違い ばちがい
その場の雰囲気や状況にふさわしくないこと。「場違いな服装」「場違いな発言」「場違いな所に来てしまった」のように使う。周囲から浮いた様子を表し、TPOに合わない不調和な様子を批判的・自嘲的に述べる文脈で用いる。日常会話で広く使える語で、フォーマルな場とカジュアルな振る舞いの不一致を表す典型的な表現。
N2 発覚 はっかく
隠されていた悪事や秘密が明るみに出ること。「不正が発覚する」「事件が発覚する」「発覚を恐れる」のように使う。「発」は表れる、「覚」は気づくの意で、二字で「気づかれて表に出る」ことを表す。多くは隠したかった事実が露見する文脈で用い、不祥事・犯罪・秘密の関係などが世間に知れる場面で多用される報道用語。
N4 はっきり はっきり
よくわかるように、あきらかなようす。「はっきり言う」。
N2 発掘 はっくつ
地中に埋もれているものを掘り出すこと。転じて、世に知られていない人材や才能を見つけ出すこと。「遺跡を発掘する」「新人を発掘する」「埋もれた名作を発掘する」のように使う。「発」は表に出す、「掘」は掘るの意で、二字で「掘り出して表に現す」ことを表す。物理的な発掘(考古学)と比喩的な発掘(人材・才能・隠れた価値)の両方で広く用いる。
N1 跋扈 ばっこ
好ましくないものが、勢いをふるって我が物顔に振る舞うこと。「悪徳業者が跋扈する」「不正が跋扈する」「跋扈跳梁」のように使う非常に硬い語。元は魚が竹で作った仕掛けを飛び越える意から派生し、抑えられるべき悪が抑制を失って広がる場面で用いる。報道・社説・歴史記述などの文章語で、日常会話ではほぼ用いない。
N2 発散 はっさん
内にたまったものが、外へ散り出ること。また、出して晴らすこと。
N1 抜擢 ばってき
多くの人の中から特に選び出して、重要な地位や役目に取り立てること。「主役に抜擢される」「若手を抜擢する」「異例の抜擢」のように使う硬い語。「抜」は引き抜く、「擢」も引き抜き取り立てる意で、二字を重ねて「選び抜いて引き上げる」ことを強調する。年功序列を超えた特別な登用を表し、人事・芸能・スポーツの文脈で多用される。
N2, N3 発展 はってん
物事の勢いが伸びて、より大きく・盛んになること。「経済の発展」「町が発展する」。
N1 発奮 はっぷん
刺激を受けて、やる気を強く起こすこと。「叱られて発奮する」「敗戦を機に発奮する」「発奮を促す」のように使う硬い語。「発」は起こす、「奮」は気力を盛んにするの意で、二字で「気力を奮い起こす」ことを表す。失敗・批判・悔しさをきっかけに、それまでの自分を超えて行動に移す様子を表し、激励・スポーツ・学業の文脈で多用される。
N1 抜本的 ばっぽんてき
問題の根本から大きく変えること。「抜本的な改革」「抜本的に見直す」「抜本的な対策」のように使う硬い語。「抜本」は根を抜く意で、表面的な対症療法ではなく、原因そのものに踏み込んで変える姿勢を表す。「ばつほんてき」ではなく、促音「っ」が入る「ばっぽんてき」と読む点に注意。政策・経営・制度改革を論じる文脈で多用される。
N1 発露 はつろ
内に秘めた感情や本性が、外に表れ出ること。「愛情の発露」「本心の発露」「自然な発露」のように使う硬い語。「発」は現れ出る、「露」は表に現すの意で、二字で「内から外へ現れる」ことを表す。意図的な表現というより、抑えていたものが自然にあふれ出る様子を指し、心理・文学・芸術論の文脈で多用される。
N2, N3 派手 はで
色や行動が目立って、はなやかなようす。「派手な服」。対義語は「地味」。
N1 罵倒 ばとう
激しい言葉で相手をののしること。「罵倒を浴びせる」「罵倒する」「罵倒の限りを尽くす」のように使う。「罵」はののしる、「倒」は徹底的にの意を添え、二字で「激しくののしる」ことを表す。強い怒りや軽蔑を相手にぶつける場面で用い、「叱責」「批判」より感情的・攻撃的なニュアンスが強い。SNS・国会論戦・人間関係の対立を語る文脈で頻出する。
N2 歯止め はどめ
物事の進行や悪化を食い止める働き。「価格上昇に歯止めをかける」「歯止めが利かない」「歯止めを失う」のように使う。元は車輪の動きを止める器具の意から派生し、抑制・制御の比喩として定着した。多くは「歯止めをかける」「歯止めが利く/利かない」の形で用い、経済・社会・組織などの好ましくない動きを抑える文脈で多用される。
N1 華々しい はなばなしい
人目を引くほど美しく、輝かしい様子。「華々しい活躍」「華々しいデビュー」「華々しい成功」のように使う。「華」を重ねた畳語形式で、目立って立派・派手で見栄えのする様子を表す。多くは肯定的な称賛として用いるが、文脈によっては「派手すぎる」「中身が伴わない」の皮肉な含みを帯びることもある。スポーツ・芸能・歴史記述で多用される。
N4 花見 はなみ
桜(さくら)の花を見て楽しむこと。
N1 撥ねる はねる
勢いよくはじき飛ばすこと。「車が水を撥ねる」「不良品を撥ねる」「税金を撥ねる」のように使う。物理的にはじき飛ばす意のほか、選別の場面で「基準に合わないものを除外する」意、また「上前を撥ねる(中間搾取する)」のように利益の一部を取る意もある。文脈によって意味が幅広く分かれる動詞で、漢字表記は「跳ねる」「刎ねる」など複数あり、意味で使い分ける。
N2, N3 はば
width。横の長さ。「道の幅」。「幅広い知識」のように、範囲の広さの意味でも使う。
N1 はばかる はばかる
遠慮する、気兼ねすること。「人目をはばかる」「世間をはばかる」「はばかりながら申し上げる」のように使う硬い語。周囲の目や評価を気にして、行動・発言を控える様子を表す。「はばかりながら」は前置きとして用いる謙譲的な言い回し。「憎まれっ子世にはばかる(嫌われ者ほど世に勢力を伸ばす)」のことわざでは別の意(はびこる)で使われる古い用法もある。漢字では「憚る」と書くが、ひらがなで書かれることが多い。
N1 派閥 はばつ
政党・会社などの大きな組織の中で、利害や考え方を共にする人々が作る小集団。「派閥争い」「派閥に属する」「派閥を超えて」のように使う。「派」は分かれ、「閥」は門閥・集団の意で、二字で「分派した集団」を表す。多くは否定的な含みを伴い、組織内の派閥対立・人事抗争を批判的に述べる文脈で多用される。政治・大企業の報道で頻出する語。
N2 阻む はばむ
進もうとするものをさえぎって、先へ行かせないこと。「行く手を阻む」「進出を阻む」「優勝を阻む」のように使う。物理的な進路の妨害から、計画・進出・達成などの抽象的な実現を妨げる場面まで広く用い、何かが目標や成功に向かう動きを途中で食い止める意味を表す。スポーツ・ビジネス・地理的描写など多様な文脈で頻出する。
N1 はびこる はびこる
草木や悪いものが勢いよく広がること。「悪習がはびこる」「不正がはびこる」「雑草がはびこる」のように使う。元は雑草が一面に伸び広がる意から派生し、現代では好ましくないもの——悪弊・不正・誤情報・有害な勢力など——が勢力を増す場面で多用される。否定的な評価を伴い、抑えるべきものが抑えられていない状況を批判する文脈で用いる。
N1 羽振り はぶり
世間での勢いや経済的な豊かさのこと。「羽振りがいい」「羽振りを利かせる」「羽振りのいい商売人」のように使う。元は鳥が羽を振るう様子の意から派生し、経済的に裕福で勢いがある様子を表す比喩として定着した。多くは「羽振りがいい」の形で用い、金回りの良さや社会的影響力の大きさを述べる文脈で頻出する。
N1 刃向かう はむかう
強い相手に逆らって立ち向かうこと。「権力に刃向かう」「親に刃向かう」「刃向かう者は許さない」のように使う。元は文字通り刃物を相手に向ける意から派生し、目上・強大な存在に抵抗する場面で用いる。物理的な攻撃というより、地位・力関係において下にある者が上に対して反抗する構図を表す語。
N1 羽目 はめ
困った状況、思わしくない立場。「羽目になる」「羽目に陥る」「面倒な羽目になった」のように使う。望まない結果として置かれた状況を表す名詞用法と、「羽目を外す(度を越して騒ぐ)」の慣用句で「適切な範囲」を表す用法がある。後者の「羽目」は元来、馬具の一種で、これを外すと馬が暴れることから「節度を失う」の意で定着した。
N2 破門 はもん
師弟関係や宗教団体から、弟子や信者を追放すること。「師匠から破門される」「破門状」「破門に処する」のように使う。「破」は破る、「門」は師の門・宗派の門の意で、二字で「門から追い出す」ことを表す。元は仏教・武芸・芸道などの師弟関係の語で、弟子としての資格を剥奪する重い処分を指す。現代では芸能界・伝統芸能の文脈で目にすることが多い。
N4 はやし
woods。木がたくさん生えているところ。「森」より小さいものをいうことが多い。
N2 早々 はやばや
ふつうより早い時期に物事を済ませるようす。「早々と帰り支度を始める」「早々と売り切れる」のように、多くは「早々と」の形で使う。同じ「早々」を「そうそう」と読むと、「新年早々」「開店早々」のように名詞に付いて、その直後であることを表す別の語になる。
N4 払う はらう
お金を、店や人にわたすこと。「お金を払う」。
N2 腹立たしい はらだたしい
怒りを覚えて不快に感じる様子。「腹立たしい言い方」「腹立たしい思いをする」「実に腹立たしい」のように使う形容詞。相手の言動・状況に対する強い不満や憤りを表し、「腹が立つ」を形容詞化した語。日常会話で広く使え、軽い苛立ちから強い怒りまで幅広い程度を表現できる。
N1 張り合い はりあい
何かに取り組む際の、やりがいや手応え。「張り合いのある仕事」「張り合いがない」「張り合いを失う」のように使う。気持ちの充実度・取り組む価値の手応えを表す日常的な語で、目的があって意欲が湧く状態を肯定的に評価する文脈で用いる。同じ「張り合う」から派生する「張り合い(競い合うこと)」とは別語で、文脈で意味を読み分ける。
N1 張り詰める はりつめる
気持ちや空気が緊張で強く引き締まること。「神経を張り詰める」「張り詰めた空気」「張り詰めた糸のような心」のように使う。元は物が一面にぴんと張る意から派生し、緩みのない心理状態や、その場の緊迫感を表す比喩として定着した。長時間続く高い緊張に焦点があり、一瞬の驚き・恐怖ではなく持続的な集中状態を指す。
N1 破廉恥 はれんち
恥を恥とも思わない、節度のない振る舞い。「破廉恥な行為」「破廉恥極まりない」「破廉恥漢」のように使う硬い語。「廉」は心が清く正しい、「恥」は恥じる心の意で、それらを「破る(無視する)」が原義。道徳的に許されない言動、特に性的・金銭的なモラル違反を強く非難する文脈で用いる古風な表現。
N2 反映 はんえい
ある物事の影響が、他のものの上にあらわれること。
N1 反旗 はんき
支配者や上位者に対して反抗する姿勢。「反旗を翻す」「反旗を掲げる」のように使う硬い語。元は反乱の意志を示す旗を立てる意から派生し、現代では「反旗を翻す」の慣用句として、それまで従っていた相手への明確な反抗を表明する場面で多用される。政治・組織内の対立・歴史的反乱などを語る文脈で用いる。
N4 番組 ばんぐみ
テレビやラジオで流す、ひとまとまりのもの。ニュースやドラマなど。
N1 煩雑 はんざつ
物事が込み入っていて手間がかかる様子。「煩雑な手続き」「業務が煩雑だ」「煩雑な事務作業」のように使う。「煩」は煩わしい、「雑」は入り組んでいる意で、二字で「わずらわしく入り組んだ」状態を表す。単に複雑なだけでなく、それを処理する側の負担・面倒さに焦点があり、行政手続き・事務作業・規則の評価で多用される。
N1 半信半疑 はんしんはんぎ
半分は信じ、半分は疑っている状態。話の真偽が判断できず迷っている気持ちを表す四字熟語。「半信半疑で話を聞く」「半信半疑のまま試す」「半信半疑だった」のように使う。完全には信用できないが頭ごなしに否定もできない、中間的な心理状態を表し、日常会話・小説・報道のいずれでも用いる定着した表現。
N1 反芻 はんすう
牛などが、一度飲み込んだ食物を口に戻して噛み直すこと。比喩的に、考えや言葉を何度も繰り返し思い返すこと。「言葉を反芻する」「教訓を反芻する」「会話を反芻する」のように使う。動物学の用語から派生した比喩で、記憶・感情・知見などを心の中で何度も味わい直す行為を表す。読書感想・回想・思索の文脈で多用される。
N1 判然 はんぜん
物事がはっきりと分かる様子。「原因が判然としない」「判然たる証拠」のように使う硬い語。「判」は分ける・明らかにする、「然」は様子を表す接尾辞で、二字で「明らかに分けられた状態」を表す。多くは「判然としない」の否定形で用い、不明瞭・不確定な状況を述べる文脈で頻出する。報道・公文書・分析の文体に偏る。
N4 反対 はんたい
むきやばしょが、まったくぎゃくであること。「反対のほうこうへあるく」「道の反対がわ」。また、人の考えや意見をみとめず、ちがう考えを言うこと。「反対する」。「反対する」のぎゃくの意味のことばは「賛成(さんせい)」。
N1 反駁 はんばく
相手の意見や主張に対し、根拠を示して言い返し否定すること。「論文に反駁する」「反駁の余地がない」「鋭く反駁する」のように使う硬い語。「反」は逆らう、「駁」は論じて打ち消す意で、二字で「論じ返して打ち消す」ことを表す。単なる反対ではなく、論拠を伴って相手の主張を論破するニュアンスを持ち、議論・学術・法律の文脈で用いる。
N2, N5 半分 はんぶん
half。ぜんたいをおなじ大きさに二つにわけた、そのうちの一つ。「ケーキを半分に切る」「半分だけたべる」。「半」も half だが、「三時半」「一個半」のように数や時刻に付けて使い、それだけでは使わない。

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