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N1 拒否反応 きょひはんのう
もともとは医学用語で、移植された臓器を体が異物として受け入れず排除しようとする免疫反応のこと。そこから比喩的に、新しいものや異質なものを受け入れず無意識に強く拒む反応を指すようになった。「○○に拒否反応を示す」のように使う、心理・社会の文脈で頻出する硬めの語。
N2 許容 きょよう
受け入れて許すことができる範囲のこと。「許容範囲」「許容する」のように使う、ルール・基準・寛容さを語る場面で用いられる硬めの語。
N3 距離 きょり
二つの場所やものの間の長さ。「距離を置く」のように、人との関係が遠いことにも使う。
N2 切り替える きりかえる
それまでの状態や方法をやめて別のものに変えること。「気持ちを切り替える」「方針を切り替える」のように使う、状況転換を表す動詞。
N1 切り口 きりくち
もともとは物を切ったときに現れる断面のこと。そこから比喩的に、物事を取り上げるときの視点や角度を指すようになった。「新しい切り口」「斬新な切り口」のように、独自の視点で物事を捉えることを表す硬めの語。
N2 規律 きりつ
「規」はきまり、「律」はおきての意で、いずれも同義の漢字を重ねた語。組織や集団の秩序を保つために守るべき決まりのこと。「規律を守る」「規律正しい」のように使う。軍隊・学校・会社など、秩序を重んじる場面で頻出する硬い語。
N1 切り詰める きりつめる
無駄を省いて、費用や分量を必要最小限に減らすこと。「生活費を切り詰める」「支出を切り詰める」の形で使う語で、倹約・節約の文脈で用いる。
N2 切り抜ける きりぬける
刃物で切って通り抜ける動作が原義。そこから比喩的に、困難な状況をなんとか乗り越えて脱することを表すようになった。「危機を切り抜ける」「難局を切り抜ける」の形で使う語で、苦境を自らの工夫や努力で脱出する意味。
N1 切り盛り きりもり
料理を切って皿に盛り分ける動作が原義。そこから比喩的に、家計や店の運営を上手に取りしきることを表すようになった。「家計を切り盛りする」「店を切り盛りする」のように使う。家庭・小規模事業の運営を表す硬めの語。
N2 器量 きりょう
「器」はうつわ、「量」ははかり・容量の意で、うつわの大きさを表す。そこから比喩的に、物事をうまく成し遂げる能力や人物の大きさを表すようになった。「器量がある」「器量を試される」のように使う。リーダーや責任ある立場の人を評価するときに使う硬い語。
N2, N5 きれい きれい
beautiful; clean。うつくしいこと。「きれいな花」。よごれていないといういみでも使う(「きれいな手」)。漢字の「綺麗」は、日常ではひらがなで書くことが多い。
N2 疑惑 ぎわく
本当に正しいのか、悪いことをしたのではないかという疑い。
N1 極める きわめる
あることを最高の段階まで深く追求すること。「道を極める」「栄華を極める」のように、技芸や状態が最も高い段階に達する意味で使う。「究める」と意味が近いが、状態の頂点を表すことが多い。
N1 究める きわめる
物事の本質や真理を深く追求して明らかにすること。「学問を究める」「真理を究める」のように、知的探究の文脈で使う。「極める」と読みは同じだが、追求して理解する意味合いが強い。
N1 均衡 きんこう
二つ以上のものの力や量がつり合っていること。「均衡を保つ」「均衡を破る」のように使う。経済・政治・自然界の力関係を語る場面で頻出する硬い語。
N2 均質 きんしつ
全体にわたって性質や品質が同じであること。「均質な製品」「均質化」のように使う。工業・科学の文脈で頻出する硬い語で、品質管理の場面でよく使う。
N1 緊縮 きんしゅく
「緊」はしまる、「縮」はちぢむの意で、しめてちぢめることを表す。支出や規模を引き締めて切り詰めること。「緊縮財政」「緊縮政策」のように使う。経済・行政の文脈で頻出する硬い語で、「拡大」と対比される。
N2 均等 きんとう
どれも等しく差がないこと。「均等に配分する」「機会均等」のように使う。配分・機会・割合などが平等であることを表す硬めの語。
N1 緊迫 きんぱく
「緊」はしまる、「迫」はせまるの意で、ぴんと張りつめて差し迫ることを表す。事態が差し迫って張りつめた状態にあること。「緊迫した情勢」「現場が緊迫する」のように使う。報道で頻出する硬い語で、政治・外交・事故現場などで用いる。
N1 吟味 ぎんみ
内容や質を細かく調べて選ぶこと。「材料を吟味する」「言葉を吟味する」のように使う。良いものを選ぶために慎重に検討する意味で、料理・文章・商品選定など幅広く使う硬い語。
N2 区域 くいき
ある目的のために区切られた一定の範囲の土地・空間。「立入禁止区域」「居住区域」のように、地理的・空間的な領域を区分して指す硬い語。
N1 食い込む くいこむ
本来の範囲を越えて他の領域に入り込むこと。「予算に食い込む」「上位に食い込む」のように、時間・予算・順位など、本来は外にあるべきものが内側に入る場面で使う。物理的に深く刺さる意味もある。
N1 食い下がる くいさがる
諦めずに相手にしつこく迫り続けること。「記者が大臣に食い下がる」のように、相手が答えを渋っても引かずに追及する場面で使う。物理的にしがみつく原義から派生した。
N2 食い違う くいちがう
二つ以上のものが互いにずれて一致しないこと。「意見が食い違う」「証言が食い違う」のように、言い分や認識が合致しない場面で使う。物理的なかみ合わせのずれにも使える。
N2 食い止める くいとめる
悪い事態がそれ以上広がらないように防ぎ留めること。「被害を食い止める」「進行を食い止める」のように、進んでいる害や勢いを途中で止める場面で使う。
N2 区画 くかく
土地や空間を一定の境界線で区切って分けた範囲。「区画整理」「住宅区画」のように、地図上で線引きされた領域を指す。
N1 苦境 くきょう
非常に苦しい立場や状況。「苦境に立たされる」「苦境に陥る」のように、困難な状況に追い込まれる場面で使う硬い語。経済記事や政治記事で頻出する。
N2 区切り くぎり
物事の切れ目や、ひと続きの仕事が一段落するところ。「区切りをつける」「区切りがいい」のように、作業や人生の段階を区分する場面で使う抽象名詞。
N2 苦言 くげん
相手のためを思って言う、聞く側にとっては耳の痛い忠告。「苦言を呈する」「苦言を聞く」のように、目上の立場や経験者から発せられる厳しい助言を指す硬い語。
N1 具現化 ぐげんか
「具」は具体的、「現」はあらわす、「化」は〜にするの意で、具体的な形にあらわすことを表す。抽象的な考えや理想を、目に見える具体的な形にして実現すること。「理想を具現化する」「夢を具現化する」のように、構想を現実の形に落とし込む場面で使う硬い語。
N3 くさり
chain。金属の輪をつないで、ひものようにしたもの。「犬を鎖でつなぐ」。
N3 腐る くさる
rot。食べ物などが古くなって、だめになること。「魚が腐る」。「気持ちが腐る」のように、やる気をなくす意味でも使う。
N1 駆使 くし
持っている知識・技術・言語などを思いのままに使いこなすこと。「最新技術を駆使する」「三カ国語を駆使する」のように、高度な能力を自在に活用する場面で使う。
N1 くしくも くしくも
不思議な巡り合わせで。「くしくも同じ日に」のように、偶然の一致が運命的に感じられる場面で使う書き言葉的な副詞。「奇しくも」と漢字でも書く。
N2 苦し紛れ くしまぎれ
苦しさのあまり、後先を考えずに咄嗟にとる行動や発言。「苦し紛れの言い訳」のように、追い詰められて出した苦肉の応答を指す。
N2 苦渋 くじゅう
「苦」はにがい、「渋」はしぶいの意で、味覚の苦さ・渋さから転じて、精神的な苦しみを表す語。苦しみ悩むこと。「苦渋の決断」「苦渋に満ちた表情」のように、簡単に答えが出ない問題に直面したときの内面的な苦しみを表す硬い語。
N2 駆除 くじょ
「駆」は追いはらう、「除」はのぞくの意で、追い払って取り除くことを表す。害を及ぼす生き物を取り除くこと。「害虫駆除」「ネズミの駆除」のように、害虫・害獣・雑草など人間にとって害となるものを排除する場面で使う。
N2 苦笑 くしょう
おかしさよりも困惑や呆れの気持ちが勝った、苦々しい笑い。「苦笑を浮かべる」のように、笑うしかない状況で見せる弱い笑いを指す。
N2 苦情 くじょう
受けた迷惑や不満について、相手に訴える言い分。
N2 苦心 くしん
物事をなしとげようと、あれこれ心をくだき苦労すること。
N3 くせ
habit。無意識にしてしまう、その人特有の行動。悪い意味で使うことが多い。「爪をかむ癖」「口癖」。「習慣」が団体にも使えるのに対し、「癖」は個人や動物に使う。「癖のある字」のように、ふつうと違う特徴の意味でも使う。
N2 苦戦 くせん
試合や競争、仕事などで、相手や状況が手強くて思うように進まないこと。「苦戦を強いられる」「販売が苦戦する」のように、スポーツ・ビジネスの場面でよく使われる。
N3 くだ
tube。水や空気などを通す、細長い筒。「ゴムの管」。「血管」「水道管」では「かん」と読む。
N3 砕く くだく
to crush。かたい物を、こまかくこわすこと。「氷を砕く」。「心を砕く」(あれこれ気を配る)のような言い方もある。人が力を加えてこわすのが「砕く」、ひとりでにこわれるのが「砕ける」で、「氷を砕く」に対して「氷が砕ける」のように使い分ける。
N3 下り くだり
高い所から低い所へ向かうこと。「下り坂」「下りの電車」(都心から離れる方向)。対義語は「上り」。
N2 愚痴 ぐち
言っても仕方のないことをくどくどと不満げに言うこと。「愚痴をこぼす」「愚痴を言う」のように、解決にならない不平を漏らす場面で使う。
N1 口裏 くちうら
「口裏」は口から出る言葉の裏側、つまり表に出した言葉の内容を指す語。複数の人が話の内容を一致させることを表し、「口裏を合わせる」の形でほぼ固定して使われる慣用名詞で、不正な口調整を示唆する文脈が多い。
N2 口数 くちかず
人がしゃべる言葉の量。「口数が少ない」「口数が多い」のように、その人の話す量から性格や気分を表す場面で使う日常的な語。
N1 駆逐 くちく
好ましくないものを追い払うこと。「悪貨は良貨を駆逐する」「敵を駆逐する」のように、ある領域からあるものを完全に取り除く意味で使う硬い語。
N1 口車 くちぐるま
「口車」はうまい言葉で相手を動かす車輪のような働きをするものを指す比喩的な語。巧みな話術で相手をだまそうとする話し方のこと。「口車に乗る」「口車に乗せる」の形で慣用的に使い、巧みな話術にだまされる場面で使う。

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