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N2, N3 幼い おさない
年が小さいこと。「幼い子ども」。「考えが幼い」のように、年のわりに子どもっぽい意味でも使う。
N2 おざなり おざなり
その場しのぎでいい加減に済ませること。「おざなりな対応」「おざなりに済ませる」のように使う。「なおざり」と混同されやすいが、おざなりは「一応やるがいい加減」、なおざりは「ほったらかし」の違いがある。
N2 治まる おさまる
(1)国や社会が安定し、秩序が保たれること。「世が治まる」。(2)乱れや高ぶりがしずまること。「怒りが治まる」。人が働きかけてしずめる側が「治める」、ひとりでにしずまる側が「治まる」で、「争いを治める」に対して「争いが治まる」のように使い分ける。痛みがしずまる意味では、ひらがなで「おさまる」と書くことが多い。
N2 治める おさめる
(1)国や社会をうまく管理し、秩序を保つこと。「国を治める」。(2)乱れや争いをしずめること。「争いを治める」。人が働きかけてしずめる側が「治める」、ひとりでにしずまる側が「治まる」で、「争いを治める」に対して「争いが治まる」のように使い分ける。
N2 収める おさめる
物をあるべき場所にきちんと入れること(「棚に収める」)。そこから「成功を収める」「利益を収める」のように良い結果を手に入れる意味でも使う。同じ読みの「納める」(お金や品物を渡す)、「治める」(国や争いを落ち着かせる)、「修める」(学問や技を身につける)と意味で書き分ける。人がきちんと入れるのが「収める」、ひとりでにきちんと入るのが「収まる」で、「棚に収める」に対して「棚に収まる」のように使い分ける。
N2 惜しむ おしむ
失うこと・手放すことを残念に思い、大切にすること。「別れを惜しむ」のように使う。「骨身を惜しまず」のように、出すのをいやがる意味でも使う。
N1 汚辱 おじょく
名誉をきずつけられ、はじを受けること。「汚辱にまみれる」「汚辱を受ける」のように使う。強いはじを表す硬い文章語で、日常会話にはほとんど出ない。
N1 汚職 おしょく
公務員や役職者が、職務上の立場を悪用して不正な利益を得ること。「汚職事件」「汚職に手を染める」のように使う。報道・政治の文脈で頻出する硬い語。
N1 お墨付き おすみつき
権威ある人や機関による正式な保証や承認のこと。「お墨付きを得る」「専門家のお墨付き」の形で使う慣用表現。もとは将軍・大名が発行した文書に墨で署名したことに由来し、信頼できる保証を意味する。
N1 お節介 おせっかい
頼まれてもいないのに他人のことに口出しをし、世話をやこうとすること。「お節介を焼く」「お節介な人」のように使う。好意から出ていても、迷惑に感じられる場合に使うことが多い。
N2 汚染 おせん
空気・水・土などに有害な物質が混じって、きれいでなくなること。「大気汚染」「放射能汚染」のように、主に環境問題を扱う硬めの語。人の心や社会にも比喩的に使える。
N1 お膳立て おぜんだて
物事がうまく進むように、あらかじめ準備を整えておくこと。「お膳立てをする」「お膳立てが整う」のように使う。もとは食事の準備を指したが、転じて段取りや下準備全般に使う。
N1 襲いかかる おそいかかる
相手に向かって激しく攻撃しようと迫ること。「猛獣が襲いかかる」「不幸が襲いかかる」のように使う。人・動物による直接的な襲撃のほか、災難や不安などが急に降りかかる比喩でも使う。
N2 襲う おそう
(1)不意に攻撃する。「敵が襲う」。(2)災害や感情が急に及ぶ。「台風が町を襲う」「不安が襲う」。
N2 お粗末 おそまつ
出来栄えや内容が貧弱で恥ずかしい様子。「お粗末な結果」「お粗末な計画」のように使う。また食事を出した側が「お粗末さまでした」と謙遜の挨拶として用いることもある。
N3 恐れる おそれる
fear。こわいと思うこと。危険や失敗を心配すること。「失敗を恐れるな」「死を恐れる」。名詞は「恐れ」で、「雨の恐れがある」のように「心配・可能性」の意味になる。
N3 恐ろしい おそろしい
frightening。こわい。「恐ろしい事件」。「恐ろしく速い」のように、程度がはなはだしい意味でも使う。
N3 教わる おそわる
人から教えてもらうこと。「先生に数学を教わる」。「教える」の反対側の動作。
N3 お互い おたがい
each other。関係する二人(二つ)のそれぞれ。「お互いに助け合う」「お互いさま」(どちらも同じ立場だから気にしなくてよい、という言い方)。
N1 汚濁 おだく
水や空気などがよごれて濁ること。「水質の汚濁が進む」「大気汚濁」のように、環境の悪化を表す硬い語。
N1 おだてる おだてる
相手を実際以上にほめて、いい気持ちにさせ、こちらの思いどおりに動かそうとすること。漢字では「煽てる」と書くが、ふつうはひらがなで書く。
N2 穏やか おだやか
静かでおちついていて、乱れがない様子。「穏やかな天気」「穏やかな人柄」のように、天候・海・人の性格など広く使える。感情・態度・場の雰囲気にも使う。
N2 陥る おちいる
よくない状態に入り込んでしまうことを表す動詞。「窮地に陥る」「混乱に陥る」のように、危険や困難な状況になる場面で使う。
N3 落ち込む おちこむ
気持ちが沈んで、元気がなくなること。「成績が落ち込む」のように、数字や調子が下がることにも使う。
N1 億劫 おっくう
何かをするのが面倒で気が進まない様子を表す語。「外出が億劫だ」「返事を書くのが億劫になる」のように、ささいな行動でさえ面倒に感じる場面で使う。
N1 おっとり おっとり
性格や物腰が穏やかで、落ち着いていて、せかせかしない様子。「おっとりした人」「おっとりと構える」のように使う副詞・ナ形容詞で、人の性格を肯定的に表す。
N1 お手上げ おてあげ
どうしてよいか全くわからず、解決する手段がない状態のこと。「お手上げの状態」「もうお手上げだ」のように使う。降参・諦めの気持ちを含んだ口語的な表現。
N1 汚点 おてん
人生や経歴などに残る、名誉を損なう不名誉な出来事のこと。「人生の汚点」「経歴に汚点を残す」のように使う。もとは「しみ・よごれ」だが、比喩的に不名誉の意で用いられることが多い。
N1 おどおど おどおど
不安や恐れで落ち着かず、態度や目つきが定まらない様子。「おどおどした態度」「おどおどと答える」のように副詞で使う。自信のなさや動揺を表す否定的な語。
N1 お伽話 おとぎばなし
子どもに語り聞かせる昔話や空想的な物語のこと。「桃太郎のようなお伽話」「お伽話の世界」のように使う。現実離れした話を指してたとえに使うこともある。
N2 おどける おどける
わざとふざけたり滑稽なしぐさをしたりして人を笑わせること。「おどけた表情」「おどけて見せる」のように使う。
N3 訪れる おとずれる
ある場所へ行って、人や場所をたずねること。「春が訪れる」のように、季節や時がやって来ることにも使う。
N3, N5 大人 おとな
adult。子どもではない、大きくなった人。よみは「おとな」。
N2 劣る おとる
他と比べて、質や能力が下であること。「性能が劣る」「人後に劣らない」のように使う。優劣の比較を表す基本的な語だが、硬めの文脈で使われることが多い。
N2 衰える おとろえる
勢いや力が次第に弱くなっていくこと。「体力が衰える」「国力が衰える」のように、人の身体・組織・国などの活力が時間とともに低下する場面で使う。
N1 オノマトペ おのまとぺ
物音や様子を音で表した言葉のこと。「どきどき」「さらさら」のような擬音語・擬態語を指す。フランス語由来の学術的な語で、言語学や文章論で使われる。
N3 帯 おび
着物の上から腰に巻く、長い布。「帯を締める」。本の表紙に巻く紙も「帯」と呼ぶ。
N1 怯える おびえる
こわいものや起こりそうな悪いことを思って、びくびくすること。実際に何かが起きていなくても、不安から心が落ち着かない状態を指す。
N1 おびただしい おびただしい
数量が非常に多く、圧倒されるほどである様子。「おびただしい数の人々」「おびただしい血が流れる」のように使う。単に「多い」ではなく、その多さに驚きや不快感を感じるニュアンスを伴うことが多い。
N1, N3 脅かす おびやかす
相手の立場や安全を危うくして、不安を与えること。「地位を脅かす」「平和を脅かす」のように使う。同じ漢字を「おどかす」と読むと「驚かせる」の意味になる別語で、「おびやかす」は地位や安全など継続的な状態を危うくする意味で使う。
N1 帯びる おびる
ある性質や要素を含み持つこと。「緊張を帯びる」「赤みを帯びる」のように、ある傾向・色合い・雰囲気がその物事に加わっている状態を表す。「持つ」より間接的で、ほのかに含んでいる様子を示す硬めの表現。
N1 オブザーバー おぶざーばー
会議などに出席するが、正式な発言権や決定権を持たない人のこと。「オブザーバーとして参加する」のように使う。英語 observer に由来し、ビジネス・国際会議で使う。
N2, N5 覚える おぼえる
memorize; remember。頭に入れて、わすれないようにすること。「ことばを覚える」。はんたいは「わすれる」。
N1 おぼつかない おぼつかない
しっかりしていなくて、うまくいくかどうか頼りない様子。「足取りがおぼつかない」「合格はおぼつかない」のように使う。動作・状態・見通しなど幅広く用い、不安定さを表す硬めの形容詞。
N3 溺れる おぼれる
to drown。泳げなくて、水の中で死にそうになること。「川で溺れる」。「酒に溺れる」のように、悪い楽しみに夢中になる意味でも使う。
N1 汚名 おめい
悪い評判、恥ずかしい名誉のこと。「汚名を着せる」「汚名をそそぐ」のように使い、不当に付けられた悪評や、恥となる評価を指す。硬い文章語で、報道や文学で出会う。
N3 お目に掛かる おめにかかる
「会う」のへりくだった言い方。「一度お目に掛かりたいのですが」。目上の人に会うときに使う。
N3, N5 重い おもい
heavy。もつのに力がいること。「重いかばん」。はんたいは「軽い」。
N1 思い上がる おもいあがる
自分を実際以上にすぐれていると思って、得意になること。「思い上がった態度」「思い上がるな」のように、他人を見下すほど自信過剰になる様子を表す。強い非難のニュアンスを持つ。
N2 思い当たる おもいあたる
何かをきっかけに、それまでぼんやりしていた記憶や原因に気づくこと。「思い当たる節がある」「そういえば思い当たる」のように使う。後から気づくニュアンスを持つ。

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