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N1, N2 老いる おいる
年をとって、心身がおとろえること。「老いた親」のように使う。「老い」の形で名詞としても使う。
N1 奥義 おうぎ
武術や芸事などで、最も重要で深い技や教えのこと。「奥義を極める」「奥義を伝授する」のように、長年の修行を経てようやく到達する核心的な技能を指す場面で使う。
N1 横行 おうこう
悪い行為が世間で目立って多くなり、勢いを増すこと。「犯罪が横行する」「悪徳商法が横行する」のように、好ましくない事柄が広がっている様子を表す。主語は詐欺・不正・違法行為など否定的な事柄に限られる。
N1 王座 おうざ
ある分野での最高の地位のこと。「王座に就く」「王座を奪う」のように、スポーツ・競技・業界などで頂点を表すときに使う。もとは「王の座る席」だが、比喩的に用いるのが一般的。
N1 殴殺 おうさつ
人をなぐって死なせること。「殴殺される」「殴殺事件」のように、事件・報道の文脈で使う硬い語。
N1 応酬 おうしゅう
互いに言葉や攻撃などをやりとりすること。「激しい応酬」「質問と答弁の応酬」のように、双方向のぶつかり合いを表す。議論・非難・砲撃など、一方向の「返答」ではなく双方の応答が続く場面で使う。
N1 押収 おうしゅう
警察などが、証拠になる物や不正に得た物を強制的に取り上げて保管すること。「証拠品を押収する」「資料を押収される」のように使う。法律・捜査の文脈で使う専門的な語。
N1 往生 おうじょう
ひどく困ってどうにもならない状態になること。「往生する」「立ち往生」のように使う。もとは仏教語で「死ぬこと」を指したが、今は困り果てる意味で用いるのが一般的。
N1 往診 おうしん
医師が患者の家に出向いて診察することを表す語。「往診を頼む」「往診に来る」のように、患者側から医師に来てもらう場面で使う硬めの医療用語。
N1 殴打 おうだ
強くなぐること。「頭部を殴打される」「殴打による外傷」のように、事件報道や医療の文脈で出る硬い語。単なる「なぐる」より客観的・記録的な響きを持つ。
N1 横着 おうちゃく
すべきことを故意に怠け、楽に済ませようとすることを表す語。実例としては「横着して傘を拭かずに置く」「横着なやり方」のように、行為自体は行うが本来踏むべき手順や手間を省いて手抜きで済ませる場面で使うことが多い。仕事や役割そのものを放棄する「怠ける」「サボる」とは区別される。
N1 王朝 おうちょう
同じ一族から代々王が出て支配した時代や、その一族のこと。「平安王朝」「王朝時代」のように使う。歴史・文学の文脈で頻出する硬い語で、日常会話にはあまり出ない。
N1 横転 おうてん
車両などが横向きに倒れること。「トラックが横転する」「車が横転事故を起こす」のように使う。事故・報道の文脈で頻出する硬い語。
N2 往年 おうねん
過ぎ去った昔、特にその人物や物事が盛んだった時代のこと。「往年の名選手」「往年の面影」のように、過去の栄光や全盛期を振り返る文脈で使う。単なる「昔」ではなく、かつての輝かしい時期を指す点に特徴がある。
N1 横柄 おうへい
人を見下した、偉そうな態度をとる様子を表す語。「横柄な態度」「横柄に振る舞う」のように、相手に不快感を与える尊大な態度を表す場面で使う。
N2 応募 おうぼ
募集に応じて、申し込むこと。
N2 往来 おうらい
人や車が行き来すること、またその通り道のこと。「人の往来が激しい」「往来で遊ぶな」のように使う。硬めの語で、交通・場所を表す文脈で用いる。
N1 横領 おうりょう
他人や組織のお金・物をこっそり自分のものにしてしまうこと。「公金を横領する」「横領罪」のように使う。法律用語でもあり、ニュースで頻繁に出会う語。
N3 終える おえる
finish。していたことを終わりにすること。「仕事を終える」「一日を終える」。人が区切りをつけるのが「終える」、ひとりでに終わりになるのが「終わる」で、「仕事を終える」に対して「仕事が終わる」のように使い分ける。少しかたい語。
N3 大いに おおいに
greatly。程度が大きいようす。「大いに楽しむ」「大いに期待する」。書き言葉やあらたまった話し言葉で使う。
N2 覆う おおう
上からかぶせて隠す、全体を包むこと。布や雪のように、面で広く包みこむ場面で使う。
N2 大柄 おおがら
体格が普通より大きい様子。「大柄な男性」「大柄な体格」のように、人の体が大きいことを表す。また、布地・模様の柄が大きい意味でも使う。
N1 大仰 おおぎょう
物事を実際以上に大げさに表現したり振る舞ったりする様子を表すやや硬い語。「大仰な身振り」「大仰に驚いてみせる」のように使う。
N2 大げさ おおげさ
物事を実際以上に大きく見せかけたり、表現したりする様子。「大げさに騒ぐ」「大げさな身振り」のように使う。話し手がそれを過剰と感じているニュアンスを伴う。
N1 大筋 おおすじ
物事の主要な流れや要点のこと。「話の大筋」「大筋で合意する」のように使う。細かい部分ではなく、全体の骨組みや方向性を指す。副詞的に「大筋で」の形もよく使われる。
N1 大見得 おおみえ
自信たっぷりに大げさな態度をとること。「大見得を切る」の形で、周囲に向かって堂々と宣言する意味で使う慣用表現。もとは歌舞伎で役者が見せ場でとる大きな決めのポーズを指す。
N1 大目 おおめ
小さな過ちや欠点を、あまり厳しくとがめないで許すこと。「大目に見る」の形でほぼ固定的に使う慣用表現。寛大に扱う姿勢を表す。
N3 大家 おおや
landlord。貸家やアパートの持ち主。「大家さんに家賃を払う」。家を貸す側が「大家」、借りて住む側が「店子」「借り主」である。同じ「大家」を「たいか」と読むと、その分野で特にすぐれた人を指す別の語になる。
N1 大らか おおらか
細かいことを気にせず、ゆったりとおおきな心を持っている様子。「大らかな人柄」「大らかな雰囲気」のように、人の性格や場の空気を肯定的に表す。
N3, N4 おかげ おかげ
だれかのたすけや、よいはたらきが、よいけっかのもとになること。ほとんど「〜のおかげで」の形で使い、「おかげ」だけではあまり使わない。「先生のおかげで、ごうかくしました」。あいさつでは「おかげさまで」の形で、心配してくれた人にお礼を言う。わるいけっかのときは「せい」を使うが、わざと「おかげ」を使って、あいてをせめる言い方もある。漢字では「お陰」と書くが、ふつうはひらがなで書く。
N2 侵す おかす
他人の領域や権利に不当に入りこんで害すること。同じ「おかす」でも、危険に立ち向かうのは「冒す」、罪をするのは「犯す」と書き分ける。意味ごとに漢字が変わるので注意。
N1 お構いなし おかまいなし
周囲のことや相手の気持ちを気にせず、自分の思うままに行動する様子。「人の迷惑もお構いなし」のように使う。多くの場合、否定的な評価を伴う。
N1 悪寒 おかん
熱が出るときなどに感じる、ぞくぞくする寒気のこと。「悪寒がする」「悪寒を覚える」のように、発熱に伴う体の震えを表す医療寄りの場面で使う。
N3 おき
海や湖で、岸から遠くはなれた所。「沖に船が見える」「沖に出て魚をとる」。
N2 置き去り おきざり
人や物をその場に残したまま去ること。「置き去りにされる」「問題を置き去りにする」のように使う。
N3 おく
入り口から遠い、深い所。「部屋の奥」「山の奥」。「奥が深い」(簡単には極められない)のような言い方もある。
N1 臆測 おくそく
確かな根拠もなく、自分で勝手に想像して考えること。「臆測で物を言う」「臆測が飛び交う」のように使う。「推測」と似るが、臆測は根拠が薄いという否定的な含みを持つ。
N2 臆病 おくびょう
ちょっとしたことにもすぐこわがる性質や様子。「臆病な性格」「臆病風に吹かれる」のように使う。形容動詞で「臆病だ」「臆病な」の形をとる。「大胆」の反対語。
N1 奥深い おくふかい
内容が豊かで、簡単には理解し尽くせない様子。「奥深い味わい」「奥深い教え」のように使い、表面的でなく、中にさらに深いものがあることを表す。物理的な「奥が深い」の意味でも使う。
N2 お蔵入り おくらいり
計画や作品が実現・公開されずに保留されること。「企画がお蔵入りになる」のように使う。
N3 贈る おくる
present。感謝や祝いの気持ちをこめて、人に物をあげること。「花束を贈る」「記念品を贈る」。同じ読みの「送る」は物や人を移動させること(「荷物を送る」)で、書き分ける。
N2 怠る おこたる
しなければならないことをなまけてやらないことを表す動詞。「注意を怠る」「義務を怠る」のように、本来果たすべき責務を果たさない場面で使う。同じ字を使う「怠ける」が「働かずに楽をする」一般的な意で使われるのに対し、「怠る」は責務に対する不履行のニュアンスで用いる。
N3 幼い おさない
年が小さいこと。「幼い子ども」。「考えが幼い」のように、年のわりに子どもっぽい意味でも使う。
N2 おざなり おざなり
その場しのぎでいい加減に済ませること。「おざなりな対応」「おざなりに済ませる」のように使う。「なおざり」と混同されやすいが、おざなりは「一応やるがいい加減」、なおざりは「ほったらかし」の違いがある。
N2 治まる おさまる
(1)国や社会が安定し、秩序が保たれること。「世が治まる」。(2)乱れや高ぶりがしずまること。「怒りが治まる」。人が働きかけてしずめる側が「治める」、ひとりでにしずまる側が「治まる」で、「争いを治める」に対して「争いが治まる」のように使い分ける。痛みがしずまる意味では、ひらがなで「おさまる」と書くことが多い。
N2 治める おさめる
(1)国や社会をうまく管理し、秩序を保つこと。「国を治める」。(2)乱れや争いをしずめること。「争いを治める」。人が働きかけてしずめる側が「治める」、ひとりでにしずまる側が「治まる」で、「争いを治める」に対して「争いが治まる」のように使い分ける。
N2 収める おさめる
物をあるべき場所にきちんと入れること(「棚に収める」)。そこから「成功を収める」「利益を収める」のように良い結果を手に入れる意味でも使う。同じ読みの「納める」(お金や品物を渡す)、「治める」(国や争いを落ち着かせる)、「修める」(学問や技を身につける)と意味で書き分ける。人がきちんと入れるのが「収める」、ひとりでにきちんと入るのが「収まる」で、「棚に収める」に対して「棚に収まる」のように使い分ける。
N2 惜しむ おしむ
失うこと・手放すことを残念に思い、大切にすること。「別れを惜しむ」のように使う。「骨身を惜しまず」のように、出すのをいやがる意味でも使う。
N1 汚辱 おじょく
名誉をきずつけられ、はじを受けること。「汚辱にまみれる」「汚辱を受ける」のように使う。強いはじを表す硬い文章語で、日常会話にはほとんど出ない。
N1 汚職 おしょく
公務員や役職者が、職務上の立場を悪用して不正な利益を得ること。「汚職事件」「汚職に手を染める」のように使う。報道・政治の文脈で頻出する硬い語。

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